カテゴリ:60mmF2.8D AF Micro( 53 )

2020年4月19日(日曜日)

囲碁対局を見たあと、何もすることがないので ペトリフレックス 7 の 再修理に挑戦しました

が ・・・





1
壊れた ペトリフレックス 7 と ペトリ V6_b0069128_15475783.jpg

Petriflex 7 & Petri V6

壊れている ペトリフレックス 7 と 健全な ペトリ V6 です

1964年製の ペトリフレックス 7 は、一見して ツァイスイコンの コンタレックス ブルズアイ そっくりで
デザインをパクったのが 一目瞭然ですねぇ

ペトリフレックス 7 は、露出計内蔵で シャッタースピード B、1秒~1/1000秒を持つ
ペトリの一眼レフの最高級機種で いま手に入れようとすると かなりの高額が必要なようです

この ペトリフレックス 7 は 2015年に壊れてしまって 今年で5年になります
病状は、巻き上げレバーが回らず ミラーが上部に上がりっぱなしという状態です



一方の 1965年製の ペトリ V6 は、冬場でこそ 1/30秒以下のシャッタースピードで時々ミラーが戻らなくなり
次の巻き上げでミラーが降下してくるという癖がありますが
夏場は 1/2秒~1/500秒まで ミラーもちゃんと戻る 完動品です

これは、普通の一眼レフでは ボールベアリングを使う所を 潤滑油で済ましているためと読んだことがあり
ペトリ V6 の 持病みたいなものらしいです
とにかく、発売当時は 本体と55mmF1.8レンズに 革ケースが付いて 2万3千800円の超安値だったのです


壊れたのが ペトリフレックス 7 でなく ペトリ V6 だったら良かったのにと想像するのは
貧乏人の考えることですねぇ





2
壊れた ペトリフレックス 7 と ペトリ V6_b0069128_16193555.jpg



1本シャフト

底ぶたを開けてみます

一番手前のギアーは 巻き上げレバーに直結しています
巻き上げレバーの垂直の回転が ベベルギアーで水平回転になり この1本のシャフトに伝わり回転させます


シャッターボタンを押すと、シャフトがバネで元に戻るのですが
ミラーの跳ね上げ・自動絞りの起動・シャッター膜の作動・フィルムカウンターの前進などを
このシャフト1本で 一気に行うのです

これは 世界中でペトリだけの特殊な構造です



巻き上げレバーが回らないというのは、
普通の一眼レフでは 巻き上げレバー直結のギアーと その次のギアーあたりの噛み合いが悪い場合が多く
細い木製の棒などで ギアーの噛み合わせをずらしてやると治ることが多いです
わたしは この方法で アサヒペンタックスSP や ヤシカFT の 巻き上げ不良を治しました


でも ペトリは手ごわいです
治りません
じつは 今までに数回同じ方法で挑戦してみたことがあるのです

今回は 完動品のペトリV6のシャフトの動きを参照して挑戦したのですがダメでした
2時間ほどで諦めました
これ以上は、軍艦部のカバーを外して 内部機構をバラさなければなりません
自慢じゃありませんが、わたしは軍艦カバーを外して行った修理は 100%全部失敗だったです





3
壊れた ペトリフレックス 7 と ペトリ V6_b0069128_15482367.jpg

Industar 50-2 50mmF3,5 on Petoriflex 7

また ペトリフレックス 7 を 不調カメラ保管棚に戻すまえに
ペトリ純正の M42⇒ペトリ の マウントアダプターを使って ロシア製インダスタール50-2 50mmF3.5 を
ペトリフレックス 7 に付けてみました

小さな インダスタール50mmF3.5 が ペトリフレックス 7 に 良く似合っております

同じスピゴット式マウントですが、キヤノンはスピゴットの筒部が レンズ鏡胴側に付いていますが
ペトリは ボディ本体にスピゴットの筒部が付いているため 細身のレンズしか取り付けられないのです(涙)


