ジュピター 8
2010年 03月 28日
3月26日の金曜日は 定期検診で病院へ行きました。
このまえ行ったと思っていたのに もう2ヶ月経ったのかぁ~。
今回から予約制になったので、朝早くから出かける必要はなくなったのですが
ちょっと撮ってみたいレンズがあったので、やはり朝早くから出かけました。
ロシア製のジュピター8です。
むかし Canon-Pや ライカM3に付けて使いましたが どうもカラー写真ではスッキリしない渋い写りでした。
G1では どんなんかなぁ~
1
ジュピター 8
外観は こんなレンズです。
ロシア製ですけれど、もとの設計はツアイスのゾナー50mmf2でした。
いやっ、もとの設計は と言うよりも ゾナーそのものと言うほうが良いかもしれませんね。
第2次世界大戦でドイツに勝ったロシアは、ツアイスの図面・製作機械・技術者をひっくるめて自国へ持ち帰り
コンタックスとゾナーなどをそのまま製造したのです。
ロシア語では ジュピター(ギリシャ神話の神・木星の語源)をユピテールと発音します。
ユピテール 8は、モノクロ・フィルムで撮ると結構シャープでしたが
ネガカラーでは どんよりした色相だった記憶があります。
■ 2010年3月28日(日) ■ D700 + Micro 60mmF2.8D ■ 絞り優先オート F8
2
キングスランド & アムール
絞り優先でF2.8です。
どうでしょうか
う~む、手前の旧家が、いえっ画像全体がフレアーでおおわれているようです。
わたしのジュピター 8は、Zorki-4というライカ型カメラに付いていたもので 製造No.5751515 です。
ソビエト時代の1957年製ですね、この時代のラシアンレンズは製造番号の前2桁が製造年をあらわします。
フードは付いておりませんでした。
■ 2010年3月26日(金) ■ G1 + Jupiter-8 50mmF2 ■ 絞り優先オート F2.8 ■ 露出補正: -1.3EV
3
原田神社
光線の具合でフレアーは減りました。
色合いは渋いですね、でもなんで露出補正を マイナス1.3EVもかけているんでしょう (涙)
■ 2010年3月26日(金) ■ G1 + Jupiter-8 50mmF2 ■ 絞り優先オート F2.8 ■ 露出補正: -1.3EV
4
散髪屋さん?
露出を変えずに撮った 桜塚商店街の散髪屋さん?です。
ピントは いちばん手前の椅子の頭部です。
■ 2010年3月26日(金) ■ G1 + Jupiter-8 50mmF2 ■ 絞り優先オート F2.8 ■ 露出補正: -1.3EV
5
岡町駅
えへへ、ピンボケで~す
これは 背面モニターで撮った画像です
ちゃんとローガン眼鏡をかけてたんですが
■ 2010年3月26日(金) ■ G1 + Jupiter-8 50mmF2 ■ 絞り優先オート F2.8 ■ 露出補正: -1.3EV
6
あんたっ おまえっ
露出補正を マイナス1.3EVもかけたら 本当の描写が判らんと言われそうですので
マイナス 1/3EVにして撮った画像がこれです。
あんたっ おまえっ と抱き合うやつにピントですが ピントはバッチリですね。
色合いはやはりスッキリしませ~ん
■ 2010年3月28日(日) ■ G1 + Jupiter-8 50mmF2 ■ 絞り優先オート F2.8 ■ 露出補正: -1/3EV
おまけ-1
桜塚商店街
急に ジュピター50mmがシャープになりました
いひひ、うそです
小さく軽いので持って行った キットレンズでした~
G1に付いてきたのに、ぜんぜん使ってやっておりません 可哀想です
このズームレンズ、ライカ風に バリオ・エルマリートとかネーミングされているかと思いましたが
単に G VARIO ちゅう名前なんですねぇ
■ 2010年3月26日(金) ■ G1 + Lumix G Vario 14-45mm ■ 絞り優先オート 絞り開放 ■ 露出補正: -2/3EV
おまけ-2
なにやってるん?
