懐かしの demi EE17
2010年 03月 01日
先週の土曜日は 散髪に行きました。
家に帰ったら コムギが散歩に行こうよと言います。
でもコムギも これから女房に散髪に連れて行かれるのでダメだったのです (^^)
日曜日は朝から雨で コムギはまた散歩に連れて行ってもらえなかったのです。
わたしも散髪して コムギを連れて服部緑地に行こうと思っていたのですが 行けなかったのです。
それで日曜日はどこへも行かず、ブログの更新もせずに ゴムプレイヤーで映画を見てみておりました。
それで月曜日の今日、懐かしの demi EE17 をアップです (意味不明ですね)
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Demi EE17
懐かしの demi EE17 です
ちかごろ、オリムパス・ペンが話題になっておりますが
わたしは この キヤノン デミ のシリーズのほうが デザイン的に優れているんじゃないかと思います。
この デミEE17は 1966年に最後のデミとして発売されたもので
30mm F1.7のレンズなど ハーフサイズ・カメラとしては最高級のスペックのように思います。
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30mm 1:1.7
Canon Lens SH 30mm 1:1.7 という 4群8枚構成のレンズが付いております
距離がピタリと合ったら 大変シャープな写りをしました。
絞り開放や1段絞りが好きなわたしは 良くピンボケをつくりました。
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シャッターボタン
シャッターボタンは この時代のEEカメラに共通した感触で
長いストロークで最後に パチーンと切れます。
画面右側の黒い丸は CDS露出計の受光窓です。
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距離合わせレバー
鋳物で造られた距離合わせレバーです。
このカメラは距離計は無く、距離目盛によるゾーンフォーカスですが
ファインダー内に 山(∞)、人が3人(中景)、人の横顔(近景)のマークがあります。
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シャッター速度リング
シャッターは B、1/8~1/500秒まであります。
このカメラは シャッター速度優先式EE(いまで言う AE)ですので
絞り(レンズ前玉外周にあります)を Aマークに合わしておけば
シャッター速度に応じて 絞りを調節してくれます。
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巻き上げレバー
巻き上げレバーは とても可愛いいかたちをしています。
この巻き上げレバーの形は、キヤノンP型あたりから来ているのですが より可愛くなっております。
ラチェットが入っていて こんな可愛いいレバーですが こきざみ巻き上げが出来ます。
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巻き戻しクランク と 裏蓋開閉レバー
巻き戻しクランクと 裏蓋開閉レバーです。
そのあいだには、フラッシュのシンクロ接点が顔を出しています。
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底面
底面です。
左から 三脚穴、スプロケット解除ボタン、ASAセットダイアル、電池室フタ です。
SEIKOシャッターが デ~ンと名前を誇示しておりますね。
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裏蓋オープン
裏蓋を開けたところです。
ファインダー覗き窓があるだけで とてもシンプルです。
ボディの製造番号は 638820 です。
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記念写真
は~い、Digital の IXY D200と 記念写真です (^^)
このデミEE17は 1970年代の中頃に新品のように綺麗なのを大阪駅の八百富(ヤオトミ)で買いました。
なぜか 発売当時と変わらない値段だったです。
6 x 6 の オリムパス クロームシックスが中古カメラを買った最初で
その次が 50mmF1.8付きの Canon P型で、デミEE17は たしか3台目の中古カメラでした。
わたしの始めてのデジタルカメラの IXY D200とのご対面で~す。
【Canon Demi EE17 仕様】 1967年カメラ綜合カタログをそのまま抜粋しました
■ 1966年発売
■ 型式: CDS使用の最高級ハーフサイズ完全EEカメラ
■ レンズ: 30mm F1.7 ヘリコイドによるゾーンフォーカス式
■ ファインダー: 情報ファインダー、ゾーンフォーカスマーク、ブライトフレーム、絞り目盛り付き
■ EE機構: CDS使用シャッター優先式EE ASA100でEV4.5~17 手動絞り可能
■ 使用感度: ASA 25~400
■ シャッター: B、1/8 ~ 1/500秒 X接点
■ フィルターサイズ: 34mm ねじ込み式
■ 大きさ・重量: 117 x 71 x 48mm 445g
■ 現金正価: カメラ 15,800円 ソフトケース 1,200円 リストストラップ 800円
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撮影データー
■ 2010年3月1日 撮影
■ D700 + Micro 60mm F2.8D
■ 絞り優先オート F5
■ ISO 800
■ 露出補正 -0.3EV ~ -1.3EV
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懐かしの キヤノン デミEE17を撮ろうと思ったのは
ブログの先輩の純さんが 自作の 「デミ ブラック 」 をアップされたからだったのでした。
純さん自作の Canon Demi Black
これは新品で買われて大事にされてきたんですか?
