初代 シグマ28mmF1.8 で
2018年 06月 17日
1991年発売の SIGMA Higu-Speed Wide 28mmF1.8 Aspherical を 使ってみました。
このレンズは、「シグマのZEN塗装」と呼ばれた 艶消しブラックの とても美しい仕上げでした。
2005年に ニコンD70で使おうとしたら なんとその美しい塗装がネバネバになっておりました。
シグマにメールしたら 買ってから14年以上経っていたのに 無料で洗浄してくれました。
この経緯については 忘れていた SIGMA 28mmF1.8 で に詳しいです。
きょうは その SIGMA High-Speed Wide 28mmF1.8 での写真です。
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α7 II に 付けた シグマ28mmF1.8
1991年に シグマ High-Speed Wide 28mmF1.8 を買ったときには
もっと美しかったようにも思いますが もうはっきりとは憶えていません
でも こうして今 α7 II に 付けてみても 新品当時の美しさの片鱗は うかがえるでしょ
うん?
なにか フォーカスリングあたりの様子が変じゃないか?
2
シグマの心遣い
そうなんです
この シグマHigh-Speed Wide 28mmF1.8 は オートフォーカスレンズなのです
それで フォーカスリングの幅が狭いのです
シグマで無償洗浄をしてもらって しばらくしたある日のこと
今度は フォーカスリングのゴムグリップが硬化して プチプチに切れてしまったのです
しばらくの間 ゴムグリップ無しの状態で使いました
でも ファインダーを覗きながらでは 手探りの感触だけでフォーカスリングを探しますので
うまくフォーカスリングを探し当てられなかったのです
それで フォーカスリングに パーマセルテープを2回巻きしました
写真のように ゴムグリップと比べて まだ厚みが足りませんが 感触でフォーカスリングだと判るようになりました
写真を良く見ますと シグマの洗浄作業時の心遣いが理解できます
SIGMAの文字の下には 消えかかってますが ASPHERICAL(非球面)と 書いてあるのです
この ASPHERICALの表記は レンズ前玉廻りには書かれていませんので
シグマは SIGMAの文字と共に ASPHERICALの文字が消えないように 手作業で洗浄してくれたのです
まわりの色が黒いのに対して この文字のまわりだけが灰色に残っていますね
この当時 まだ非球面レンズは珍しく シグマは ASPHERICALの文字を残しておきたかったのです
おぉ~、思い出しましたよ
この灰色っぽい黒色が「シグマのZEN塗装」の 艶消しブラックの色でありました
仕様
概要 : 1991年 SIGMA製 28mmF1.8 広角レンズ
レンズ構成 : 8群9枚 3枚目にガラスモールド非球面レンズを使用
絞り羽根 : 8枚
最短撮影距離: 30cm
フィルター径: φ58mm
コーティング: マルチコーテッド
それでは SIGMA 28mmF1.8 での 絞り開放写真に行きます
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電柱は曲がっているのか
この電柱は 曲がって写っているのでしょうか
どうも 電柱の下部のケーブルが斜めに巻かれていて 目の錯覚を起こしているようです
左下の 街路灯は真っすぐですもの
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ポートレート
すましている ミミちゃんです
28mmレンズで 最短撮影距離が30cmちゅうのは 少し長すぎるぞっ
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夜景も綺麗
このレンズが造られた1991年は 今から27年まえになりますねぇ
当時は、夜景は ASA400のフィルムで撮っていましたが
手ブレが多く こんな綺麗には撮れませんでしたね
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ルンルン小僧
6月14日の木曜日の朝、ミミちゃんと皿池公園まで散歩に出かけました
途中で出会った ルンルン小僧です
ブタか ニャンコか良く判らんやつ2匹と ルンルンでした
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文化住宅
こんなんも やっぱり文化住宅と言うのでしょうか
F1.8 開放から 素晴らしい写りです
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ほほえみ
行き止まりのお家を撮っていました
MFで撮るのには時間がかかります
大体のピントを合わせてから ファインダー像を拡大して精密にピントを合わせます
きっと10秒ぐらいかかっているでしょう
