ジャガーの Auto Yashinon 50mmF2 で

2018年9月13日(木曜日)

ジャガーが届きました。

新車ではありません、中古カメラの ヤシカペンタ ジャガーが届いたのです。





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Yashica Penta J

これです

1961年に ヤシカが出したプラクティカ(= M42)マウントの 最初の一眼レフ
ヤシカペンタ ジャガーです

なんと素晴らしいデザインなのでしょう
特に とんがったペンタプリズムのカバーあたりが 何とも言えません
ニコンF よりも とんがっているでしょ


仕様

概要:        1961年製 ヤシカ最初のプラクティカマウント 半自動絞り35mm一眼レフ
ファインダー:    スプリットイメージ付き
シャッター:     布幕横走り、1軸不回転 B, X, 1/2秒~1/500秒
セルフタイマー:   無し
レンズ:       半自動絞り オートヤシノン 50mmF2(富岡光学製)付き
フイルムカウンター: 手動で復元
発売時価格:     29,500円(レンズ含み 革ケース含まず)


ふ~ん、仕様は 二級品やな~
ところで なんでジャガーやねん



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写真の ヤシカ ペンタ J
を 良くご覧ください
ジャガーと書いてあるでしょ

【この写真はインターネットより借用】





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J の 掘り込み

なぜ動物のジャガーなのか よく判りませんが
動物の名前をカメラのネーミングにしたのは ヤシカペンタ ジャガーが最初で最後だと思います

よほど ジャガーへの思い入れがあったのか、J の 文字は 外付け露出計のシューに彫り込まれています

シャッターボタンは ボディ前面にあります
これは 押しにくいと感じたのか 次のヤシカペンタ J-3から 軍艦部に移動しました





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シャッタースピードダイアル

非常にシンプルな シャッタースピードダイアルです

1/2秒~1/500秒と少し離れて X と B が ありますね
これは初期型の特徴で、後期型では X の位置は 1/30秒と1/60秒の間に入ります

フィルムカウンターは、自動復元式でなく 手動で復元する必要があります





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オート ヤシノン 50mmF2

ジャガーに付いていた標準レンズは、半自動式の オート ヤシノン 50mmF2 です
このレンズは 富岡光学製です


仕様

概要:     富岡光学製 ヤシカペンタ ジャガーの標準レンズ
焦点距離:   50mm
明るさ:    F2
レンズ構成:  4群6枚
最短撮影距離: 55cm
コーティング: アンバー系(だいだい色)主体、シアン系(薄青色)の単層膜コーティング
絞り羽根:   6枚
操作レバー:  絞り込んだ羽根を開放に戻す 絞り開放レバー付き
フィルター径: φ46mm
重量:     230g





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絞り開放レバー

設定絞りまで絞り込まれた絞り羽根を 開放に戻す絞り開放レバーです
レバー付きのレンズは クラシカルな感じがして 大好きです

シャッターボタンをゆっくり押すと、レバーで仕込んだスプリングが作動し カタッと絞り込まれ
次に シャッター膜が走るチャッの音が聞こえます


シルバーめっきの絞りリング、黒色塗装のフォーカスリング、ピカピカのクロームめっきの深度リング
レンジファインダー機のレンズのようで とても美しいと思います


実は、わたしは このレンズが使いたくて ジャガーを買ったのでした





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α7Ⅱに付けたところです
良く似合っております

【注意】
M42→NEX の マウントアダプターを使用する際
ピン押しタイプでなく ピン押しフランジ無しのタイプを使用しています

ピン押しタイプのアダプターでは 最後までねじ込めないのか 無限遠が出ません


それでは オートヤシノン 50mmF2 の 絞り開放写真に行ってみましょう





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歪曲収差

いつもの 歪曲収差のテストです

歪曲収差は認められませんが 発色が地味ですね
これは 単層膜コーティングによるものでしょう





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サイドミラー

うれしくて 朝早くから近所をカメラ散歩です

黒い車のサイドミラーにピントを合わせ 後ろボケを見ます
やわらかな良いボケ味です





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坂道

後ボケの左の家の上のほうが とろけそうです





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たんたん たぬき

オートヤシノン 50mmF2、さすが富岡光学といった解像力で写されて
たんたん たぬきさん が 恥ずかしがっています





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メルク

パンづくり一筋 メルクです

なんか DRズミクロン50mmF2 の 写りみたいです





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はにわロード

はにわロードを おかあさんに連れられた子供たちが行きます

手前の はにわロードの標識が 美しく前ボケしています





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三輪車と自転車

あたいの三輪車と おねぇちゃんの自転車

やわらかく撮れましたぁ ♪♪♪





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ワインボトル

このワインボトル、いつもラベルのワイナリーにピントを合わせるのですが
なかなかうまく撮れません





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切り株

中央の 黒い穴にピントを合わせてみました





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工事中

朝早くから お仕事ご苦労さまです





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たこ焼き

あほや の たこ焼きのちょうちんに ピーキングでピントを合わせました
う~む、やはり手抜きは あかんです





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置き物ミミちゃん

家に着くと まずこやつを見ます

だいぶ涼しくなって おだやかな表情になってきました


おわり



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 ■ 2018年9月13日 撮る
 ■ 1 ~6枚目 AF Nikkor 28-105mm on Nikon D700
 ■ 7~18枚目 Auto Yashinon 50mmF2 on Sony α7 II
 ■ 絞り優先AE すべて絞り開放 F2

