インダスタール26M 50mmF2.8 で 岡町へ
2018年 02月 04日
先月の1月29日(月)、わたしのブログ初公開の インダスタール26M 50mmF2.8 を 付けた
α7 II を 首から下げて 岡町方面をカメラ散歩しました
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Industar-26M f=5cm 1:2.8
この ロシアンのインダスタール26M は、1990年頃にオーストリアのLeica Shop から個人輸入した
FED-2 Type-C に付いていた アルミ製鏡胴の可愛いバルナック型ライカマウントのレンズです
インダスタールはロシア語のキリル文字で ИНДУСТАРと綴ります
いつまで経っても なかなかキリル文字は読めませんねぇ
コーティングはシアン系の青とマゼンタ系の赤紫の 単層膜コーティングが施されています
ロシア製(正しくは ソビエト連邦製)の インダスタール銘のレンズは 数多く(40種以上)あり
1930年から造られた 3群4枚構成のテッサー型のレンズの総称です
18x24cm判の大型折り畳みカメラから 16mm判フィルム使用の豆カメラまで
インダスタールと名前の付くレンズは みんな3群4枚構成のレンズだったのです
ボディの FED-2 Type-C は、1958-60年に造られていますので
この インダスタール26M も その頃に造られたものと思われます
手持ちの Jean Loup Princelle著の Russian & Soviet Cameras で調べますと
インダスタール26M は、1956年の FED-2 Type-B に 初めて付けられたそうです
クラスノゴルスク(= 美しが丘)機械工場などで造られたソ連製のレンズは
シリアルナンバーの前2桁が製造年を表わしていて 特定に便利なのですが
FEDでは そうなっておらず、レンズの製造年を調べるのに難儀します
インダスタール銘のレンズの 最初に付けたカメラの製造年が判る表を作りました
とてもディープな話なので 表は一番最後に添付しております
ゴタクはここまで
Industar-26M f=5cm 1:2.8 の 絞り開放写真に行きます
■ 2018年1月29日 ■ FE 28-70mm F3.5-5.6 on Sony α7 II
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四人家族のお家
乳母車の あかちゃん
赤い自転車の 女の子
おかあさん
茶色の車の おとうさん
青いお家に住んで 幸せいっぱい
ピントは 578 です
ええ色が出ていますねぇ
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インダスタール50mm の ボケ
ええボケ味出てるかなぁ
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アーチレンガ
アーチの煉瓦が美しいです
逆光の中、中央から下部にかけて 虹のように美しい七色のゴーストが出ています
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桜塚高校
桜塚高校の さくらの塀です
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さくら
まるで ペンキで描いたようです
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さくらの正体
この さくらの切り抜き部分を通して お日さんの光が塀の影に写っています
画面全体に 逆光のフレアーが出ていますね
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レキ君
悪そうな顔をしたレキ君が 白いワンコに抱きつかれています
すまん、レキ君
悪そうに見えるのは 君の歯だと思ったんですが、首輪の飾りだったのね
首輪の3個の白い部分を隠してみると
強烈なゴーストとフレアーの中で 可愛いレキ君が見られます
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原田神社 北門
原田神社の北門は 桜塚商店街に面しています
きれいなおねぃさんが通りがからないかと待つこと1秒、自転車のおばさんが
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狛犬
原田神社も1回は写しておかないと バチがあたります
狛犬です
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手水場のフタ
手水場のフタが 新しい綺麗なものになっていました
このフタは古くなると 昔の肥タンクの雰囲気が出てきます
15年ほど前の中国は南通市、立派な道路を一歩曲がると 畑の横に公衆便所が多くあり
地面を掘った穴の上に この手水場のフタみたいなものを被せておりました
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水筒が並んだ
ゾウの公園に 園児たちの水筒が並んでいました
赤いジャケットの子
ちゃんと 畳みなさいよ
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ゾウさん
ゾウさんの背中まで上がって 長い鼻がすべり台でビュ~ン
ちっちゃな子は お腹まで上がってツルン
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カエルくん と 園児たち
この写真ピントがありません (涙)
カエルくんが たくさんいるので、一番前のにピントを合わせようとしていると
先生にお手々をつないでもらった園児たちが来ました
ピントを合わせようと フォーカスリングをグリグリ
ああ~ 行ってしまうよぉ
しょうがない、ピーキングマークも出ないうちに パチリです
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キョロリ
この写真だけ 2月1日に撮りました
フォーカスリングを最短撮影距離にして わたしが前後に
始めはカメラを見ていたミミちゃんですが
なかなか撮らないので 横をキョロリ
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FED Industar 26M on Sony α7 II
この組み合わせで撮りました
フォーカスリングに付いている丸ポッチは 無限遠ロックではありません
フォーカスをし易くするためのポッチです
フィルター径は40.5mmφで ニコンV1の10mmや18mmと同じです
■ 2018年2月2日 ■ AF Nikkor 28-105mm on Nikon D700
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■ 2018年1月29日 & 2月1日 撮影
■ Industar 26M 50mmF2.8 on Sony α7 II
■ 絞り優先AE、すべて絞り開放 F2.8
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60年近くむかしのレンズですが 優しい色が出ております
お約束の表です
インダスタールの分類
赤で示したレンズは わたしの手持ちのレンズです
もし 3群4枚構成でないインダスタールレンズを お持ちのかたは
このブログの コメント欄にでも お知らせくださいませ
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本当はレオ君なのに、レキ君って書かれてしまったのならカワイソです。
おぉ~、レオ君でしたか。ありがとうございます、納得です。
きっと レオ君の飼い主は 歳とった女性でしょう。
わたしの死んだ母は 若いころ書道をやっていて きれいな文字を書いていましたが
カタカナの「オ」の字は、漢字の「才」みたいな字を書いておりましたものです。
このブログは、わんこ連れカメラ散歩が主で ときどき古カメラ・古レンズを紹介しています。
また お暇なときに覗いてやってくださいね。
ちょいちょい拝見しております。更新が楽しみです。
私もインダスタール50-2、キャノンFL、FD、ニコンなど、古いレンズを沢山持っております。
Sony α7と α7 IIも持っています。
これらをあまり活用できていないのが我乍ら残念です。
ちょいちょい見て頂いて ありがとうございます。
おぉっ、れおぽんさんも古レンズのファンでしたか (^^)
しかも α7とα7 IIも おなじですねぇ。
わたしは α7シリーズ用レンズは 初めのα7に付いていた FE28-70mmしか持っていませんので
古レンズを使うしかないのです。
一週間に一度ぐらいの頻度で更新しております。
「次はどの古レンズを使おうかなぁ」と考えるのが楽しみです。