非Ai ニッコール 55mm F1.2
2007年 11月 18日
Nikon F → フォーサーズ(4/3) の アダプターで 非Ai Nikkor 55mm F1.2 を使ってみました。
このレンズは Aiニッコールになる前のタイプで D70にはハメられないのでした。
フォーサーズ・マウントは CCDのフォーマットが小さく 見かけの焦点距離が2倍になりますので
110mm F1.2 ということになります。
ピントが合う範囲が非常に狭いので、E330のファインダーでもピントの山は掴みやすいだろうと思ったのですが (;。;)
1
ニッコール 55mm F1.2
レンズの外観は こんなんです。
重さは 410gもあって、カメラに取り付けない時には 文鎮(ぶんちん)として使えるように設計されています。
昭和51年の8月の暑い日に購入した記憶があります。
ある忘れられない事があった時なので、今でも覚えているのです (^^)
銀塩時代は、ニコンF2や ニコマートELに付けて 自慢そうに使ったものですが
ロクな写真が撮れたことがなかったです。
ニコンは、ソフトなボケ味でポートレートに、超明るいので夜景に というキャッチフレーズで売ってました。
自分で自分は撮れませんので、この写真だけは K100D+SIGMA17-70mmで撮っています。
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開放コムギ
絞り開放F1.2です。
コムギの目玉にピントを合わせたつもりでしたが、どこにもピントが合っていないようです。
わたしは 大口径レンズは 絞りは開放でしか使いません。
絞って使うのなら もともと大口径レンズは要らんのですから。
それにしてもハイキーな露出になっていますね、露出補正はしてないのに~ (;。;)
3
開放ブタ小屋
やはり絞り開放で ブタ小屋のテーブルの上を撮りました。
缶の中のパイプにピントを合わせたつもりなんですが どこにピントが合ってるのか良く判りません (;。;)
4
開放+ストロボで K100Dを
絞り開放で E330の内蔵ストロボを焚いてみました。
おぉ~ ピントはバッチリです。
ただし 明るい部分は強烈なニジミを起こしています。
やはり 当時のF1.2では 球面収差が補正しきれていないのですね。
5
F5.6+ストロボで K100Dを
絞ればしっかり解像しています。
当たり前ですし、大口径レンズを絞って使うのは意味がありませんです。
机の上のホコリ すごいでしょ (;。;)
6
もう一回 コムギを
あかん、何回撮っても眼にピントが来ません (涙)
銀塩でも大体こんな感じの写りでしたね。
むかしのベッピンさんは こんな具合に写真を撮ってもらいたかったのかしらん?
7
しつこく コムギを開放で
しつこく コムギを絞り開放で撮っています。
どこかにピントが合うのを期待していたのですが やはりどこにも合っていないように見えます。
8
F5.6で コムギを
ほとんど同じ位置でピントリングは触らず 絞りだけを 開放F1.2からF5.6に変えてみました。
カメラの設定は一切触っておりませんが 色味がやや青っぽくなり一気にシャープな画像になりました。
結局、この旧ニッコール55mmF1.2は 銀塩フィルムで撮ったときと同じで
絞り開放ではモヤモヤでキリッとせず 少し絞ると普通の写りになりました。
このレンズを使いたいために 近代インターナショナルの高いアダプターを買ったのに~、しくしく
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撮影データー
■ 2007年11月18日撮影
■ E330 + 旧Nikkor 55mm F1.2 (Mount Adaptor 使用)
■ 実絞り優先オート
■ ISO100
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絞り開放では 4枚目のK100Dを撮った写真以外はピントが来ていません。
ひょっとすると 4枚目はF2ぐらいまで絞ったのかも知れませんね。