撮り終わって ふと見ると おじさんが立ち止まってほほ笑んでいます
きっと 画面に入るのを遠慮しておられたのでしょう
わたしが頭を下げると おじさんも頭をさげます
朝から とても良い気分になりました ♪♪♪
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黄色いお家
皿池公園に行くときは なぜか いつもこの黄色いお家を撮っています
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皿池公園
公園のベンチに座って一服です
キリンさんが アゴ冷やししています
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カメさん
大きな 海ガメさんみたいなのがおりました
ちっちゃな子が喜びそうです
でも どうやって遊ぶのかしら
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キティちゃん
このあたり 近くに服部霊園があるので 石屋さんが多いのです
ええ歳して キティちゃんを撮るのは だいぶ恥ずかしいです
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トトロ
次の石屋さんにいた トトロです
このトトロは だいぶ大きいです、いやっ キティちゃんも同じぐらいの大きさか
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桃太郎さん一家
この3軒目の石屋さんは 服部霊園の道路向かいにありますので 良く撮っています
モデル料は払っておりませんが
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地震に弱そう
このお家 地震が来たら弱そうに見えます
縦揺れが来たら 細い足が座屈してしまい
横揺れでも すぐに足が折れそうです
ここは 4軒目の石屋さんでした
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■ 2018年6月13日~16日 撮る
■ 1 & 2枚目 AF Nikkor 28-105mm on Nikon D700
■ 3 ~ 15枚目 SIGMA High-Speed Wide 28mmF1.8 on SONY α7 II
■ 絞り優先AE、すべて絞り開放 F1.8
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電柱の右側の家屋の左外壁が曲がってますから。
でもシャープで暈けも柔らかい良いレンズですね。
はいっ、判っております。
6枚目の「ルンルン小僧」では、画像下部のタイルが ぐんにゃりタル型に曲がっています。
自分の持っているレンズは どうしても良く評価しがちになりますねぇ。
でも 撮影距離によっては 歪曲収差も目立たない良いレンズだと思います。
パーマセルテープも貼ったし 大事に使いたいレンズです (^^)
ありがとうございます。
今回の地震は、豊中方面では 阪神大震災に比べて 被害は少なかったものと思われます。
火事が起こらなかったことも 幸いしているのでしょう。
カメラ・レンズを保管している棚も倒れず 扉の中で数機がガラス側に押し付けられた程度でした。
ガラス扉を開けると数機・数本が落下しましたが 事前に布団を敷いてから開けましたので
打痕の傷はまぬがれました。
まだ 余震は続いております。
災害の怖さは 地震・雷・火事・親父の順判ですが
日本に住む限り地震は避けられないものと考えておりますが 何とかならんのかと思います。
ありがとうございます。
強い揺れでしたが なんとか無事で生きております。
弱い余震が続いております。
まだ続くのかと 余震の度にビクビクしています。
g7さんのところは どうでしたでしょうか。
ありがとうございます。
阪神淡路大震災のときを思い出して ビビッておりましたが
今までのところ 大きな被害は無くなんとか生き延びております。
しばらくは 余震が来るたびに震えてしまう日々が続きそうです。
くわばら くわばら です。
地震があってから三日経ってしまって、今さらながらですが、大丈夫でしたか?
でも、こうしてブログアップされているということは御無事のようで。^^
ホッとしました。^^
余震があるようですので十分お気を付けください。
#11のカメさん、見覚え有るなと思ったら、よく似たのがワタクシの近くにもありました。
今度撮ってきます。^^
ありがとうございます。
今回アップしているのは 地震の前日にアップしたものです。
地震はだいぶ揺れましたが 揺れの方向が良かったのか 保管棚が倒れたりせず
古カメラや古レンズの傷付きは まぬがれました。
今日も 余震がありました。地震は怖いですねぇ。
カメさん、岳の父ちゃんさんの近くにもいるのですか。
「さかなとり」といい、よく似たものがいっぱいあるのですねぇ。