よみがえった ズミタール

2015年7月4日(土曜日)

30年ほど昔、ライカM3を買ったとき 一緒に買ったズミタール50mmF2の登場です。

家に帰ってボディに付けようとしたら 取り付きません。
当然ですよねぇ、M3はライカのMマウントでしたが ズミタールはL39のスクリューマウントでした。
そんなことも知らなかったのです。

早速 ライカのマウントアダプターを発注しましたが 家に届くまでの長かったこと。

ところがある日、ズミタールをM3に付けて使っていると 絞りリングがロックしてしまい
F2.8の手前ぐらいから動きません。
M3とズミタールを買った梅田の大林写真機に電話すると
「オーバーホールしましょう、代金は2万円程度です」と言われて そのまま30年間ちかく 放っておいたのです。

昨日、棚のこやしになっていたズミタールの前玉が汚くなっていたので オキシドールでお掃除しました。
ついでに レンズ先端の絞りリングに ビオター58mmで劇的な効果があった潤滑油をほんの一滴リングの回転部に落とすと
ウソのように ズミタールの絞りリングが動きます

いったい何だったのかぁ~、でも うれしい ♪♪♪





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よみがえった ズミタール_b0069128_1154110.jpg

よみがえったズミタール

ライツが 1939~55年までフラッグシップレンズとして17万本も造ったズミタール50mmF2です

真鍮製の鏡胴は沈胴型で 小型ですがズッシリと重く いかにも良く写りそうに見えます
1945年からコーティングも施されるようになり わたしのはコーティングが付いています

なぜ絞りリングが回らなかったのかは判りませんが とにかくクリックストップの無い絞りリングは軽快に回ります
きれいにしたレンズの中で 10枚羽根のブレードも円形を保って動いています

30年ぶりのズミタールを ソニーα7に付けたところです
外は雨だし 家のなかのウジウジ写真ですけんど

■ 2015年7月3日 ■ Micro 60mmF2.8D on Nikon D700





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よみがえった ズミタール_b0069128_11241316.jpg

アサヒペンタックス3姉妹

ぐちゃぐちゃの本棚のうえの アサヒペンタックス3姉妹です
ピントは黒いES-II、絞り開放F2です

う~ん、写りは DRズミクロンとほとんど同じですねぇ





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よみがえった ズミタール_b0069128_11291763.jpg

動物会議

雨があがって まだ少し濡れているタイルの上で いつもやってる動物会議です

ピンとは中央の狛犬、絞りは一段絞ってF2.8です





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よみがえった ズミタール_b0069128_11345454.jpg

レンズのお手入れ

中央のトリオター135mmF4も ヘリコイドの回転が重くなっていたのですが
これも潤滑油の一吹きで 軽快に回るようになりました

左側のニッコール50mmの スカスカのヘリコイドは、わたしでは直しようがありませぬ





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よみがえった ズミタール_b0069128_11421944.jpg

オーバーインフ

わたしの 中国製のライカM→NEXマウントアダプターは かなりオーバーインフィニティです
まあ無限遠が出ないよりは良いのですが
気をつけないと datianさんが言われる「冥王星のかなた」を 写すことになります

ピントは 樹の間からニョッキと顔を出している時計です
絞りは開放だったか 一段絞りだったか忘れました





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よみがえった ズミタール_b0069128_1152573.jpg

掃除しました

掃除しても グチャグチャです
ピントは コムギのベッドです、絞りは開放です





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よみがえった ズミタール_b0069128_11554146.jpg

遊び道具

いままでミミちゃんが居たんですが ピントを合わしている間にどこかへ

ピントは赤い丸いヤツです、絞りは開放です





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よみがえった ズミタール_b0069128_1211176.jpg

裏側

家の裏側です

ピントに気を付けないと 無限遠を通り越します
絞り開放です





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よみがえった ズミタール_b0069128_1242224.jpg