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57年むかし世に出た オートヤシノン 50mmF2、ええ写りしているでしょ


ヤシカのプラクティカマウントのレンズは 古い順に

オートヤシノン   ・・・半自動絞り 単層膜コーテッド
オートヤシノン DX ・・・完全自動絞り(A/M切り替え付き) 単層膜コーテッド
オートヤシノン DS ・・・完全自動絞り(A/M切り替え無し) 単層膜コーテッド
オートヤシノン DS-M ・・ 完全自動絞り(A/M切り替え無し) マルチコーテッド

なお オートヤシノンや DX の時代には スーパーヤシノンという プリセット絞りもありましたね









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Commented by Ataron at 2018-09-14 11:55
こんにちは、

ジャガーの宣伝の写真、めちゃ面白いですね。 下からレフ板で照らしてるみたい。

「レンズ交換もスピーディにできるスクリューマウント方式」と書いてるけど、「スクリューより時間のかかる方式が有るんかい」と突っ込みたくなりますが、もしかして有ったのかも...
そして装着メーター(セレン式かな)の窓の複眼、今は流行らないけどこの時代の雰囲気ですね。

レンズの映り、工事中の写真とか街中の風景、私はなんとなくほっとする写りを感じます。 良くボケるんではなく自然にボケるレンズが、私は好きです。
Commented by nakajimaakira1948 at 2018-09-14 14:21
Ataron さん、こんにちは!

わはは、ジャガーの宣伝写真のおじさん インターネットでは「どこが若いねん!」と突っ込まれていました。
確かにレフ板を使っているのが まる判りの写真ですね。
いまなら 簡単に日中シンクロで済ませる撮影シーンですねぇ。

セレン式の露出計は セレンが逝かれてしまうまで寿命があるので良いです。
電池を使うCdS露出計などは すこし使わないと液漏れしてカメラ自体が壊れてしまいます。

ジャガーの時代には わたしはミノルタSR-1 でしたが
今回の写真よりも ずっとシャープな写真を撮っておりました。
デジカメになって、誰が撮っても 押すだけで「きれい過ぎる」写真が撮れるようになって
むかし風に写るレンズが良かったなぁ と 思うようになりました。

オートヤシノン50mmでの写真に ほっとして頂き ありがとうございます。

Commented by gaku0107boo at 2018-09-15 22:48
こんばんわ!
「J」がジャガーということ、恥ずかしながら初めて知りました。(汗)
端正な顔立ちの一眼レフですね~。
近頃は昔のカメラを本棚に入れて眺めて楽しむことを憶えたワタクシ、
これはぜひいつかは手に入れたいです。

オートヤシノン、ワタクシにはオートタクマーと兄弟のように似ていると思うのは、考えすぎでしょう・・・ね。(笑)
Commented by nakajimaakira1948 at 2018-09-15 23:28
岳の父ちゃん さん、こんばんは!

いえっ、ヤシカのM42一眼レフで「J」をジャガーと読むのは 最初のヤシカペンタJ型だけなんです。
次機種のJ-3型から最終機のJ-7型までは 単にJ型というだけで、ジャガー3型とかジャガー7型とか呼ばないです。

わたしはJ-5型とJ-7型を持っておりますが、それらは一眼レフのなかでは優しい形をしていますが
最初のジャガー型と比べますと だいぶ精密感がなくなります。
ファインダーもジャガーのスプリットイメージから マイクロプリズムへと退化して行きます。

わたしはフィルム写真はもう撮らないでしょうが、昔カタログを眺めてヨダレを垂らしていたカメラ達を
カメラ棚にならべて喜んでおります。

絞り開放レバーのあるオート琢磨くん、あれは オートヤシノンの先輩です。良く似た感じですね。

Commented by sabunikon at 2018-09-25 16:17
nakajima師匠、こんにちはー!
お久しぶりでございます。

ジャガー、実家にて発掘されましたがボロボロでした。😂
叔父からいただいて、これにタクマーの200mmを着けてSLを撮っていました。

ヤシノン50mmの絞りこみレバーが懐かしいです。
なかなか良い写りをしていたのですね。
DRズミクロンのようだと、私も思いました。
Commented by nakajimaakira1948 at 2018-09-26 14:40
sabunikon さん、こんにちは!

ヤシカペンタ ジャガー、このカメラ 落ち着いた たたずまいで ええですねぇ。
後の J-5やJ-7は 優しいフォルムですが、ジャガーは精悍な感じがします。

琢磨くんの200mmを付けて SL撮りですか、みんな他の人は アサヒペンタックスS2に琢磨くんの135mmF3.5
でしたでしょ。
わたしは ミノルタSR-1に タムロン200mmF5.9という安物レンズを付けておりました。

オートヤシノン50mmF2の写り、絞り開放では DRズミクロンの描写に似てるでしょ。
良いレンズでした、大事にしたいと思っております。

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by nakajimaakira1948 | 2018-09-13 15:11 | 50mmF2 Auto Yashinon | Trackback | Comments(6)

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