カテゴリ:90-250mm Komura 925( 1 )

コムラー ズーム 925 で

2019年6月7日(金曜日)

きょうは、1980年に惜しまれつつも倒産してしまった
三協光機の スーパー コムラー ズーム 90-250mm F4.5 を 紹介します

1970年ころ、日本では ズームレンズがレンズ専業メーカーからも出始めて
スーパー コムラーズーム 90-250mm F4.5 は その代表的なレンズでした

例えば、てっちゃんの機材を例にとると
アサヒペンタックス SP か 少し前の SV に、スーパータクマーの 135mm F3.5 か 200mm F4 を付け
三脚でSLを狙うというのが一般的で 望遠ズームレンズは まだ一部のハイアマチュアだけのものでした

その時代の コムラーズーム 90-250mm F4.5 というのは あこがれのズームレンズだったのです

ニコン F や F2 に、ズームニッコール オート 80-200mm F4.5(定価 95,000円)を付けていたのは
プロフェショナルだけであり 街で見かけることもありませんでした


そんなとき コムラーズーム 90-250mm F4.5 は、ニッコールよりも望遠端が 250mmと長く
定価は、1973年で ユニマウント付きで 36,300円と お買い得になっていました





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コムラーズーム 925

コムラーズーム 925 は 愛称で、正式名は Super-Komura Zoom 90-250mm F4.5 と言います

写真のように、巨大なレンズですが 案外軽くて ユニマウント込みで 実測 974g です


仕様

概要:     三協光機製 35mm一眼レフ 望遠ズームレンズ
発売:     1970年ころ
焦点距離:   90-250mm
明るさ:    F4.5
レンズ構成:  不明
フィルター径: φ67mm
コーティング: シアン系(薄青色)と アンバー系(だいだい色)の 単層膜コーティング
最小絞り:   F22
絞り羽根:   6枚
最短撮影距離: 2m(全域)
その他:    フード内蔵
寸法:     φ78mm X 約210mm
重量:     974g
価格:     36,300円(1973年時、各社マウント込み)





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全体写真

全体を撮りました
でかいでしょ

プラスティックは一切使っていない 全金属製で塗装を含めて良い造りです


コムラーズーム 90-250mm F4.5 は、1970年ころから 多分 三協光機が倒産する1980年まで
多くの後継機がありました

各社のマウントに簡単に変えられるユニマウントを強調した コムラーズーム ユニ 925、
1973年ころから始まった コムラーの名称を コムラノンに変えた コムラノン ズーム 925は
マルチコーティング採用と称していましたが 各エレメントのコーティングの色を変えた 単層膜コートでした

いずれも レンズ構成は変わらず、レンズ名称を変えただけのものや マクロ機能を追加したもの
TTL機に対応したマウントの TL-Eズーム 等でした


それでは、そんな コムラーズーム 90-250mm F4.5 を α7 II に付けた
絞り開放写真に行ってみましょう





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おめめ パチリ

眠っているので そ~っと寄って行ったのに
なんで判るのか おめめをパチリと開けます

多分 最広角側 90mm で





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無限遠近くで

無限遠近くで撮りました
ピントは 画面右上のピンクの建物です

なかなか良い写りでしょ





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歪曲収差 at 90mm

最広角側 90mmでの歪曲収差のチェックです

歪曲は認められませんね





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歪曲収差 at 250mm

最望遠側 250mm の 歪曲収差です

ほんのわずか、周辺に糸巻き型の湾曲が認められますが 良く補正されていると思います





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おひさまっこ保育園

単層膜コーティングのせいですねぇ
わずかに コントラストが低いように感じます

解像力は 1970年当時のズームレンズとしては 合格でしょう





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白い 手すり

青いお家の 白い手すりにピントを合わせてみました

ええ感じです





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ボケを見る

ニコンF フォトミックに ピントを合わせて
前後のボケを見てみました

うしろボケは 柔らかくて良い感じですねぇ





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あご冷やし

ミミちゃんが また あご冷やしをしています

このところ蒸し暑いので 気持ちええことないやろぅ





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きみは だれ?

おかあちゃん と おとうちゃんの住んでいる 軽量鉄骨のお家から出てきました
でも おかあちゃん でも おとうちゃんでもありません

う~む、息子か娘すずめかなぁ~
そう言えば 長いあいだ おかあちゃん と おとうちゃんを見ていません

すずめの寿命は 3~4年らしいです
初めて おかあちゃんすずめが 軽量鉄骨に入るのを見たのは もう5~6年まえになるでしょう

代がわりしたのかしら





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ミノルタ SR-1 四代目

コムラーズーム 90-250mm F4.5 には、特にマクロは付いていないけれど
250mm で 最短撮影距離の2m(実際はもっと近づけて1.8mぐらい)で撮ると こんな具合です

けっこう大きく撮れます
シャープ感はないけれど





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配送トラック

家の裏に来た 配送トラックです
画面隅まで歪曲のない写りは 気持ちがええです





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9時6分

公園の時計です

文字盤がクッキリ写っていないのは ガラスが汚れているからです
レンズが悪いのではありません





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ブタ小屋で あご冷やし

今度は エアコンで冷えた ブタ小屋の床で「あご冷やし」を しています

白眼がないので、ピント合わせは 大体しかできませんでした



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■ 2019年6月4日~7日 撮る
■ 1 & 2枚目 AF Nikkor 28-105mm on Nikon D700
■ 3 ~15枚目 Super-Komura Zoom 90-250mm F4.5 on Sony α7 II
■ 絞り優先AE、すべて絞り開放 F4.5

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1970年ころの 三協光機の コムラーズーム 925 の写り
いかがだったでしょうか

この頃のアサヒカメラやカメラ毎日では ボロクソに評価されておりましたが
意外に良く写るという感じです
歪曲収差の少なさでは 現代のズームレンズに負けていませんね


思い起こせば、この当時のわたしの望遠写真の機材は
親父に買ってもらった ミノルタSR-1に 泰成光学(タムロン)の 200mmF5.9 を 付けたもので
手ブレばかり起こして ロクな写真を撮れないでおりました









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by nakajimaakira1948 | 2019-06-07 19:55 | 90-250mm Komura 925 | Trackback | Comments(4)

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