夜景

絞り開放の夜景です

まあ 1939年設計を思えば 良く写っています





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よみがえった ズミタール_b0069128_129312.jpg

もう寝ます

寝るまえに ヘリコイドが軽く回転するようになったトリオター135mmを もう一度クリクリクリ

絞り開放で ブースカ時計がフレアー気味です



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 ■ 2015年7月3日撮影
 ■ Summitar 50mmF2 mounted on Sony α7
 ■ 絞り優先AE
 ■ ISOオート

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Commented by delsole7 at 2015-07-04 17:39
こんにちは

α7系は色々なレンズが黄泉帰りますね、私は今日エクステンション チューブ マクロ撮影用を注文しましました。
Commented by nakajimaakira1948 at 2015-07-04 18:34
delsole さん、こんばんは!

はいっ、こんな古いレンズを蘇らせるデジカメが α7シリーズしかないのが不思議でたまりません。
他のメイカーでは、製作上 何か問題でもあるのか 35mm判フルフォーマットのデジタル一眼カメラはソニーだけですねぇ。

ライカなどの 約束事だけで調整されたレンジファインダー用のレンズであっても
レンズを通してファインダーを見ながら撮れるカメラを ぜひ他社でも造って欲しいものですねぇ。

Commented by 想桜 at 2015-07-04 22:35 x
こんばんは。

ズミタールいいですね!
以前一旦入手しましたが、沈胴のロックがスカスカだったのでそのまま返品。以後、良縁に恵まれず現在に至ります(笑)欲しいレンズリストの中で常に上位に位置しているレンズです。ズマールも欲しいです…ってキリが無いですね(笑)
Commented by sabunikon at 2015-07-05 08:20
おはようございます。
ズミタール、またまたお宝レンズ登場ですね。
2枚目のペンタックスのペンタ部のハイライトのにじみにゾクゾクきます。
とても魅力的でほっすいレンズですが、お高いので我慢我慢です。(笑)
Commented by nakajimaakira1948 at 2015-07-05 08:40
想桜さん、おはようございます!

ズミタールの沈胴のロックは もともとカチッとは決まらずヌルーとロックされますね。
ライカコピー機では 沈胴するとボディ内部を壊す可能性がありますので
わたしはいつも撮影状態の位置にしております。

程度の良いズマールは 滅茶苦茶高いので手が出ません。
でも、ズマールがズミタールやズミクロン50mmより格好が良いので 欲しい気持ちは変わりません (^^)

Commented by nakajimaakira1948 at 2015-07-05 08:56
sabunikon さん、おはようございます!

ズミタールは ズミクロンの元の形だと言われています。
ズミタールの前玉側の張り合わせ部分2箇所を分離して 空気レンズにしたのがズミクロンですね。
おっと ズミクロンはエレメントにランタン系新種ガラスを使っていましたね。

ズミタールは多く造られたので 価格はライツのガウス系レンズの中では安いです。
わたしのズミタールは綺麗なほうですが DRズミクロンの約1/3でしたよ。

造られて60~75年経っていますので 今ではきれいなズミタールを見つけるのは難しいですね。

Commented by g_voyageur at 2015-07-05 21:08
ズミタール復活おめでとうございます。
直ったのも凄いですが30年近くの放置ってのも凄いです。
さすがライカと言うべきでしょうか!?
Commented by nakajimaakira1948 at 2015-07-05 23:09
voyageur さん、こんばんは!

わはは、ありがとうございます。
30年ぐらい放おっているレンズは 他にもいっぱいあります。
非Aiから Aiになった頃のニッコールの 35mm、50mm。135mm、200mmあたりも
ぼちぼち 21世紀の光を当ててやらねばなりません。

ソニーα7は、古レンズを蘇らせる 良いおもちゃです。

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by nakajimaakira1948 | 2015-07-04 12:16 | 50mmF2 Summitar | Trackback | Comments(8)

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