40年以上経ているとは思えない綺麗さですね。
DEMIのところは塗料消えかけてますが、ピントリングの彫り込みはピカピカー
懐かしくてジャンクで初代を買いましたが空シャッター専用になってます。
またいつかフィルムを通してあげてください。
記事を書いている途中で まちがえて送信ボタンを押してしまいました。
そうしたら みずきんさんのコメントがありました (^^:
最後に書いておりますが このDemi EE17 は、1970年代の中頃に買ったと思います。
もちろん中古です。
わたしは 1972年までの学生時代は赤貧だったですから
ず~っと minolta SR-1 いっぽんでしたぁ。
どうでしょう、きっとフィルムは20本ぐらいしか通していないと思います。
それでも24枚/本 x 20本で 500枚近く撮っております。
最後のフィルムは 2001年にデミで撮りました。
フィルムスキャナーがほしいです。
はいっ、またフィルムを通してやりたいです。
貼り付けただけなんですけども・・・。(汗)
しかし、私が連想した傑作ハーフカメラのDemi EE17の作り込みは、流石に
素晴らしいですね。
いやっ、S90のシンプルな形状に シンプルな黒革を選んだのが素晴らしいです。
わたしの好きだった サンヨーのザクティーというデジカメのデザインに通じるところがあります。
Demi EE17、ちょっと名前の白塗料が剥げておりますが
会社から修正液を持ち帰って修復してみます。
純さんのブログを見た瞬間に 懐かしいDemi EE17のアップを思いつきましたよ (^^)
いひひ、キヤノン デミEE17 ちゅう ハーフ判のカメラです。
シャッター速度優先のEEは、シャッター速度を決めたら カメラが絞りを選んでくれます。
選ばれた絞り F1.7~F16は ファインダーで確認できます。
しかしやはり距離計が無く ゾーンフォーカスのカメラですので
撮りたいものに ドンピシャリのピントは無理でしたね。
そうですか、鉄写真はSS優先ですか (^^)
一眼レフでもキヤノンとコニカだけが SS優先オートでした。
絞り優先機と SS優先機のどちらが良いか いろいろ議論になりましたが
キヤノンA-1や ミノルタXDの 絞りとSSの両優先機が出て
無意味な議論になりました。
たしかこんな長いストロークのシャッターだったと思います。
CANONだったのかな? 機種とかは全く覚えてませんが一眼レフだったと思います。
そうそう、当時はISOじゃなくてASAって言ってましたねぇ...
言い方が違うだけで、ISO100もASA100も同じ感度なんでしょうかね?
ただ古いというのではなく、確かにオリンパスのペンよりもいいデザインですね~
ウチの犬は「わん」 しか言いませんよ^^;
さて所で。
まるで舐める様にカメラを撮ってますね。
レンズが30mm 1:1.7 とはなんだか美味しそうなレンズです。
どんな写りをするのか。
う~ん、長いシャッター・ストロークのキヤノンの一眼レフですか?
わたしが思い当たるのは キヤノネックスか EXEEぐらいしかありませんが ・・・
キヤノネックス ↓
http://web.canon.jp/Camera-muse/camera/film/data/1956-1965/1963_nex.html?categ=srs&page=net
EXEE ↓
http://web.canon.jp/Camera-muse/camera/film/data/1966-1975/1969_exee.html?categ=srs&page=other
でもどちらも シャッターボタンは長くはないですね、違うのかな
はいっ、ASAとISOは同じです。
えへへ、オリンパス・ペンより ええデザインでしょ~ (^^)
ほんとうは 何にも言いません。
だまって 2本足で立ち上がって わたしのヒザを前足でカキカキします。
これが 「散歩連れて行ってくれ~」の 合図です (^^)
30mm F1.7 えへへ、ええでしょ
どんな写り? えへへ 開放では ダメで~す
私も迷ってました。ところが使ってみると画質やレタッチにこだわり
なければ、スキャンは簡便なものでした。
最新のスキャナーにそこそこのPCなら、30分でフィルム1本処理できそうですよ。
私にとっては3000円のロートルマシンでも十分楽しいです。
う~ん、スキャナーでレタッチはしません 画質は4800dpiぐらいかなと考えております。
PCは、CPU が Pen-4 3GHz (Dualではありません)で、メモリが1GB です。
最新のスキャナーで 30分で1本ですか?
