手持ちマクロ

2011年2月26日(土曜)

今日の豊中は朝から良いお天気でしたが わたしは外へ行くことが出来ません。
くろねこヤマトが 昨日受け取れなかった物を持って来るからです。

いひひ、トプコンの接写用のエクステンション・チューブなんですよ。
ベローズと組み合わせたら 58mmでも拡大写真が撮れるかな。




1
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Extension Tube

どうですか、美しいでしょ
左側のNo.1~No.3のリングです

エキザクタ用のベローズ(蛇腹)の長さが足りず、昔エキザクタ純製のエキステンション・チューブを買ったんですが
右側の様に各チューブはネジで接続になっており、使用中に思わぬ所が回ってレンズを落としそうになりました。
今回のトプコンのものは全部エキザクタ・バヨネットで軽快に脱着できます。

いやっ、接写拡大写真システムは ニコンのベローズPB-6を持っているのですが
ベローズが長くて重くて、必ず三脚が必要で なかなか引っ張り出す気になりません。




2
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倍率固定装置

No.1 + No.2 + No.3 + 58mm(普通付け)です

この組み合わせで、等倍以上の画像が得られましたが ベローズをかましてないので
接写倍率は一定で もう少し大きくとか小さくとかは出来ません。


1979年(昭和54年)発行の 平岡武夫氏の「マクロ・テクニック」 (現代カメラ新書 No.55)によりますと

クローズアップ (=接写 ) ・・・ 等倍以下
マクロ     (=拡大 ) ・・・ 等倍以上
ミクロ            ・・・ 顕微鏡写真

とのことです。

等倍とは、フィルムや撮像素子に写った状態で 元の物と同じ大きさである撮影倍率を言い
引き伸ばしや 拡大して見る場合の倍率は別の話しです。


現在ニコンは、マクロと言わずにマイクロ ニッコールと呼ばれるレンズを製造しておりますが
このレンズ名称は 等倍以上だけを写すマクロ ニッコールレンズを別に製造していたため
誤解を避けるために 等倍以下のレンズにマイクロという名称を付けたとのことです。




3
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腕時計

平岡さんの分類によれば これはまだマクロ写真の大きさになっていないと思います。
クローズアップ(=接写)ですね。

この時計、ソーラー・バッテリーで電池が要らんのですが
安物のガラスが反射して文字盤が見えにくくて 机の上にずっと居ります (涙)




