2018年 01月 29日 ( 1 )

2018年1月29日(月曜日)

今日は 小西六のコニカのカメラを紹介する「コニカ倶楽部」です。

コニカは、明治42年の六櫻社から始まる 日本最古の写真機メーカーでありました。
六櫻社から 小西六写真工業、コニカと社名は変わりましたが
一貫して 親・子・孫と三代にわたって使える タフな写真機を造り続けました。


「コニカ倶楽部」を紹介するまえに 最近悲しい事とうれしい事がありました。
まず それを紹介します。




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Konika Autorex

1月1日の元旦の朝、ガッチャンというオートレックスのシャッター音が聞きたくて
巻き上げレバーを巻き上げてシャッターを押しますと シャッターが降りません

数日のあいだ、いろいろやってみましたが シャッターボタンとシャッターの連携が故障しているようです
これが気に入っているオートレックスでなく あとのコニカFTAやオートリフレックスT3等でしたら
きっと軍艦部のカバーを開けて いろいろやって、結局 本格的に壊してしまったことでしょう

修理に出すことにしました
ミノルタとコニカのカメラは、ケンコー・トキナーが 今でも修理を受け付けてくれるのです
まず電話して状況を話すと、見積るのでオートレックスを送ってほしいとの事で送りました
その後 ケンコー・トキナーより電話があり シャッターを交換するので 約1万8千円かかるとの事でした

1500円で入手したオートレックスですが、綺麗で フル・ハーフの切り替えや 露出計も生きており
とても気に入っているカメラなので 修理をお願いすることにしました
しかし オートレックスのシャッターを交換するって あの丈夫なコパルスケアが壊れるのか
それと ケンコー・トキナーは 今でもコパルスケアを持っているかしら


その オートレックスが 完治して帰って来たのです うれしい~

修理伝票には シャッター交換の部品代は無く コパルスケアは生き返ったのです
シャッターの部品代は、修理の困難さと 依頼していなかったペンタプリズムの清掃で消えたのでしょう
何よりも「あのコパルスケアが壊れることはない」という信念どおりだったのがうれしいです





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前から

オートレックスの各部を見てみましょう
前面の黒いダイアルは コパルスケア独特のシャッタースピードダイアルで CdS露出計も付いています
軍艦部には左から 巻き上げレバー、シャッターボタン、フィルムカウンターが付いています

シャッターボタンが長いのは ストロークの途中で自動露出を得るためです
そうです、CDS外光式ながら オートレックスはシャッター速度優先のEE機能を持っているのでした





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後ろから

ファインダー接眼窓の右にあるのが フルとハーフの切り替えレバーです
これはヌルッとした切り替えだったのですが 修理してカチッとクリック感があるようになっておりました

ファインダーの見え具合は、掃除は依頼してなかったのに 綺麗になって「見え」は最高です





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フルとハーフの切り替え

上の写真がフル、下がハーフに切り替えた状態です

上のシャッター膜を見てください
金属膜縦走りシャッターの コパルスケアです

下の写真では、フィルムゲートの左右両側からマスクが出て来て ハーフサイズになっています
フル・ハーフの切り替えレバーの位置に 注意ください





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巻き戻しレバー

巻き戻しレバーは、ノブからクランクレバーを起こす一般的なものではなく
コニカⅢAと同じように ボディにクランクレバーが直接付いており 非常に操作性が良いです

ペンタプリズムのカバーに スリガラス状のものが貼り付いていますが
ファインダー内の露出計指示目盛りを照らすための 受光窓になっています


以上、元旦から大事にしているカメラが壊れた悲しい話と
修理して シャッターが治ったばかりか ファインダーまで綺麗になって とてもうれしい話でした





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Pearl I RS型

はいっ、ここから「コニカ倶楽部」の始まりです
手持ちの コニカのカメラを紹介していきます

まず最初は まだ社名がコニカでなく小西六写真工業だった1950年10月に発売された
セミ判(6cm X 4.5cm)の パール I RS型です

1949年の パール I型のデュラックスシャッター(T,B, 1-1/100秒)が
パール I RS型では 自社製コニラピッド-S(B, 1-1/500秒)に グレードアップされています
RS型の名前の由来は KONIRAPID-S の RとSから来ています


レンズは 泣く子も黙る ヘキサー75mmF4.5 が付いています

距離計は非連動のものが内蔵されており 距離計の指示を鏡胴のフォーカスリングに移します
フォーカスには 直進ヘリコイドが使用されています

その他 詳細は 「パール I RS型」を ご覧ください





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クラシックコニカ

右から左へ

1951年 コニカ I HN 型
1948年の コニカ銘最初のコニカ I 型のレンズ ヘキサー50mmF3.5 を
ヘキサノン50mmF2.8 に グレードアップしたものです