バリ・アングルの背面モニターは便利です
と言いながら、今日まで1回も使っておりませんでしたぁ~
■ 2010年3月28日(日) ■ G1 + Lumix G Vario 14-45mm ■ プログラムオート ■ 露出補正: -1/3EV
ジュピター 8 50mmF2の描写、だいたいフィルムのときと同じ印象でした。
フレアーが多いのは、むかしは太陽を背に撮っていたので少なかったのでしょうか。
そう言えば、銀塩の時代は 1枚ごとに気を使って撮っていたなぁ~ と思い起こされたのでした。
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ご近所のHimaと申します。
暖かくなってきましたので、カメラを提げて私も街を徘徊しております。
どうも「テリトリー」がかなり重複しているようです。
どこかで鉢合わせしたらば声をかけさせていただきますね。
私のJupiter8はここまでフレアは出ませんです。
蛍光灯にかざせば中玉に曇りがでてませんか?
古いレンズでも綺麗にG1のマウントにはまってますねえ。純正キットレンズも肩身が狭いですねえこれは。
お写真は2ばん4ばんが好きです。
2ばんめはやわらかいフレアーで
時間が逆戻りしたような錯覚になりますね。
4ばんめ。狭そうに見えたのですが、
しっかり4脚もある。さすが大阪はGAMBAですね。おくのTVも存在感ありますね。
nakajimaさんのファインダーは、
いつも世間を鋭く柔らかく見つめていらっしゃいますね。
そうですか、Himaさんも豊中にお住まいですか。
3月26日は 定期検診で庄内にある病院へ行きましたので
桜塚商店街を歩いて 阪急岡町駅へ行きました。
普段はバスで桃山台に出て、地下鉄で通勤しております。
Jupiter8は、製造されてから長い間経っているのと、ロシア製特有の当り外れもあるかも知れませんね (^^:
中玉の曇りは認められませんし、妖しい赤紫のコーティングも健在なんですが。
いつも小さいワンコを袋に入れて、首からカメラを下げて散歩をしています。
見かけたら声をかけてやってくださいね (^^)
えへへ、G1が届いてすぐにアダプターを取り付け 古レンズ遊びをしていましたので
200枚目ぐらいでキットレンズを使いました。
キットレンズは、カメラ本体でいろいろ収差補正をされているらしく、
とくに 歪曲収差は殆ど判らないほどの画像を吐き出しますね。
2枚目の写真は、おっしゃるとおりフレアーのため 柔らかい描写で 昔の写真の印象ですね。
4枚目、写真を良く見たら 「受付」なんかがあり 散髪屋さんではなさそうで、なに屋さんでしょう。
ファインダーは5倍に拡大しており、ガンバのポスターも奥のテレビも どの程度のボケ加減になるかは判らず
シャッターを押しております。
ピントを合わせてからシャッターを半押しすると 5倍(10倍も)の画面から元画面に戻りますので
ここでもう一度構図とボケを確認する必要がありますねぇ~。
G1のファインダーを見つめる眼、まだまだ おろおろしておりま~す (^^:
わたしは、銀塩のときは逆光では 殆どシャッターを切りませんでした。
逆光で撮るときは、日中シンクロで発光量を弱めて おねぃさんの髪のフチを綺麗に撮るときだけでした。
何十年と写真を撮っていて、そんなチャンスは2~3回だけでした。
それが今では、逆光でもパチリ・パチリ (涙)
出来た写真も ・・・ (涙)
私のジュピター9は比較的あたらしい製品なのか、
ここまでのフレアーは出ませんが逆光には弱いです。
一応MCと書いてありますがマルチコートされているのかな~?
意外とモノコートの略だったりして・・・
フードはついていませんでしたがフィルター径が49mmなので、
琢磨135mmのねじ込みフードをつけて撮影しています。
5、のぼんやりした岡町駅(とおねいさん)がけだるい感じですね。
で、最終的にはキットレンズをバカにしてはイカンということですね。
古レンズ遊びが楽しいのは、レンズ達に デジタルで21世紀を見せてあげられるのと
昔はフィルム数本しか撮っていなかったので その罪ほろぼしで~す。
ちくりんさんの ジュピター9 85mmF2は、MCと書いてあるんですかぁ~
わたしのは、赤系と白系の単層コーティングが 各エレメントに施されていると思います。
逆光に弱いのは むかしのレンズの特徴ですね。
APS-Cで85mmですから、琢磨の135mmフードはピッタリですね (^^)
> キットレンズをバカにしてはイカンということですね
わたしは、カメラ本体のソフトでレンズの収差を補正するなんて
ずるいと言うよりも レンズ設計の進歩が止まってしまうと思います。
マイクロ・フォーサーズ専用の レンズは皆そうなったんでしょうか?