4
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シャープペンシル

ずいぶん汚いシャープペンに見えますね

このごろあんまり使ってないからです、PARKERと彫ってあるところも 金色のところも拭けばまた綺麗になります。




5
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キーボード

携帯電話は殆ど使わないので 昔のタイプで十分なのですが
古いタイプは使えなくなるということで 新しくしたシャープのヤツです。

テレビが見れて音楽も聴けるけれど、テレビは見ないし音楽は iPod nanoだし。

昔のレンズなので 5の数字に色収差が出ています。




6
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これは何でしょう

えへへ、判ったかたはマニアですね

ミランダS という1959年製の一眼レフの ペンタカバーのネームプレート部です。
金型で押して段差を付けて Mirandaの文字も凹んだとろにペイントです。




7
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DELL

これは簡単ですね

机の上のDELLのキーボードのネームプレートです
接写で見るとゴミが溜まっています



8
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被写界深度目盛

カールツァイス・イエナの 初期の3群3枚構成 トリオター135mmF4 の被写界深度目盛です。
50年以上まえのものとは思えないです




9
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シャッター・チャージレバー

ビトー II の シャッター・チャージレバーです

フィルムを巻き上げないとチャージ出来ません
それで二重写し防止になっています、さすがコンパーです




10
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手ブレ感知虫

宝石箱を開けると コイツがいて6本の足を震わせています
もともとは南アフリカで売っていた 「びっくり箱」なんですよ

身体は箱の下から支えられていますが、6本の足は非常に細い針金で身体から吊られています。
それで箱を開けると足が ブルブルブルブル


コイツは 手ブレ感知虫とも呼ばれています
箱を持ってコイツの足が揺れなければ あなたはカメラを持っても手ブレしないということです

ひひひ、これだけブレたらダメですね




11
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ベローズとチューブの併用

ベローズ(蛇腹)を使いますと、蛇腹がペシャンコからレールの長さ一杯まで調整できますので
撮影倍率を ある程度自由に変えることが出来ます。

この組み合わせですと 等倍をだいぶ超えた倍率で写ります。




12
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マクロ10円玉

はいっ、G1のフォーサーズの小さい撮像素子に 10円玉を大きく入れました。
ピカピカの10円玉だったのに マクロで見ると汚れています。

等倍以上では、レンズと10円玉の距離は1cm程度で ファインダー像はグラグラします。
息をする度にピントが狂うし ISOはもう800まで上げてるし、で パチリ

う~ん、ややブレています




13
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春を待つ

朝日新聞の活字です

いわゆる普通の大きさの文字です
新聞の紙も こうやって見ると 凸凹していますね

これはラッキーでブレなく撮れましたが、
やはり等倍以上で綺麗に撮るには ちゃんとしたライティングと三脚が必要ということが分かりました。

あぁ~、疲れました (^^)



***********************************************************
■ 2011年2月26日撮影
■ 1, 2 & 11枚目 Micro Nikkor 60mm F2.8D + D700
■ 3 ~ 10枚目  RE Topcor 58mm F1.4 + Extension Tube + G1
■ 12 & 13枚目  RE Topcor 58mm F1.4 + Bellows + Extension Tube + G1
■ ISO800

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おまけ
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ザムビアの水牛

おまけでアップします

むかし南アフリカで仕事をしていたとき、ヴィクトリア・フォールズ(ヴィクトリアの滝)を見たくて行った
ザムビアのコインに描かれていた水牛です。

コインは、50 NGWEEという 何と発音するのか忘れてしまった 10円玉と同じぐらいの大きさのものです。
そこに描かれている水牛の角は、ザムビアの人々の夢を表すかのように 大きく 長く 美しく
その眼は コムギの眼のように 可愛らしく輝いております。

ベローズを一杯まで伸ばして だいぶ手ブレしておりますが、最後におまけとしてアップします。


■ RE Topcor 58mm F1.4 + Bellows + Extension Tube + G1




おまけ -2
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水牛コイン

ブログ仲間の kyoko さんから、「おまけの水牛コインの全体が見たい」 とのコメントがありました。
50 NGWEE Zambia 、コイン全体をアップします。

こんな小さなコインに 「おまけ」のような可愛いおめめが描かれているのですねぇ ♪♪♪

■ Micro Nikkor 60mmF2.8D + D700 ■ 絞り優先オート 絞りF7.1 ■ ISO1600




おまけ -3
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手ブレ感知虫 全景

純さんから、懐かしいと言われた 「手ブレ感知虫」の全貌です。

愛嬌のある顔をしてるでしょ

この写真は マイクロニッコールで撮っていますが マクロ写真ではないですね

■ Micro Nikkor 60mmF2.8D + D700 ■ 絞り優先オート 絞りF7.1 ■ ISO1600











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Commented by jikomannte at 2011-02-26 21:15
マクロの世界を、身近なものを撮影して楽しめるのは、裏山酔ですね。
最近のカメラやレンズは、マクロで撮ってみようという気がしない材質やデザインですもんね。
ミランダは答えを書かないで頂ければ、これはミランダですな!と威張って答えられたのに。(笑)
手振感知虫、まだ健在だったんですね、何だか懐かしいですよん。
Commented by musapoo at 2011-02-26 22:04
遊んでますね〜(^_^)
マクロとミクロの言葉の使い方は不思議ですね。
マクロって「拡大する」って動詞的だし、
ミクロって「小さい物」って名詞的だし、
どうも自分の中ですっきりしていません。

等倍までがクローズアップならば、
私が使っているのはクローズアップレンズなんですね。
Commented by kyoko1034 at 2011-02-26 22:13
新しいおもちゃを手に入れて、とっても楽しそうですね(*^_^*)
最後のザムビアの水牛のコイン、
いつか全体も見せてくださいませ。
Commented by top-bluediamond at 2011-02-26 22:16
いやー 驚きました。
トプコンのエクステンションチューブ。
ニコンの接写リングは知っていましたが。
こんなマニアックなマクロ撮影楽しそうですね。
でもトプコール85mm f1.4は、
これだけベローズとチューブで長くしても
撮れるなんて、さすがです。
Commented at 2011-02-27 10:04
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by nakajimaakira1948 at 2011-02-27 16:08
純さん、こんにちは!
マクロで遊んでいますが、等倍や等倍以上となると なかなか被写体がありません。
手持ちで等倍以上になりますと、標準レンズではレンズ全面から1cmといったワーキング・ディスタンスになり
レンズ側も被写体側も 接触による破損や傷付きが懸念されます。

