カッサール105mmF4.5

2014年11月6日(木曜日)

寒くなりましたね
パッチを はきました

寒くなったら古レンズです
今回は 西独ミュンヘンの蛇腹専用レンズ カッサール105mmF4.5です





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カッサール105mmF4.5_b0069128_948214.jpg

Cassar 105mm 1:4.5

カッサール105mm 1:4.5 は こんなレンズです
外観はシンプルですが ヘリコイドが無いので このままでは引き伸ばしレンズぐらいにしか使えませんね

普通絞りはF4.5~32までで 絞り羽根は14枚あります

西独のミュンヘンにあった シュタインハイルが1959年以前に造ったレンズです

なんで1959年以前に造ったと判るねん?
それは こんな資料があるからです


カッサール105mmF4.5_b0069128_9545299.jpg

SEYMOUR's Bulletin in 1959

アメリカのセイモアの1959年のエキザクタの広告の一部分です
上から4段目が Cassar 105mmF4.5 です

■ 2014年11月5日 ■ Micro Nikkor 60mmF2.8D on Nikon D700





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カッサール105mmF4.5_b0069128_104297.jpg

純正レンズキャップ

シュタインハイル純正のレンズキャップです

ホコリだらけに写ってますが 実際は綺麗です

接写が効くキヤノンのG7で ISO1600にして撮ったからノイズが出まくっているのです
Münchenの 「ü」のあとに写っている白いゴミは 本当のゴミですけんど

■ 2014年11月5日 ■ Canon Powershot G7 ■ 接写モード ■ ISO1600





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カッサール105mmF4.5_b0069128_1020522.jpg

蛇腹にセット

カッサールを蛇腹にセットして エキザクタ→NEXアダプターに付けようとしたら ロックが効きません
中国製の安物アダプターでは ときどきこういう事があるのです

手持ちのトプコン製の中間リングを1枚かましたら ロックが効くようになりました

■ 2014年11月5日 ■ Micro Nikkor 60mmF2.8D on Nikon D700





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カッサール105mmF4.5_b0069128_10334067.jpg

三脚にセット

三脚にセットしました
べつに三脚を使う必要はないのですが まず接写をやりますので

3群3枚構成のカッサールは、写真では判りませんが 美しいシアン系の単層膜コーティングが施されています

蛇腹の伸縮を調整してピントを合わせます

ところで 蛇腹とカメラの水平が大きくズレているのに気付かれましたでしょうか?
やっぱり 安物アダプターはアカンですねぇ
まあ 普段は三脚なんか使いませんので 別にええけど

■ 2014年11月3日 ■ Micro Nikkor 60mmF2.8D on Nikon D700





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カッサール105mmF4.5_b0069128_1052269.jpg

トプコンPR

105mmF4.5開放で接写してみました
被写体は 日本初のレンズシャッター式35mm一眼レフ トプコンPRのネームプレートです
α7の ピント拡大機能を使っています

なんでトプコンPRを写すねん?
えへへ、トプコンPRは1959年生まれで カッサール105mmと同い歳やもんね

三脚を使っていますので ブレもなく綺麗に写ってますね

■ 2014年11月3日 ■ Cassar 105mm F4.5 with Bellows on SONY α7 ■ 絞り開放





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カッサール105mmF4.5_b0069128_1101876.jpg

トプコール50mmF2.8

ボディは 買って1週間で壊れてしまったトプコンPRですが
トプコールレンズは綺麗で 使ってほしそ~です

■ 2014年11月3日 ■ Cassar 105mm F4.5 with Bellows on SONY α7 ■ 絞り開放





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カッサール105mmF4.5_b0069128_11113052.jpg

遠景

三脚をそのまま使って 遠景を F8まで絞って撮ってみました
水平の出ていないのは アダプターがアカンからです

画面中央に1枚ベールをかましたような写りですね
右上の 赤い干し物は綺麗に写っているのに

フィルター径は30mm程度と小さくて トイレットペーパーの芯製のフードも使えません

■ 2014年11月3日 ■ Cassar 105mm F4.5 with Bellows on SONY α7 ■ 絞りF8





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カッサール105mmF4.5_b0069128_11261011.jpg

シュナイダーのキャップ

また近接写真です
ピントは プラクティカIVの シュナイダーのレンズキャップです

ピント拡大を使いましたが しっかりした解像力と優しいボケが嬉しいです ♪♪♪

■ 2014年11月3日 ■ Cassar 105mm F4.5 with Bellows on SONY α7 ■ 絞りF8





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カッサール105mmF4.5_b0069128_1133485.jpg