exif データでは 絞り値が0(ゼロ)と表示され わからんのです (;。;)
絞り開放、大胆でとてもおもしろいです。ハイキーで
フォワ〜〜〜ンもけっこう使えると思います。1枚目は
成功していると思います。ソフトレンズとシャープな
標準レンズが一体になった新型レンズと考えると使える
レンズだと思います。でもおっしゃられていたように
マウントアダプターは高すぎますよね。もっと
安〜してくれ。で、もう飲んでるけど乾杯で〜す。
1.2と5.6ではこんなにちがうんですかー(◎◎
恐るべし絞り値、ですねー。
ところで最近、明るい単焦点レンズが欲しいような・・・カメラも欲しいような気がしてますー(^^;
わたしのE330、AFレンズで撮るとピントがバッチリ合うのですが(時々は外しますが)
MFで撮ると ピントが合ったためしがありません。← なんぼローガンでもひどすぎます。
どこか具合が悪いようです(涙)
一度オリムパスに調整を頼もうと思うのですが たまにピントが合う場合もあり もう少し様子を見ようとか (;。;)
はい、近代インターナショナルのマウント・アダプターは どう考えても高過ぎます。
わたし、エキザクタ→4/3 と Nikon F→4/3 の2個買いましたが E330レンズキットを買った値段の半分です。
なんでリング4個で E330が買えるんかぁ~、世の中間違っとると怒っています。
というのはウソで 怒っておりまへん。
やっぱりアダプター遊びなんかやってる人は少数で、そんなに数は売れないのでしょうね。それで高いのでしょう。
まぁ、ほかの悪い遊びを覚えるよりも 高い安いで一喜一憂のレンズ遊びは健康な趣味なんでしょうね。
datian さん、てなことを グダグダ言いながら乾杯で~す。
♪ E3もD300も40Dもα100も安~くしてくれ~ ♪ で乾杯です、くゎんぱ~い (^^)
今夜は、おばぁちゃんに買ってもらった初めてのカメラ HOBIX Juniorを思い出しております。
数年間で100枚ぐらい撮ったでしょうかね 1枚もシャープな写真が撮れませんでした (涙)
全部ボケボケでした、でも忘れだでないです。
ぼんやり写るかけで嬉しかったんですよ
このNikkor55mmf1.2 それと一緒です、写るだけでええのです ← それならボヤくな~ (^^)
しばらくは機材に凝らずに 手持ちのデジ一眼やコンデジで写真を楽しもうと思っとります。
なんか知らんがボヤ~と写ってる ・・・ それで満足した昔に戻るので~す (^^)
以前にクラシックレンズを試し撮りしたときから思っています。
わたしのE330、AFでは良いけれど MFではなんか調子悪いのです。
D70やK100DでのMFは ここまで酷くありませんでした ← と、思うだけですが
もうちょっとMFを試してみて どうしてもアカンようなら E330の保証期間切れ直前に
オリムパスの大阪SCへ行ってみようと思っとります。
でも別に腹が立ったりは しておりません、むしろデジタルで昔のどんなレンズでも使える
フランジバックの短いデジ一眼を造ってくれたオリムパスに感謝、謝謝(シェーシェー)、thanks、ありがとう で~す (^^)
書き忘れましたよ~
わたしオリムパスの純正レンズは キットレンズの14-45mmしか持っとりません。
それで「MFでは いつも前ピンなんです」と オリムパスに文句をたれる根性を持ち合わせていません。
「お客さま、オリムパス4/3レンズを買って それをMFで試してから文句を言って下さい」と言われそうで ・・・
手持ちのキットレンズ14-45mmのMFは、手動でのピント合わせではなくて
ピントリングを回して 電子式にピントが合うタイプの変なレンズなんです。
こんな場合、どのようにしたら良いのでしょうかね~ (;。;)
う~ん、今回は内容が私にはちょっと高度すぎて、半分くらいよくわかりません...
早くこういう中に入れるようになりたいもんです!!
やっぱ、デジイチ買おうかなぁ...
Canon Nikon Pentax Fuji OLYMPUS Sony Pana ...
やっぱり家電メーカーよりカメラメーカーですよね?
