Ai Nikkor 105mmで 原田神社へ
2010年 10月 31日
先週から豊中は 夏から急に冬になりました、秋がありません。
なんちゅう気候かぁ (涙)
台風が来ていて 昼から雨になるというので
寒くないようにジャンパーを着て 朝からコムギを連れて散歩に出かけました。
コムギは一年中ぶ厚い毛皮を着ておりますので なんにも着ずに出かけました。
お供は、古る~い Ai Nikkor 105mm F2.5 です。
雨が降りそうな 「白飛び日和」ですので 全部絞り開放で撮っております。
写真は撮った順番にならべています。
1
黒ナンバープレート
えへへ、フォトショップCS4で ナンバープレートを黒くしました。
人様の車を撮ったときは ナンバーを隠すのがエチケットらしいですね。
105mmF2.5は 被写界深度が薄いので 全面マットのD700でもピント合わせが出来ます。
被写界深度が薄いレンズはピント合わせが難しいと言う方がおられますが
わたしは逆だと思います、薄いほうがピント外れのボケの中から 被写体がくっきり良く判るように思います。
近所のスーパーの駐車場にて
2
アパート
これぐらい離れますと 105mmF2.5でも被写界深度は厚くなり ピント合わせが難しいですね。
一生懸命ピント合わせをしましたが 画面右側の方にピントが行ってます。
3
ええ感じ
わたし 「寒いかぁ ?」
コムギ 「うんにゃ、ええ感じ」
4
しつこく
しつこく撮りました
ピントリングをグリグリやっていますと だんだん眼が疲れてきます
やっぱりローガンには AFがええです
5
門燈
ひひひ、こんな被写体は楽です
どこかにピントが合いますも~ん
6
おかぁさんといっしょ
おかぁさんのお尻のバッグにピントが合ってます (涙)
MFで動いているものを撮るのは難しいです
むかしは全部MFだったのにぃ
7
三輪車
う~む、これはF4かF5.6まで絞るべきでした。
サドルのアンパンマンにピントを合わせたら 後輪はボケております。
8
コンピューターゲーム
そんな所でやらずに 家でやりなさい
あっ、家でやったら おかぁさんに叱られるのんか
桜塚商店街近くの 「ゾウの公園」 にて
9
おっちゃん どうですか~?
きれいなおかぁさんと ちっちゃい女の子のお店です
女の子が お客さんを見つめて 「おっちゃん どうですか~?」
残念、左後のおばさんの肩あたりにピントです
ゾウの公園のバザーにて
10
旧家
原田神社の裏の旧家です
ファインダー像も明るかったけど 見たとおり写るのねぇ
全面ハレーションです
11
絵馬
これ、たしか絵馬というのですね
12
きつね
あきませ~ん
手前のキツネにピントを合わせたつもりだったのに
コムギ、もう帰るぞ~
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■ 2010年10月31日
■ Ai 105mm F2.5 + D700
■ 絞り優先オート、絞り開放 F2.5
■ ISO200
■ 露出補正: -1/3 ~ 0
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おまけ
Ai Nikkor 105mm F2.5
こんなレンズです
もう30年以上前に造られました
シャープさと優しいボケ味で人気がありました
4群5枚構成の
いまのニッコールのプラスティック外装を見ると いくら良く写ってもイヤになります
と言いながら、MFでは撮るのに非常に苦労する被写体が AFでは楽勝で撮れますので
次に買うのもAFレンズになるので~す (^^)
■ 2010年10月31日
■ Ai AF 35mm F2D + D80
■ 絞りF2、ISO800、ストロボ発光、露出補正 -1/3EV
プラスチックの安くて軽いカメラとレンズで撮るのが楽で。(笑)
そうなんですが、よく言われるピントの山をつかむというのがどうも苦手で、
微妙なところを行ったり来たりして疲れてしまうのが私のパターンです。
まぁMFはマクロ撮影の時くらいしかしませんけど...
9の、おっちゃん どうですか~?がいいですね。
女の子の見つめる表情が実にいいです~
きれいなおかぁさんも見たかった!!