公園の樹

秋になって ばっさり枝を切られた公園の樹です

ピントは 画面中央の白い枝の断面をねらっていますが
やはり画面全体がベールを被っています

手持ち撮影です

■ 2014年11月4日 ■ Cassar 105mm F4.5 with Bellows on SONY α7 ■ 絞りF8





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カッサール105mmF4.5_b0069128_1142508.jpg

動物会議

手持ちで 動物会議を撮りました

ブレないように ISOを6400に上げていますので ブレはありませんが
狙ったズマロン35mmのレンズ名が あまりシャープに写っていないようです

それと 画面中央のベールが気になります
こんど使うときまでに トイレットペーパーを切って特製フードを作ります

■ 2014年11月5日 ■ Cassar 105mm F4.5 with Bellows on SONY α7 ■ 絞りF8











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Commented by aitoyuuki32 at 2014-11-06 12:45
う~~ん私と同い年のレンズ
親近感大です(^^)

さすがにフレアは大きいですが
解像感はありそうですね(^^)v
Commented by jikomannte at 2014-11-06 19:49
中央のベールが掛ったような曇り、レンズの内部の曇りとかですかね。
蛇腹にピンホールとかも無いでしょうしね。
Commented by nakajimaakira1948 at 2014-11-07 08:38
aitoyuuki さん、おはようございます!
そうですか、aitoyuuki さんも1959年生まれでしたか。
バースイヤーカメラやレンズには 親近感を感じるでしょ (^^)

この蛇腹専用レンズは 良い悪いの評価が極端に分かれているようです。
フォーサーズのオリンパスE330に付けて撮ったときは
フレアーも出ずに綺麗に写りましたよ。

トイレットペーパーの芯を使って特製のフードを作り
今度はフルサイズでもフレアーの無い写真を撮ってみたいと思います。

Commented by nakajimaakira1948 at 2014-11-07 08:50
純さん、おはようございます!
このカッサール105mmは ほとんど使われなかったのか
3枚のエレメントは曇りも無くすごく綺麗でした。

蛇腹の胴はポリプロピレン製で金具がやられても穴があくことはありません。

5、6、8枚目の写真がベールを被っていないことや
過去に撮ったフォーサーズのE330での写真でも綺麗に写っていますので
このベールは やはりフレアーだろうと思います。

トイレットペーパーの芯を使って 特製のフードを作って
もう一度撮ってみます (^^)



Commented by 想桜 at 2014-11-07 22:21 x
こんばんは。

ほぉ~、またまた珍しいレンズの登場ですね(笑)
3枚のトリプレットですか。味わい深い描写です。
フードを装着すれば更にシャキッとしそうですね。

アダプターの傾きですが、日本製でもありましたよ(笑)
高価な事で有名!?なM製作所のアダプターを購入したのですが
、ベローズを付けたら全然水平が出ませんでした(笑)
半年くらい経過していましたが、連絡したら
「一番傾きが少ないのを送りましたが、気に入らない様だったら返金します」と親切な対応をしてもらいました。
送られてきた商品は大丈夫でした(笑)
Commented by nakajimaakira1948 at 2014-11-08 08:11
想桜さん、おはようございます!
わたしは昔のトリプレットを数本持っておりますが
このカッサール105mmF4.5が一番シャープだと思っています。

なぜα7ではフレアーが多いのか判りません。
フォーサーズのオリンパスE330に 近代インターナショナルのアダプターを付けて撮ったときは
全面シャープでフレアーも出なかったです。

はいっ、日本製でもマウントアダプターは 問題のある事は多いです。
上の近代インターのエキザクタ→フォーサーズのアダプターは宮本製作所のOEMなんですが
使いたかったREトプコールは ハマるが回転できないという代物です。

わたしも近代インターに事情を話せば 交換してくれたんでしょうか。

Commented by 想桜 at 2014-11-08 10:50 x
再びこんにちは。

アダプターの件ですが、私だったらダメモトでも連絡すると思います。近代インターナショナル(M製作所)のは高いですから諦めきれません(笑)