ははは、なにも高度なことは ありませんよ。
今回の記事は要するに、エンシー・ローガンのおっさんには MFでのピント合わせは難しいということで~す。
デジタル一眼ですか?
家電メーカーと言っても、SONYの一眼には ミノルタαの技術が伝承されていますし
Panasonic には ライカの血が息づいております。
どこのメーカーのものを買われても 最初の一枚からシャープに綺麗に撮れると思います。
ひひひ、悩んでください。悩んでいるときが一番楽しいのです (^^)
あきまへ~ん、超安値買取り 超高値販売の nakajima レンズ商会で~す (^^)
文鎮としても使えるように設計されているようですので その使い方をします (涙)
しかしスゴイレンズですねえ。先端のNikonのマークが逆に傾斜して、レンズが飛び出してるみたいで。大口径ってことですかね。私にとっての1.2というのは、雲の上のレンズという印象です。私は専ら55mmF1.8ってのを使ってましたが、PENTAでも1.4とか1.2(できればキャメラはK2)とかマシテNIKON F2にF1.2なんていったら、なんじゃあこりゃみたいな存在でした。そのころは、絞る事だけしか頭になく、暗いから仕方なく1.8にしなきゃならない、だからぼけがおおくなるんだ。くらいの知識だけでした。いまでもどこかにそれがあるので、晴れた日に絞り込んで端から端まで明るくシャープに写っている写真がいいなあなどと思っています。
が、それがなかなか簡単に撮れないものだというのも、おまけにわかってきました。デジカメでたくさんとって勉強して、そのあとで50mmでfilm入れて電車の写真を撮ってみたいものです。そうそう、鉄道fanという雑誌では、諸川久さんとか、廣田尚敬さんがリンホフスーパーテヒニカとかいって、1/30Sとか1/10sとかで思い切り絞った写真を壁に貼っていたもんです。(また長くなりました。すんません)
ははは、レンズ鏡胴の先端が傾斜しているのは この当時のNikkorのお得意のスタイルで
Nikkor 105mmF2.5 なんかもこのスタイルでしたよ~
でもスタイルが良くても 写りがこんなんでは涙です。
最近の標準(焦点距離50mmぐらい)は、絞り開放でも使えるようになって来ているようですよ。
大口径レンズは 焦点距離55mmぐらいから85mmぐらいが設計しやすいようで
他にツァイスや観音、ライカあたりにも F1.0~F1.2のレンズが多く存在します。
そのむかし、レンジファインダー・カメラ(ミラーが無いのでフランジバックが短く大口径が設計しやすい)のレンズですが
観音さんから 50mmF0.95という人間の眼よりも明るいレンズが発売されて ファンの度胆を抜きました (^^)
少し考えてみれば判るのですが、F1.2はF1.4よりも半絞り明るいだけで
その値段は跳ね上がるのですが
少し高感度のフィルムを使うとか、デジ一眼なら少しISO感度を高く設定することで
暗所での撮影はF2やF3.5のレンズでも十分に出来るのです。
それよりも絞りやはりF1.2開放からシャープで バリバリ使えるレンズにして欲しいですね (;。;)
むかし アメリカの雑誌タイム所属の写真家を中心に 「F64」というグループがありました。
なんでも F64やF128まで絞って 極精緻な綺麗な写真を発表しておりました。
日本の土門拳さんも、「古寺巡礼」などで仏像さんを大判カメラで F32ぐらいで撮られておりました。
でも「F64」グループも 土門拳さんも、三脚を使うような遅いシャッタースピードでは
ワンコや汽車などは被写体ブレを起こして 撮るのを諦めただろうと思いま~す (^^)
またまたオールドレンズで楽しんでおられますね。
中学生の時にニコマートFTNを買ってもらって、50mmF1.4で大喜びしていたのを思い出しました。
広角と望遠を買い足して、父・兄と三人で代わる代わる撮影に持ち出しました。
レンズの絞り値をカメラに教え込むために(違ったかしら?)