えへへ、難しいところですね
使う機材は 絶対に軽いのがええです。
でも、使ったあと 家で撫でたりするときは 金属製でずっしり重いのがええです。
赤瀬川源平さんのスケッチで、重い金属製のカメラに水素風船をいくつも付けて
軽くして使っているのを見たことがあります (^^)
おお~、岳の父ちゃんさんも このレンズをお持ちですか (^^)
Ai になる前のAutoの時代から、いやっ 105mmF2.5はSマウントの時代からあったんでしょうか。
銀塩のときから 色合い、シャープネス、ボケ味は目を見張るときがありましたが
11から13枚目のように ときどき冴えない色合いになることもありました。
D700で絞り優先オートが使えて撮りやすくなりましたので また昔のニッコールを出動させてみま~す。
いやっ、そうなんですよ
マクロで接写みたいなときは、容易にMFでもピントを合わせることが出来るでしょ。
おなじマクロを使っても遠景をMFで撮ろうとすると 被写界深度が厚いからピントに迷うのです。
また広角レンズでは、MF一眼レフで正確にピント合わせが出来ない(被写界深度が厚くて)のは むかしからで
絞りを絞ってパンフォーカスにするか 近距離まで寄って被写界深度を薄くすか
ライカなどの二重像合致式を使うか したもんです。
9枚目、女の子にピントが来ていないですねぇ~
AFレンズを使っていたら、ジャスピンで撮れて きれいなおかぁさんも余裕で撮れたんですが ・・・
しくしく
ニッコールの爪 ええですね。
机の上に横向きにレンズを置いても ゴロゴロ転がらずに (^^)
もうニコンでも 爪の改造サービス(非Aiの爪からAiの爪へ)は中止になりましたねぇ。
むかしはボディを1台買うと レンズ1本を無料で改造してくれたんですが。
逆光に弱いのが難点ですね。
わはは、10枚目のハレーション写真 ハレ切りを忘れました (^^)
でも解像度ばっちりでしたので 恥かしげなくアップしております。
ほんとうに この頃のニッコールは立派でした。
言ったら悪いですが、キヤノンレンズが おもちゃみたいに感じたものです。
えへへ、MFの105mm ええでしょ。
実世界では存在しない ボケ味が自慢で~す。
わたしも 近頃買うのはAFレンズばっかりですが
うまく撮れてうれしいのは むかしのMFレンズが多いです (^^)
3枚目と4枚目のコムギは 近所の公園の手摺りにバッグを掛けて撮ったものです。
綺麗に撮ろうと MFレンズをグリグリしながら撮りましたが
だんだん眼が疲れてきて ピントをうまく合わせられません。
コムギの憂いや脱力感は
「おっさん、歳とったなあ」 から来ているのでしょうねぇ (^^:
名レンズということで流石に写りは素晴らしいですね。
今回は1、3、6、11枚目に惹かれました。
1枚目の自動車はいい色艶をしていますね、まだお年も
若そうですね。
3枚目のコムギちゃんは毛並みがふさふさして可愛い
ですね、奥様の愛情がかなり注がれているような...。^_^;
6枚目、風景から浮かび上がった二人は見事ですね。
11枚目、今回の私の一押し写真ですフレーミングも
描写も素晴らしいですね。
この105mmF2.5を持ち出したのは、寒くなって来ましたが まだ台風の雨は降りそうになく
立ち止まってじっくりピント合わせしても 汗もかかないだろうとの思いからです。
1枚目、家の近所の駐車場に きれいな色の自動車が止まっておりました。
何気なく撮った1枚でしたが、色は見たままで ピントはばっちりでした。
レタッチしないわたしには そのままの色が写ると嬉しいのです。
3枚目は、公園の手すりにバッグを掛けて ジャスピンのコムギを撮ろうと じっくり眼を狙いました。
ぜんぶで10枚ほど撮りましたが、3枚目は初めに撮ったほうで
4枚目が最後から2枚目ぐらいです、やっぱりローガンの目には MFはつらいですね (^^:
6枚目の「おかぁさんといっしょ」は、すれ違ったときから後姿を撮ろうと決めて
もっと大きく撮りたかったんですが この大きさでやっとピントが合いました。
おかぁさんの髪を狙いましたが シャッター押すまでに一歩進んだのか ピントはバッグです。
11枚目は、近距離にピントを合わせて ボケ味を見たかったのですが
後ろボケはともかく 前ぼけがイマイチな被写体でありました。
105mmのニーハンですか。見たことないです。
でも良く写ってますね。こういう写りは好きです。
3,4枚目のコムギちゃん。
いつにもまして、カワイイですね。色のりに加えて、立体感、繊細な手並みに感じます。
私は、ここしばらくMFばかりですので、AFレンズでの撮影が、
神のように感じます。
400mmのAFレンズがほしい。結構切実であります。
105mm F2.5は けっこう有名なレンズで ニッコール千夜一夜の第5話がこのレンズの話しです。
3枚目、4枚目は 拡大して見て頂くと どちらも眼にピントが来ておりません。
やはりスプリット・イメージ距離計がないと 一眼レフでのMFピントは難しいですね。
銀塩で撮っていたときは 拡大して見る大きさまで引き伸ばすことはなかったです。
400mmのAFですか?
qchan は トキナー400mmのAFを お持ちじゃなかったですか。
たしか わたしがMFトキナーSL400mmF5.6で泣いているときに
飛行機をAFで撮られていたと思うのですが (^^)
どんなに目の良いひとでも、MFでは AFのスピードと精度には絶対にかないませんねぇ~。