真ん中が白くなるのは絞った時に出ませんか?多分絞り具合によって白い丸の大きさが変わると思いますが…。
カメラ側の測光方式を変えてみると無くなる可能性が高いです。
焦点距離が90㎜以上のオールドレンズはこの様な症状は結構あります。私が所有しているコムラーはもっと酷いです(笑)
もし改善しなければ深いフードを装着するか、順光の撮影のみに使用する…(笑)
因みにGXRでもこのような症状が出ましたのでα7だけに出る、という事ではないと思います。

Commented by nakajimaakira1948 at 2014-11-08 12:14
想桜さん、再び こんにちは!
わたしの近代インター(宮本製作所)のアダプターは フォーサーズ用のものです。
フォーサーズマウントは マイクロフォーサーズに取って変わられてしまいましたので
もう今さら・・・と言うところです。

でもそれから とても安い中国製のマウントアダプターを使うのを覚えました (^^)

そう言えば 真ん中が白くなる件、F8に絞ってから出始めましたよ。
5、6枚目の絞り開放では ベールはありません。
でも絞ると出てくるちゅうのは なんででしょうねぇ。

よく似た焦点距離で 日東コミナー105mmF3.5ちゅうのを持っていますので
一度α7に付けて試してみます。


Commented by 想桜 at 2014-11-08 14:37 x
三度こんにちは。

詳しい理論などは分かりませんし、推測の域を出ませんが、絞り羽根の位置がレンズの前玉側にある望遠レンズが「順光でない時に絞り込むと真ん中が白くなる」と思います。
望遠レンズでも絞り羽根が真ん中より後ろにある(カメラ側にある)タイプのレンズではこうした現象は出ません。現代の望遠レンズは全て後ろ側に付いています。
例を出しますと、仮に真っ暗な洞穴に落ちたとします(笑)
太陽の光がほんのちょっと差し込んで、洞穴の底の地面に光が到達していたとします。
おそらく光が直角に到達している所は明るく、その周りはぼんやりと明るい、そのまた周りは暗い、そんな感じではないでしょうか?光が差し込む位置が高ければ高いほどその違いは顕著だと思います。(光が差し込む位置・地面が洞穴の天井に近ければ洞窟全体が明るい、絞り羽根が撮像面に近ければ撮像面全体が明るいまたは均一)また、そういう事に加え、コーティング技術が未熟であったり、絞り羽根より後ろの後玉も少ないので補正しきれないのでは?と思っています。

長文すいませんでした。
Commented by nakajimaakira1948 at 2014-11-08 16:21
想桜さん、またまた こんにちは!

う~ん、話が難し過ぎて わたしには良くわかりませんよ。

レンズの無い場合の洞穴での仮説は、実際の暗箱ではそうはなりませんよ。
わたしのブログ「ピンホールレンズ」では画像は均一です。
http://nakajimaak.exblog.jp/4009315 を 参照ねがいます。

洞穴と暗箱が同じだとすれば、ピンホールでは絞りは 最も前(被写体側)にありますが
部分的にベールはかかりません。
小さい穴(絞り=ピンホール)でも 画角内のすべての光線は通過して均一に写るのではないのでしょうか?

自分の頭の悪さに 汗が出てきましたよ (大汗)

Commented by 想桜 at 2014-11-08 18:45 x
たびたびすいません。

仰る通りピンホールカメラはそういう事が無いですね。
例えが悪かったかもしれません。お詫び致します。
推測が大外れで恥ずかしいです。

ネットで色々検索してみたのですが、この現象をスカッと解決する様な説明や解説が今の所見当たりません。
それどころかキャパの少ない私のオツムはもはやパンク寸前です(笑)

もうこうなったらメーカーにでも聞いちゃおうかな?と思っていますが、答えてもらえるでしょうか、ちょっと不安です(笑)
Commented by nakajimaakira1948 at 2014-11-08 19:45
想桜さん、こんばんは!

いえいえ、コムラーでも同一現象が起こったという話しなど コメントは大いに参考になっております。
頭がアルツハイマーになりかけているわたしには 想桜さんの推測も非常に有益です。

写歴はもう55年を超えましたが 技術的なことは丸で判っておりません。
昔のレンズをデジタルで撮るのを 老後の楽しみにしておりますので、気付かれたことをいろいろ言って頂けるととても嬉しいです。


Commented by jikomannte at 2014-11-09 08:12
ピンホールレンズって、レンズがありましたっけ?
レンズが無いのでしたら、フレアーは発生しないと云うことかもですね。
Commented by nakajimaakira1948 at 2014-11-09 11:20
純さん、おはようございます!
ピンホールレンズには いわゆるガラスエレメントはありません。
素通しの穴があるだけです。