レンズ交換の度にカチャカチャまわしていたのが懐かしいです。
E330にアダプターでオールドレンズを着けたら、絞り優先での撮影になるのですか?
開放とF5.6で露出調整にも差が大きいようなのはどこに理由があるのでしょう?
そうですか、ニコマートFTNを お使いでしたか。
わたしはその前のFTを使っておりましたから カチャカチャまわしてレンズの開放F値をボディに伝達するのではなく
レンズを交換するたびにレンズの開放F値をカメラ側マウント部にある指標に合わせる必要がありました。
カニの爪をF5.6に合わせてボディに取り付けるだけでも面倒なのに
この開放F値の手動設定は邪魔くさく、良く忘れて露出不良のコマをつくったものです。
はい、絞り優先オートで使えます。
ただし絞り開放F1.2では露出補正マイナス1.3EVあたりで適正露出となり
露出補正無しですと 1枚目のように超ハイキーになってしまいます。
絞って行くとだんだん露出補正無しで 適正露出に近づいていきます。
ただアダプター使用では自動絞りが連動しませんので 開放測光でなく実絞り測光になりますので
絞り過ぎるとファインダー視野が暗くなってピント合わせが出来ませんし
つらい所であります。
露出が開放側で大きく狂う理由は良くわかりませんが K100D+アダプターでもこの傾向があります (涙)
どこが「絞り優先オート」かぁ~ (涙)
ライカⅢfを筆頭にこの2ヶ月で4,5台増えました・・・・。
来月はペンタ67など中判が入荷します。今回の1.2も入荷するので
D40で使うのが楽しみです。
暗室もカラー現像をできるように計画中で、バライダペーパー乾燥機も
今週入ります。
看板出したらホンとにカメラ屋や・・・・。
勤労感謝の日だというのに 会社で仕事をしております (涙)
帰りに写真を撮ってやろうと K100Dをカバンに入れてますが、何時に帰れるやら、しくしく
そうですか、IIIf を 手に入れられましたか。
セルフタイマー付きは高いですが セルフ無しは昔からリーズナブルな価格で
わたし個人的には IIIf が 全ライカ製品のなかで一番ルックスの良い機体だと思っています。
(バルナック・タイプの中でという事ではなく 全M型を含んでの話しです)
銀塩写真は、趣味として続けるかたがまだまだ居られますので 10年や20年は続くと確信しております。
ただ フィルム・印画紙・暗室機材/薬品の類が需要の減少により 高価になって行くのがツライところですね。
>看板出したらホンとにカメラ屋や ・・・
いや、りあ・どらむ写真館 ですね~ (^^)
ぎょえ~ (◎◎: セ、セルフ付きですか ・・・
う~む、りあ・どらむさん あなたはだいぶお金持ちの人だったんですね~
レンズもコシナ製フォクトレンダーではなくて Canonのセレナーとか Nikonの25mm3.5買うんでしょ
でもね、L39の最高のレンズは ライカのズマロン35mmF3.5のスクリューですよ ← 欲眼で評価しておりますが (;。;)
最近一頃の価格から見ると半分は落ちました。機能とかはあれですが、
ボディとレンズで一眼デジカメエントリークラス、ダブルズームキット程度の価格です。(ただし実用機で)
珍品やコレクターアイテムは比較的にまだ高価ですが・・・。
1. ライカ・スクリュー機を入手すると L39病が発症するのですが ロシア製L39にはご注意を。
個体差がひどく良く写るレンズもありますが、同じレンズでも無限遠が出なかったりします。
コシナ製Voigtlanderはみな安定しているようですよ。
2. ときどき りあ・どらむ さんのブログF0を覗きますが 更新無しです。
また再開されてください (^^:
3. もし機材の重さで家が傾き出したら 超安値買取の nakajimaレンズ商会にご一報ください。 わはは