Photozoneの採点者も レンズの評価を拒否しているようですよ。
http://www.photozone.de/
えへへ、古いレンズを使っておりますと そんなことが良く起こるようですね。
沈胴ズミクロンをお使いですか。
わたしは、沈胴が好きで ズミタールを買ったのがライツ製レンズの最初だったんですが
絞りが固まってしまって 無い知識で「やはり沈胴は壊れやすい」と考えて、
標準は 目がねが付いていない(安かった)DRズミクロンを買ったのです。
DRズミクロンも フレアーが出ますが、朝のフレアーは 「空気まで写し出している」と
納得するようにしています (^^:
ぱっと見ライツ社のレンズといっても通りそうです。
シリアルからすると57年製ですか?
ソビエトも一番威勢がよかった頃の雰囲気を反映しているかしら。
2、3,4の雰囲気は古レンズならではですかね。
私は2枚目の写りが大好きになりました。
家で撫でているときは、ライツの砲金製のほうがズッシリして良い感じですが
街に持ち出すときは アルミ製で軽量なジュピターが重宝します (^^)
そうですか、シリアル番号から57年製になるんですか、もう52歳になるのですねぇ~
ありがとうございます。
わたしも フレアーは多いですけど 2枚目が一番気に入っております。
いひひひひ、なかなかカッコええでしょ~ ♪
K20Dに 77mm Limitedのシルヴァーを付けたときは もっとカッコええでしょうが (涙) ← ヒガミの涙です
はいっ、楽しくて今は 15mmF4.5ちゅうのを付けてカバンの中で~す。
G1は、ライカ型レンズ用の専用カメラになりそうです。
うんにゃ、G7はいつまで経っても 「コンデジの雄」として使いまくってます。
>納得するようにしています (^^:
わかります。
この季節、黄砂でかすんだ風景の描写なら私の沈ズミに勝るレンズはないでしょうね。
でもnakajimaさんのジュピター8には負けるかも・・・です。
わたしのContarexの Planar50mmF2ちゅうレンズも
斜め逆光でフレアーを出します。
ハレ切りなどせずに 「朝の光や~」とか 「空気まで写っている~」と 喜んでいます。
この Jupiter-8は 「黄砂まで撮れる~」ですね (^^)
きました
ゆるい絵が、雨の日の憂鬱を一層引き出しているのかもしれませんね。
5枚目だけ背面モニターで、234はファインダーでしっかり
構えてとられたのでしょうか。
焦点距離が伸びるので一度はスルーしたG1のライカレンズあそび、また
興味がぶり返してきました。
えへへ、フレアーいっぱいの旧家 良い感じですかぁ~
レタッチでコントラストを上げたら 今風の写りになるのかも知れませんが
古レンズの描写を そのままにしてみました。
「散髪屋さんにはご縁がない」と言われるのは、散髪は自分でされるんですか?
美容院とかパーマ屋さんで切ってもらわれるんですか?
4枚目、写真を良く見ると 「受付」なんかがあって どうもここは散髪屋さんではないみたいですね。
とにかく ぼや~と写る古レンズに はまっております (^^)
5枚目は、3人の人物が ステレオ写真のように遠近感を感じさせてくれるからアップしました。
2、3、4枚目は被写体が動きませんので、ファインダーで5倍拡大して
じっくりピントを合わせております。
5枚目は、電車が動き出してから電源ONで MFアシストなどするひまが無かったのです。
それで背面モニターを見ながらパチリです (^^)
RD-1、M8 やM9でも レンズを通しての世界を 眺めることは出来ません。
出来るのは 今のところマイクロ・フォーサーズだけです。
そのなかで G1は圧倒的に安価に手に入りま~す (^^)