6枚目のミランダ、分かりましたですか。
一眼レフのペンタ部だと分かっても ミランダと分かるのは その筋のマニアで~す。

手ブレ感知虫、純さんに 「懐かしい」と言われたので おまけに全貌を追加いたしました (^^)

Commented by nakajimaakira1948 at 2011-02-27 16:40
musapoo さん、こんにちは!
えへへ、いつもマクロレンズを使って カメラの写真を撮っていますが
実際にマクロ写真をとるのは 1年に1回あるかどうかといった程度です。

平岡武夫氏の 「クローズアップ」「マクロ」「ミクロ」の定義は、今では通用しませんね。
30年まえの話しで、等倍以上の写真をブレなく写せたら それだけでプロだった時代ですから (^^)

しかし30年前には、以下のようなマクロ専用レンズ(一般撮影は不可能)が発売されており、
マクロ・トプコール 30mmF3.5 ---  東京光学製、撮影倍率 2倍~9倍
フォタール 25mmF2.5    ---  ライツ製、撮影倍率 2倍~10倍
マクロ・ニッコール 35mmF4.5 ---  日本光学製、撮影倍率 8倍~20倍
現代のマクロレンズとは全く異なる性能だったです。

たしか、現代のような1/2倍~等倍にとどめた そのかわり無限遠まで撮れるマクロレンズは
キルフィットの マクロキラー40mmF3.5が最初だったと思います。

Commented by nakajimaakira1948 at 2011-02-27 16:51
kyoko さん、こんにちは!
えへへ、おっさんにも 時々新しいおもちゃが要るので~す (^^)

ザムビアの水牛のコイン、ご要望にお応えして おまけ-2にアップしました。
見てねぇ~
Commented by nakajimaakira1948 at 2011-02-27 17:09
topblue さん、こんにちは!
トプコン(東京光学)は、とうの昔に写真用カメラ・レンズからは撤退しております。
今回のエクステンション・チューブは新品だったので、いまだにデッドストックがあるんですねぇ~。

トプコールは 85mmではなく 58mmF1.4ですよ (^^)
コシナさんが復刻したヤツでなく 元の RE Auto Topcor で、
トプコンRE Superが発売されたときの標準レンズでした。

どんな標準レンズでも、ベローズで繰り出せば等倍撮影程度はできると思います。
いくらでも拡大撮影ができるかというと、理論上はできるのですが
色収差などの影響で 見るに堪えられない写真になると読んだことがあります。

Commented by nakajimaakira1948 at 2011-02-27 17:12
02-27 10:04の鍵コメさん、こんばんは!
了解いたしました。
楽しみにしております (^^)

Commented by g7_2007 at 2011-02-27 19:05
蛇腹にエクステンションチューブの11、めちゃカッコええですね。
これで構えている師匠の姿を想像しちゃいましたよ。
楽しいんでしょうね~(笑)
こんな接写は私には性が合わないというか、イラついてしまいそうです。
だからタム90もほとんど使ってません。写りはいいんですけどねぇ...
それよりも、手ブレ感知虫が気になります。今度、見せてくださ~い!!
Commented by jmiin at 2011-02-27 22:50
腕時計とかを超拡大して見ると、分針は、ちゃんと動いているのが
見えたりしますよね。

拡大する、と言う行為は、時間の短縮化なのか? と、動いている
分針を見て、思った事があります。
Commented by nakajimaakira1948 at 2011-02-28 09:25
g7 さん、おはようございます!
えへへ、Topconのエクステンション・チューブは eBayで15ドルでした。
送料のほうが高かったです。
カッコええでしょ。

楽しかったけど 疲れました。
今度マクロ撮影をするのは いつになることやら (^^)

TAM90マクロは、銀塩MFのときからある 歴史的なレンズですが
最近のものはスタイルが良くないのではありませんか?

