古いレンズたちで
2014年 04月 18日
ソニー α7と マウントアダプターたちをゲットして20日が経ちました
レンズを とっ換えひっ換えしながら遊んでおりますが
MF写真の腕のほうは、この50年以上 ほとんど進歩はないようです
でもそんなときに、押しにくいファインダー像拡大ボタンに代えて
MFにするだけで常に働く ピーキング機能ちゅうのを使うことを覚えました
これが非常に使いやすくて、なんと 動くミミちゃんをジャスピンで捉(とら)えることができました
1
横顔
動きが一瞬止まったときの横顔です
このような写真は 今まででも撮れたんですが ・・・
2
ピーキング ミミちゃん
歩いてきて座ろうとするミミちゃんです
プリマゴンの距離リングを回すと ミミちゃんの目の周りが黄色く光りました
その瞬間にシャッターボタンを押したものです
きゃー、目にピントがきています
60年近くむかしのレンズが ピーキング機能で甦(よみがえ)りました
3
Primagon 35mmF4.5
1956年メイヤー光学(Meyer-Optik Görlitz)製の プリマゴン35mmF4.5です
1、2枚目とも 絞りは F4.5開放で撮っています
角型フードは 琢磨28mm用のものです
4
わんこ
いつものウシさんの上に 誰かが忘れたわんこが乗っています
ドスンと周辺光量不足のように写ります
フィルムのときは こんなことはなかったのですが
5
こわいものしらず
怖いもの知らずのミミちゃんです
ずんずん進みます
6
Super Wide Heliar 15mmF4.5
コシナ製フォクトレンダー(Voigtländer)の ヘリアー15mmF4.5です
4、5枚目とも 絞り開放で撮っています
超広角レンズになりますと、絞り開放でも被写界深度が深いのでファインダー画面じゅうがピーキングでOKになり
これではピーキング機能があまり役に立たず やはりレンズの距離目盛がたよりです
ペンタ部がオレンジ色に反射して SONYのロゴが異常に目立ちます (;。;)
7
たそがれどき
黄昏(たそがれ)どきの公園です
収差が残っているのでしょうか、二つの街灯が滲ん(にじん)で写ります
8
Double Range Summicron 50mmF2
7枚目の「たそがれどき」は DRズミクロン50mmF2での写真でした
ズミクロンで撮るとなると構えてしまって 良い被写体がなかなか無くて作例は1枚だけです
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■ 1、2枚目 2014年4月3日 自宅にて
Meyer-Optik Primagon 35mmF4.5 on Sony α7
絞り開放F4.5
■ 4、5枚目 2014年4月12日 服部緑地公園にて
Voigtländer Super Wide Heliar 15mmF4.5 on Sony α7
絞り開放F4.5
■ 7枚目 2014年4月14日 自宅まえの公園
Leitz DR Summicron 50mmF2 on Sony α7
絞り開放F2
■ 3、6、8枚目 2014年4月3日、4月18日、4月9日
Micro Nikkor 60mmF2.8D on Nikon D700
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ピーキングは、どんなに古いレンズを付けていても MFに切り替えた時点で効き始めます。
カメラは 撮影者が何にピントを合わせたいか判りませんのでシャッターは切れませんよ (^^)
でも シャッターボタンを押してから撮影されるまでのタイムラグは殆んどありません。
いひひ、ええでしょ
2枚目、距離リングをグイッと回しますと ピントが合ってきますが
そのときにピーキングの識別色(黄色に設定)が ミミちゃんの目のまわりに現れました。
ローガン・ランシーの目でも 容易にピント合わせが出来ましたぁ。
今までは マイクロフォーサーズの小さなフォーマットで
プリマゴンの周辺描写はどうなっているのかなぁと気にしておりましたが
柔らかく優しいボケ味だったので 安心しました。
ピーキング便利ですよね。
でも超広角だと深度が深いので、画面全部光ってしまって役に立ちませんね(笑)
プリマゴン35mmF4というレンズは知りませんでしたが、開放からシャープですね。
6枚目、始めロゴの部分にnakajimaさんが、何か細工されたのかとびっくりしました。
光の反射によるもとのことで安心しました(笑)
実は今日初めて近くのコジマでα7を触ってきました。
キットのズームレンズが付いていましたが、想像通りそれほど重くなかったです。
これだったらRX10止めてこっちにしておけば良かったかな(笑)
SONY の大先輩のlucky さんであれば、ピーキングは良くご存知ですよねぇ。
はいっ、非常に便利ですね。
おなじ調子で ピーキング機能を超広角レンズにも使って ピントの冴えない画像をつくってしまいました。
動きのない被写体では やはりファインダー画像拡大か レンズの距離目盛の活用ですね。
1、2枚目、プリマゴン35mmF4.5は 絞り開放からシャープなレンズで わたしの大好きなレンズなんですよ。
6枚目、SONYのロゴが あまり好きでないわたしは 目立たないように黒テープを貼ろうかと思っています。
えへへ、α7 軽いでしょ
わたしの α7の購入動機は、35mm判フルサイズのフォーマットであることと その軽さでしたぁ。
えへへ、α7 は 面白いカメラです。
特に レンズが好きなひとには、いま現在 これ以上のカメラはありませ~ん。
欲しいものを我慢していると 病気になります
と、思います。
ピーキングミミちゃん、バッチリお目目にピントが来てますね!
私も昨日から黄色にしました。まねしんぼでーす!(笑)
でも、α7rのシャッターは反応が鈍いので今だと思っても孫は横向いてました。(笑)
5枚目、怖ーい絵本の挿し絵のような不思議なお写真で惹き付けられます。
流石に周辺減光と色かぶりはありますがそれも味ですね。
ホロゴンとα7rは色かぶりが酷いのとシャッターがガードに当たるそうなので潔くフィルム専用として諦めています。
はいっ、α7を買って一番うれしかったのは ピーキング機能が実用になることでした。
ピーキング色の設定は、世の中の色彩のなかでは 黄色が一番少ないだろうと思ってのことです。
プリマゴンは定評のあるレンズですが そのシャープネスとともに
優しいボケ味にしびれております。
ビリビリビリー
α7とα7rの違いは画素数とフィルターの有無だけかと思っておりましたが シャッターも違うんですか?
5枚目のS.W.Heliarの写りですが、いまいちピントが冴えないのは絞り開放のためで
周辺光量不足は味だと思って気にせず
色かぶりの激しいのはデジカメの特徴かと思って
すべて忘れてバリバリ使っておりまする。
S.W.Heliar、4月16~17日に京都であった 42年ぶりの同窓会にも持って行きましたよ。
わははは、qchan も α7を購入されましたか (^^)
このα7は2014年4月現在、古レンズを楽しみたいと思っている方には
文句なしにお薦めできるカメラと考えます。
専用レンズが3本しかなく ソニーが古レンズ遊びを推奨しているようです。
弱点はただひとつ、バッテリーの消耗が非常に速いところですが
Amazonで、中国製のバッテリー(2個)とバッテリーチャージャーのセットで3450円で売ってます。
残量の%表示も出るし これは必需品と思いま~す。