でもね、ケンコーの平成18年2月の「Filter & Photo Equipments Catalogue」では
ピンホールレンズという商品名で販売されています。
レンズの役目をする穴という意味でしょう。

ピンホール写真には、おっしゃる通り フレアーや各種の歪みは存在しませんです。

Commented by 想桜 at 2014-11-09 18:40 x
こんばんは。

昨晩、某レンズメーカーにメカニズムの解説をお願いするメールを送りました。メーカーさんにはご迷惑をおかけすることになりますが、気になって眠れませんので(笑)
回答をもらえるかどうか分かりませんが、分かり次第お知らせ致します。
Commented by nakajimaakira1948 at 2014-11-09 19:26
想桜さん、こんばんは!
わたしのつまらない写真の不具合の解明のために
不眠症にしたり メーカーへの問い合わせまでさせたりして 申し訳ありません。

と言いながら 想桜さんからのメーカー回答の連絡を楽しみに待っておりますので (^^)



Commented by sabunikon at 2014-11-10 06:36
おはようございます。
nakajimaさんと想桜さんのマニアックなお話、ちんぷんかんぷんですが撮っても面白かったです。(^^)
お古レンズはこんな楽しみもあるんですねえ。
しかし、マニアックなレンズが色々出てくるのにびっくりでーす。(^^)
Commented by nakajimaakira1948 at 2014-11-10 10:20
sabunikon さん、おはようございます!
想桜さんは 「ファイティング ガッツ ピストン号」というブログの管理者で
とてもマニアックな方です。

わたしは デジタル写真の技術は何も判らず
むかし覚えた銀塩写真の技術だけでデジタル写真に立ち向かって汗をかいております。

蛇腹専用レンズは別にマニアックなレンズではなく ペンタックスも出しておりましたよ (^^)



Commented by 想桜 at 2014-11-10 14:57 x
こんにちは。

レンズメーカーさんから回答を頂きました!
「回答をそのまま転載するのはダメ」と質問を送る際の注意事項に書いてありましたので、ポイントのみを。

・この現象は一般的に「スポットフレア(或いはフレアスポット)」と言われている。
・デジタルカメラでは撮像素子に当たった光が反射するが、フィルムの様な乱反射はせず「正反射」に近い特性を持っている為、撮像素子に反射した光がレンズ内に戻り、再度レンズ内で反射、その反射光が再び撮像素子に戻る事で発生。
・レンズ内反射はレンズの設計により内部のレンズ面によって反射する「面間ゴースト」とレンズ内部のパーツ(絞り羽根や筒自体)による反射がある。
・一般のゴーストと同様、絞り値によって大きさ・形状は異なり、開放に近い程目立たなくなるが、レンズ設計、撮像素子のサイズにも関係する為、一概には言えない。

こういう事らしいです(笑)
(私のレンズの場合、絞り羽根に反射しているのでは?との事)

私も写歴ウン十年ですが、フィルム時代の方が長いので、この様な現象が出る様になったのは確かにデジタルになってからだよなぁー、と改めて思いました。

オールドレンズは正反射に対しての二次反射対策設計、マルチコーティングなどはもちろんしていない(笑)ので、「フード着用」「逆光撮影はしない」「逆光撮影する際は絞らない」が大前提になりそうですね。

Commented by nakajimaakira1948 at 2014-11-10 16:01
想桜さん、こんにちは!

ありがとうございます。
カッサール105mmF4.5での 絞った場合のベールは「スポットフレアー」だったんですね。
現象は、絞り開放では目立たなくなるなど 説明して頂いたことと全く一致します。

わたしはオールドレンズで撮るときは いつも開放です。
べつに意味があってやっていることではなく
絞ればどのレンズで撮っても 同じ写りになるからです。

40年ほどむかし、アサヒカメラのニューフフェイス診断室の小倉磐夫ドクターが
写真家に「絞り開放の写真はありませんか? 絞って撮ればどのレンズも同じ写りです」と
言っておられたのを アホの一つ覚えのように実践しております。

それが このカッサール105mmでは、1段絞ってF5.6でも撮ったのです。
シャープネスで びっくりさせようとしたのがデジタルでは逆効果だったわけです。

デジタルは絞らずに撮ります。
本当にありがとうございました m(_ _)m 



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by nakajimaakira1948 | 2014-11-06 11:52 | 105mmF4.5 Cassar | Trackback | Comments(20)

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