1951年 コニカ II 型
わたしの自転車と 先輩のコニカ IIを交換したもので 古カメラに興味を持たせてくれた機種です
この詳細は 「コニカⅡのこと」を参照願います
ヘキサノン50mmF2.8 が付いています
アールデコ調のデザインが忘れられないです

1958年 コニカ ⅢA 型
「生きているファインダー」と呼ばれた、撮影距離によるパララックスのみならず 画角まで調整するファインダー付きで
レンズは ヘキサノン 48mmF2 が付いています

この コニカⅢシリーズまでを クラシックコニカと呼ぶようです





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コニカ FP

1962年製、コニカの第一世代バヨネットマウントの 最後を飾る一眼レフです

特に特徴のない一眼レフです
特長と言えば、いつまでたっても壊れないコパルスケア シャッターを持つことでしょうね

なぜ同じカメラが2台あるのか?
右のFPは、レンズ交換するときのロックが壊れています
シャッターも切れなくなったことがありましたが コパルスケアは回復してくれたのです

左のFPは、もし 第一世代マウントのヘキサノンレンズが手に入ったときのために
後で買い足したものです
ケンコーの 2倍テレプラスが付いていました

この コニカFP の あとが、最初に紹介した 1965年の コニカ オートレックスになり
マウントも第二世代のバヨネット コニカARマウントになります
マウント名のARは オートレックスのAUTOREX から来ています






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コニカ FTA

左側が、1968年のコニカ FTA です
コニカとしては 初のTTL露出計内蔵 シャッター速度優先EE一眼レフでした
シャッターボタンのストロークが非常に長く オートレックスよりも長く重いです

右側は、1970年の New FTA です
どこにも Newとは書いてないですが
露出計のスイッチON・OFFが シャッターボタン根元のリングで出来るようになり
FTAで 長く重かったシャッターフィーリングが 少しマシになりました





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コニカ オートリフレックス T3

左側の黒いのが、1973年の コニカ オートリフレックス T3 です
シャッター速度優先EE一眼レフですが、シャッターボタンのフィーリングは非常に改善されて
他社の絞り優先EE機と変わりなくなりました

右側は、1974年の コニカ オートリフレックス New T3 です
これは ホットシューが付いて ペンタプリズムのカバーが三角形から台形に変わりました
三角形のペンタプリズムのカバーにアクセサリーシューを乗せると
ちょんまげ頭の上に タライでも乗せているようで デザイン上おかしいですもんね

これは ニコンFが アクセサリーシューを付けたニコマートELになった時と似ていますね





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コニカ ビッグミニ BM-301

わたしは 1990年頃から遠視ローガンになりました

ずっとニコンF3を使っていて 「AF(オートフォーカス)なんて使えるかい」と思っていたのですが
F3でときどきピントを外すようになって来たのです

「ときどき」が やがて「しばしば」になり AFカメラが必要かなぁと考える様になりました
そのときは すでにニコンF4が発売されていたのですが
ニコンF4の オバケの様な巨体と重量は見るのも嫌でした

そんな1992年に、コンパクトでAFの コニカ ビッグミニ BM-301 を買ったのです

コニカレンズ 35mmF3.5 が付いて フラッシュも内蔵しておりました
この頃には、AF・オート露出・フラッシュ内蔵のカメラは バカチョンカメラと呼ばれていました

ちょうど写欲も減退していた頃で、一眼レフは止めて 何でもビッグミニで撮りました

これが 良く写るんですよぉ
南アフリカでの写真の 8~9割はビッグミニで撮ったものでした


今こうして「コニカ倶楽部」を書いて ビッグミニの写真を撮っていますと
風景写真や芸術風写真ではなく 気楽な写真をわたしに教えてくれた ビッグミニに感謝です


おわり



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 ■ 2018年1月29日 
 ■ AF Nikkor 28-105mm on Nikon D700
 ■ 絞り優先AE
 ■ Speedlight ON

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「コニカ倶楽部」なんて わたしが言ってるだけで コニカミノルタとは何の関係もありません。

長い間 ビッグミニを使っていたのに、2001年も押し迫ったころにデジタルカメラを買ってしまい
それからは また写真熱が再燃してしまいました。









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by nakajimaakira1948 | 2018-01-29 16:11 | 28-105mm AF Nikkor | Trackback | Comments(4)

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