手ブレ感知虫、マクロ撮影していて たまたま見つけました。
今度 持って行きます。

Commented by nakajimaakira1948 at 2011-02-28 09:50
jmiin さん、おはようございます!
そうですね、分針はいざ知らず 秒針は動いて被写体ブレしているのを良く見ますね。

> 拡大する、と言う行為は、時間の短縮化なのか?
わたしは逆に 動いているものを拡大する場合
時刻と時刻のあいだの一瞬を写し取っていているように思います。

2枚目はexifでは1/60秒ですが、こんな瞬間を60枚撮って1秒になります。
なんと1秒の長いことか。

Commented by ちくりん at 2011-02-28 13:59 x
nakajima さん、こんにちは

手ブレ感知虫、記憶しております。
福岡遠征の時だったかに初登場したように思います。

ミランダのa、イエナの目盛り、ビトーもシャッターチャージレバー、
昔の工作物はマクロ撮影に耐える精度で美しいですね。

その点、我が国の10円玉よりザンビアの50Ngwee の方が綺麗なのが残念です。
Commented by nakajimaakira1948 at 2011-02-28 14:58
ちくりん さん、こんにちは!
はいっ、手ブレ感知虫の日本初登場は 福岡へ行くちょっとまえの
2006年8月3日のたこ焼きオフ会でした。

手に入れたのは、南アのどこかで 残念ながら場所は忘れてしまいました。
とても懐かしい品物で、いまでも大事にしております (^^)

ビトーのシャッターチャージレバーなどの、小さな美しいものが減ってしまっている時代ですが
いま会社で壊れたハードディスクのプリント配線を見て、拡大写真でこれを撮りたかったなぁと思っています。

日本の硬貨は むかしからあまり見るものがありませんね。
西暦が入っていないのが残念ですが、10円玉の宇治の鳳凰堂なんかはええと思います。

Commented by biwakokayo4 at 2011-02-28 16:37
今日の企画は面白かったです。
難しいことはわからないけれど
きっとnakajimaさんも楽しく撮影されたと思います。
外国のコインはペンダントにしたいと思うくらい素敵なデザインがあるのに、日本のコインは・・・(泣)
>PARKERと彫ってあるところも 金色のところも拭けばまた綺麗になります。
ぜひ、ピカピカの写真も拝見させてください。
Commented by nakajimaakira1948 at 2011-02-28 17:39
kayo さん、こんばんは!
わはは、延長チューブが届いたので 拡大写真を撮ってみました。
三脚を使うのが普通なのですが じゃまくさいので手持ちで撮ったので 手ブレしている写真も多いでしょ (汗)

はいっ、実はわたし 外国のコインを集めるのも趣味のひとつなんですよ。
日本のコインは、デザインがイマイチで 集める気がしませんね (^^)

4枚目のパーカー、もうピカピカにはなりませんが 写真の錆びのようなものはすぐ取れます。
でも写真はまた今度で~す。

Commented by kyoko1034 at 2011-02-28 23:10
おまけー2 ありがとうございます(*^_^*)
外国のコインって楽しいですよね。
昔のイタリアの銀色金色二重になっているコインが好きでした。
探せばあるはずo(^-^)o
Commented by nakajimaakira1948 at 2011-03-01 09:09
kyoko さん、おはようございます!
はいっ、外国のコインは デザインに面白いものが多く 集めるのが楽しいです。
アフリカ諸国のコインは、動物をデザインしたものが多くて ほんとうに面白いです (^^)

イタリアのコイン、外が銀色で中が金色のものでしょ。
多くの国で造っておりますが、熱して外側のリングが大きくなったときに 中側の部分を入れて
冷えると外側のリングが小さくなって 抜けなくなるんですね。
「焼きばめ」って呼んでいます。

出てきたら ブログにアップしてくださ~い

Commented by choco-one at 2011-03-01 21:50
nakajimaさぁ~~~ん、こんばんは!
これが本当のマクロなんですね~@@
私は少しアップにすれば満足だったんで、こんな風に撮れるのを見るとビックリたまげてしまいます!
Commented by nakajimaakira1948 at 2011-03-01 22:58
choco-one さぁぁ~~ん、こんばんは!
いひひ、musapoo さんから 平岡さんのマクロの定義はおかしいんじゃないかと言われました。

まぁ30年まえには、こんなこと(等倍以下はクローズアップ)を言う人もいたというぐらいにしておきましょう。

三脚を引っ張り出して、レンズを逆(リバース)に付けますと
まだまだ倍率の大きな拡大写真も撮れそうですが 適当な被写体がありまへ~ん (^^:

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by nakajimaakira1948 | 2011-02-26 19:32 | 58mmF1.4 RE Topcor | Trackback | Comments(22)

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