スーパーキヤノマチック R 50mmF1.8 で
2018年 03月 29日
暖かくなりましたねぇ、春になりました
部屋から見下ろす 家のまえの公園に 梅・桜・緑の芝生など
万物甦える(ばんぶつよみがえる)季節です
このあいだまで 家の中でエアコンをつけて震えていたのに
この暖かさにつられて 散歩に出ました
散歩のお供は、スーパーキヤノマチック R 50mmF1.8 を 付けた α7 II です
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Super Canomatic R 50mmF1.8 on Sony α7 II
α7 II に付けた スーパーキヤノマチック R 50mmF1.8 です
1959年(昭和34年)5月、ニコンFより わずかに早く世に出た
キヤノンフレックスの標準レンズでした
キヤノンフレックスは ボディに不具合が多く キヤノンは 3ヶ月ほどで生産を打ち切りましたが
どっこい 標準レンズのスーパーキヤノマチック R 50mmF1.8は 60年後の現在でも 元気いっぱいです
仕様
概要: 1959年 キヤノン製 35mm一眼レフ用 標準レンズ
正式名称: Super-Canomtic Lens R 50mm 1:1.8
レンズ構成 : 4群6枚 ガウス対象型
絞り羽根 : 6枚
最短撮影距離: 60cm
コーティング: アンバー系(だいだい色)単層膜コーティング
フィルター径: φ58mm
重量 : 295g
発売時価格 : 18,500円
マウントアダプターは、FD→NEX用のものからピン1本を取り外すだけで使えます
なお、ピンを取り外したあとのネジ穴に ピンを短く切ったものを再度ネジ込んでおくと
漏光の侵入や 雨水などの侵入を防止できます
それでは スーパーキヤノマチック R 50mmF1.8の 絞り開放に行きます
■ 2018年3月29日 ■ AF Nikkor 28-105mm on Nikon D700
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スーパーキヤノマチックミミちゃん
最短撮影距離60cmでの ミミちゃんです
やわらくて 良い描写ですが
ミミちゃんは眠たそうですね
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陸橋より
1959年発売のレンズとしては 良い色が出ておりますでしょ
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合流点
うさぎ川(左)と 天竺川の合流点です
合流点の建物は ワンコ連れ込みOKの喫茶店だったのですが
くまのだ保育園になってしまいました
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HONDA
かっこええバイクですねぇ
わたしの免許証では乗れないやつですけど
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水車
3月27日火曜日の朝、あまり良いお天気なので
ミミちゃんと 服部緑地公園へ散歩に出かけました
途中の 料理屋さんのまえの水車です
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カンテラ少女
いつものカンテラ少女です
カンテラ少女 「お散歩ですか、 どこまで?」
ミミちゃん 「ええやろう、服部緑地へ行くねん」
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合掌造り
服部緑地公園につきました
さくらの向こうはトイレなんですが
日本民家集落の 飛騨の合掌造りがタイル貼りされています
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はなのみち
花の道を行きます
この花は なんというのかしら
サルビアとはちがうのかなぁ
あいかわらずシッポを下げて歩くミミちゃん
やさしくボケております
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竹塀
古い竹製の塀に沿って いなり山に向かいます
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老犬
いなり山のベンチに座って 一服していますと・・・
一家がやって来ました
おばあちゃんと、その息子であろう おとうさん
おとうさんの子供たち3人の 5人連れです
ワンコがウンチをしたみたいですが おとうさんが丁寧にワンコのお尻を拭いています
ワンコは 拭いてもらった後も じっとします
ああ、もう歳いって歩けなくなっているのです
少年がやさしくワンコを抱えあげて 手押し車に乗せます
少女 「写真撮ろうよ」
おとうさん 「〇〇(ワンコの名前)を こっち向けて、はいっ みんな こっち向いて」
老犬が中心の 素晴らしい一家でありました
老犬よ、いつまでも 頑張れよ
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山桜
こんな ひと知れず ひっそり咲いている桜が好きです
花いっぱいの桜は どうも・・・
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アオサギくん
服部ライディングセンターのまえの池です
アオサギくんが 足を大きく上げて闊歩しておりますね
水面に波紋が出来ていますが、鯉(こい)が ウロコを落としているのか
浅いところで背中を砂にこすりつけており その波紋なんです
その鯉を狙っているのでしょうか
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■ 2018年3月24日~27日 撮る
■ Super Canomatic R 50mmF1.8 on Sony α7 II
■ 絞り優先AE すべて絞り開放F1.8
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ワンコ連れのご一家、みなさん実に優しそうな表情をしていらっしゃいます。
老犬もこんなご一家と生活を共にできて幸せでしょうね。
とてもいいお写真です。
Rレンズは凄くよく写りますよね。それとアンバー色のコーティングや鏡胴に高級感があります。
でもレンズ交換の際にいつも落としそうで心配になるんですよ、あのマウントが(笑)
最近CANONのレンズを使っていないので久し振りに使ってみたいと思います。
はいっ、御一家があんまり幸せそうだったので
おとうさんが写真を撮られるとき 黙って1枚撮らせていただきました。
とっさの事で、残念ながら 老犬のおだやかな眼と おとうさんが写っておりませんが。
そうですねぇ、キヤノンのブリーチロックは よく「手が3本要る」と言われておりました。
ボディを持つ手と、ボディとレンズを定位置に合わせ持つ手と ロックリングを回す手と (^^)
New FD になって 手は2本でよくなりましたが、
それ以前は 135mmF2.5など大きなレンズは ほんとうに落としそうになったものです。
標準レンズで比べますと、造りの良さは R > FL > FD > New FD と
新しいレンズほど 段々雑な外観になって行ったように思います。
すこし前にキヤノンFLレンズが非常にお値打ちに店頭で並んでいたのを見かけましたが、
「FDレンズ用のマウントアダプターは使えないよ」とお店の人の言葉で見送ったことがあります。
うーん、そっか~、ちょっと工夫すれば使えるんですね。・・・残念なことをしたなぁ~。(笑)
それにしても良く写るレンズですね~。
FLレンズ、惜しいことをしましたねぇ。
RレンズもFLレンズも FDマウント用アダプターからピン1本をねじり取るだけで 使えるようになります。
わたしは 無限遠が出ないFD→NEXのマウントアダプターを3台も持っておりましたので
ピンを切ってしまいましたが ピンの長さをヤスリなどで短くすることでも使用できると思います。
FLやFDレンズも良く写りますが、外観が優れるRレンズは 持っているだけでうれしいレンズですよ。