AiS マイクロ ニッコール 55mm F2.8 で
2012年 03月 10日
忘れておりました。
銀塩フィルム時代に良く使った AiS マイクロニッコール 55mm F2.8 です。
デジタルになって買った AF マイクロニッコール 60mm F2.8D の シャープネスと
ボケの良さ(若干、二線ボケしますが)と AFの気楽さに負けているのでした。
「あかん、やはり写真は MF じゃ~」 と D700に付けて撮ってみました。
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AiS マイクロニッコール 55mm F2.8
こんなレンズです
距離目盛の上に カキ色で接写倍率が2種類刻印されています
PKの所は 中間リングを使った場合で等倍(1:1)までで
その下の倍率が レンズだけで撮った場合の数字で 1/2倍(1:2)までです
■ AF Micro Nikkor 60mm F2.8D on D700
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撮り返し
はいっ、マイクロ55mmを付けて マイクロ60mmを撮り返しています
ぐっと醜い プラスティックの外観になりましたね
距離目盛は窓に出るようになって やはり接写倍率も描かれていますが
等倍まで接写できるようになりましたので 中間リングを使ったときの倍率は省略されています
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なに やってんのん?
「なに やってんのん?」 と やって来て見上げます
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見たことないぞ
コムギ 「ううむ、見たことないぞ」
わたし 「ううむ、そう言えば 見せたことがないぞ」
3枚目とこの写真、めずらしく MFでピントが来ていますね
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まくらもと
ブースカの右眼にピントを合わせています
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ニコン レンズシリーズE
1980年に買った、EMと レンズシリーズE 35mmF2.5です
ニコンの、ニッコールではない プラスティック外装レンズです
グリスが切れたのか スカスカのピントリングを回しますと 「おなら」のようにブブブと音がします (;。;)
プラスティック外装が 回転時の振動と共鳴しているのです
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また 撮り返し
えへへ、レンズシリーズE 35mmF2.5をD700に付けて おならの音を出しながら
EMにマイクロ55mmを付けたのを 撮ってみました
■ Nikon Lens Series E 35mm F2.5 on D700
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可哀想なやつ
これがマイクロ55mmの 最短撮影距離25cm付近の画像です
レンズがだいぶ伸びていますので レンズ鏡胴先端から10cm程度です
被写体は、可哀想なやつです
いつもD700と一緒に出かけているのに 外観が不細工なため紹介してもらったことがありません
3年前に中古で買いました
フードも買おうと思いましたが オバケのように巨大なやつなのでやめました
純正フードってこんなんです
巨大過ぎて買うのをやめました
ずっとフード無しで撮っております
【写真はインターネットより】
正式名は、Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D (IF) と言い
2000年のカメラ年鑑に出ていますので もう12年選手です
このレンズの特徴は 写真のノーマル・マクロの切替スイッチをマクロ側にすると
1/2倍(1:2)までのマクロ撮影が可能なことです
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ぐちゃぐちゃ
この日のぐちゃぐちゃの本棚の上には キヤノン デミ EE17 がありました
手前のボケているのは ペトリ55mmF1.8付きのペトリフレックス7 です
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カエルくん
ベランダのカエルくんで~す
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シカくんの眼
このシカくん、コムギと散歩中の 服部緑地公園で拾いました
よごれておりましたが 可愛いので連れ帰り ぐちゃぐちゃの仲間になりました
ピントは シカくんの左眼で~す
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カッサール105mm F4.5
ミュンヘンにあった シュタインハイルの カッサール105mm F4.5 です
蛇腹専用レンズで距離合わせ機構がなく、蛇腹(ベローズ)と併用してはじめて無限遠までピントが合います
蛇腹を繰り出せば マクロもOKです
蛇腹との合体が正式な姿ですが、写真はなぜかエキザクタの イハゲー社純製の中間リングに乗っております
あのカッサール専用蛇腹 どこやったんかなぁ~
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マクロキラー 40mm F2.8
大先輩の キルフィットのマクロキラーが横たわっておりました
世界初の 無限遠から等倍付近まで写せるマクロレンズでした
距離目盛の上の赤い数字は接写倍率ですが 1.5x ちゅうのは何でしょう
ちなみに最大繰り出し(最短撮影距離)時では 1:1.1で 3.5x と記されています
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マイクロ 55mm & D700
今回は この組み合わせで撮りました
むかし マクロで寄り過ぎて フィルターわくをガチンとやってしまいました
もうフィルターやフードは ねじ込めません
マイクロニッコール55mmは奥眼やから、フードは はまらんでもええもんね (涙)
■ AF Micro Nikkor 60mm F2.8D + D80
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■ 2012年3月5日~10日 撮影
■ 2~6枚目、8~13枚目 AiS Micro Nikkor 55mm F2.8 on D700
■ 絞り優先オート、絞り開放 F2.8
■ 露出補正 すべてマイナス1/3EV
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実際に撮影した画は「を?、こういうのがカリカリと言うのかぁ」と素直に思えるほど硬い描写です。さらに開放から1、2段ほど絞ると凄い事になりますし、マイクロの名の通り近接撮影が出来るわけですが、さすが専用設計、ズームレンズのお手軽マクロ機能使用時とは全然別物... more
そうですよ!
僕にとっての唯一のAFカメラは例のシグマ DP1ですが、あれは
AFの遅さ故にAFって感じじゃないんで例外です。
MFでなきゃ、そもそも撮っている気になれません。
だから最近のカメラには興味が湧かないのかな。
良いことですけど^^;
> 僕にとっての唯一のAFカメラは例のシグマ DP1ですが
どきっ
> MFでなきゃ、そもそも撮っている気になれません
わたしもそうなんですが ローガン・ランシーの目が、目が (涙)
このごろの、現実世界よりも 綺麗な写真が撮れるカメラやソフトなんて。
良いことですけど^^;
実は 今回の写真はD700のフォーカスエイドを使っています。
合焦ポイントを機械に指示してもらわないと
このごろのファインダーの焦点板では ピント位置がいまいち判りません。
ミラーのあるカメラでのライブビューは、2回シャッターを押して1枚写真が撮れるなど
どうも面倒で使う気になりませ~ん (^^)
ピントのあったコムギちゃん、いたずらっぽいお目目で可愛いです。
お宝レンズ+カメラの写真の数々、楽しいですねえ。
フィルター枠のガチン、私のフレクトゴンも曲がっててフィルターもフードも付けられません(涙
義母が他界して 数日の間 PCと無縁の世界で暮らしておりました。
返事が遅れて申し訳ありません。
コムギをMFで撮って ピントが合っている写真は ほんとうに久しぶりのことです (^^)
フレクトゴンもマクロレンズ同様 接写時に鏡胴が伸びますので
フィルター枠をガチンとぶつけやすそうですね。