う~ん、う~ん (汗)
ペンもピントはマークに合わせるだけでしたが、
人間一人、人間三人、山の三つだったように思います。
シャッターストロークが長いとぶれやすいように思うのですが、
おそらくボタンを押しこむ間に露出を測定したり、
絞りの設定をしたりするメカニズムなんでしょうね。
ペンのシャッター音はホントに安っぽい感じで、
私には、チュン!と聞こえました^^;
もっとも12枚ずつセットして風呂や飯にしてましたけど。
4800dpiを出力するスキャナの能力はありますが、PCの能力不足で実行できません。
800dpiなら30分くらいと思いましたが、4800dpiだとやっぱり長時間コースかもしれんです。
さらに1カット10Mになるかもしれません。少なくとも私にはオーバースペックです。
このあたりの画質と手間隙はトレードオフですからね。
一度大阪キャノンSCにいけば、おねぃさんに手取り足取り教えてもらえるのでは。
いひひ、きのう会社からミスノン(修正液)を持って帰り はげた所を塗り直しましたので
軍艦部が引き締まり ↑ の写真よりもっと かっこ良くなりましたぁ~ (^^)
デミは、ピントは距離リングの数字(mとftの併記)で合わせますが
ファインダーでは距離を撮影者にリマインドさせる意味で 三つの絵で示します。
わたしの持ってる Yashica 35ME ちゅう1978年に買った超安物35mmも
同じゾーンフォーカスですが 絵は4種類(山、人が2人、人が1人、人の横顔)です。
まだ各社が 好きな絵で距離を表していた時代だったんですね。
その通りです、シャッターを押し込んでいる間に 絞りを設定していたのですが
機械式に合わせますので どうしても長いストロークが必要だったのですね。
デミのシャッター音も安っぽいです。
1/500~1/60秒では ぺチッ、1/30~1/8秒で ぺチンからペチーンです。
うん? 4800dpi だと 10MB/枚になりますか。
それなら 2400dpi にしようと思います ← まだ判ってないのです (涙)
なかなか時間がかかるものということは聞いておりますし
スキャナーでなく 自分でポジフィルムのデジタル・コピー写真を撮ったらとか
いろいろ迷っておるところで~す。
キヤノンのおねぃさんが 手ほどきしてしてくれるなら 迷いなく ・・・ (^^)
いやァ、懐かしいすぎます!
子供のころに親父に借りて撮ってましたよ。
シャッターを切って指を離すと「ジ」っという音がしたように
覚えております、・・・・たぶん。
違ってたらすいません。
そうですか、結構このdemi EE17を 使っておられた方もおられたんですねぇ
おっと、お父上のカメラでしたか。
いいですねぇ、親子で写真を ・・・ (^^)
シャッターの音ですが、B(バルブ)にしますと シャッターを切ってから
指を離すと たしかに 「ジ」という音がしますよ~
1/8 ~ 1/500秒では パチーンからパチの音のあとは 無音ですね (^^)
ブログ拝見しました
私も先日両親からEE17を譲り受け
いろいろ撮影しています
素人質問で申し訳ございませんが
シャッタースピード調節するところにある
「・ ×2 ×4」 とは何を示す数字なのでしょうか
教えていただけたら幸いです
そうですか、いろはさんも EE17をお使いなんですねぇ (^^)
シャッタースピードを調節するところにある 「・ x2 x4」は
逆光などのときに 露出を適正露出より 2倍、4倍たくさんかけるものです。
「・」は1倍で露出補正なしです。
「・」でシャッター速度を決めて ファインダーの中の絞り値を読んでください。
それから 「x2」や「x4」にして 絞りの値が小さく(明るく)なるのを確かめてください。
普通の逆光なら 「x2」で良いでしょう。
Demi EE17、いつまでも可愛がってあげてくださいね (^^)
とってもわかりやすく そして納得いたしました
意味もわからず全て×4で撮影していました 笑
EE17は 両親の思い出のカメラだそうです
私もすっかりEE17のとりこになりました
頑張って使ってみようと思います!!
いいえっ、どういたしまして
Demi EE-17 ご両親の思い出のカメラですか。
1966年発売のカメラが想い出だなんてええですねぇ~
ご両親は わたしよりちょっと年上じゃないかと想像しています (^^)
そうですか、ご両親は1970年の 新婚のころ買われたんですね。
70年と言えばわたしはまだ極貧の学生で Demi EE17のカタログを眺めていました。
半年ぶりにEE17を出したら 電池がなくなっていましたが
シャッター速度も絞りも健在でした。