この写真を撮ったあと、哀れなペトリフレックス 7 は ポリ袋に入れられて 不調カメラ保管棚へ戻って行きました





4
壊れた ペトリフレックス 7 と ペトリ V6_b0069128_15482817.jpg

Petri V6 with Petri CC Auto 55mm F2

ペトリ V6 前期型 ペトリ CC Auto 55mm F2 付きです

ペンタプリズムのカバーが 思い切り前方に付き出していて 相当な「おでこ」です
でも かっこええです

ペトリは ペンタプリズムのカバーに 革を貼ったりして型番を変えていましたが
ペトリ V6 のまえの V2 や V3 と ペトリV6 は 全く同じカメラでした

標準レンズも 4群6枚の ペトリ CC Auto 55mm F1.8 が 元のレンズで
この 55mm F2 レンズは 55mmF1.8 に 明るさを制限するリングを入れたものでした

前の機種を買ったお客さんが「なんで同じレンズなのに安く売るのか」と 怒らないように
コストをかけて暗いレンズを造っていたわけです



そんなペトリ(栗林写真機械製作所)も 1977年に倒産してしまいました
ペトリに幸あれ



******************************************************
■ 2020年4月19日 撮る
■ 1, 3 & 4枚目 AF Micro Nikkor 60mm F2.8D on Nikon D700
■ 2枚目     1-Nikkor 18mm F1.8 on Nikon 1 V1

******************************************************

ボディ前面に付いたシャッターボタンを押すと
ガチャンという大きな音とともに フィルムカウンターが1コマ分進みます

ううむ、こんな一眼レフは ペトリだけです


完動品のペトリ一眼レフをお持ちの皆様へ

ペトリの一眼レフは 寒さに弱いのです
もし ミラーが上がりっぱなしなったり シャッターが途中で止まっても
あわてずに あなたのヘアードライアーで 優しく暖めてあげましょう

きっと あなたのペトリ一眼レフは 息を吹き返らせることでしょう

ペトリに幸あれ!









-

by nakajimaakira1948 | 2020-04-19 20:18 | 60mmF2.8D AF Micro | Trackback | Comments(10)

ふたつの ニッコール

2009年3月27日(水曜日)

きょうは、素晴らしく良く写るが 醜い外観の Ai AF Micro Nikkor 60mmF2.8D と
仕様はだいぶ旧式になってしまったけれど まだ良く写る Nikkor-H Auto 28mmF3.5 を 引っ張り出しました





1
ふたつの ニッコール_b0069128_09190145.jpg



レンズキャップ外してぇ

Ai AF マイクロニッコール 60mm F2.8 D を D700に付けて撮りました


ワンコ 「おとうちゃ~ん、このレンズ 好きだよぉ。レンズキャップを外してぇ」
わたし 「よしよし、外してあげよう」





2
ふたつの ニッコール_b0069128_09190810.jpg

これ なんていうの?

ワンコ 「わ~い」
わたし 「このレンズは 世界で初めて 2層膜コーティングを施した 緑のロッコールちゅうレンズや」
ワンコ 「きれいなレンズやねぇ、ボディは?」
わたし 「ミノルタ SR-1s と言って、SR-1 の 最終機で 1/1000秒が付いてるねん」





3
ふたつの ニッコール_b0069128_09191338.jpg




あやつりにんぎょう

あやつりにんぎょうの 少年の眼にピントを合わせています

焦点距離は 60mmで 明るさはF2.8 最短撮影距離は 21.9cm で 等倍撮影が出来ます

60mm F2.8D の 最後のサフィックスの「D」は、撮影距離情報をボディに伝える機能があることで
Distance の 略号です

1枚目と2枚目の写真は 内臓スピードライトをONにして ワンコの眼にピントを合わせていますが
最短撮影距離でも 内臓スピードライトが明るすぎることもなく調節されています





4

ふたつの ニッコール_b0069128_09191627.jpg

外観が

機能上 なんにも文句を付けるところの無いレンズですが
残念ながら 外観が醜いです

鏡胴の最外装が プラスティックで出来ているのが その最大の原因だと思われます





5
ふたつの ニッコール_b0069128_09192470.jpg

本物

ミミちゃんが 小さく写っています

これは 1960年から1971年まで造られた ニッコール最初の 28mm レンズ
Nikkor-H Auto 28mm F3.5 で 撮りました

焦点距離が28mmなのに その最短撮影距離は 60cm と 非常に遠いのです
でも 最短撮影距離が60cm と 遠い以外は 言うことのないレンズです

ミミちゃん 「1枚目や2枚目のプラステイックのワンコより やっぱり本物がええやろ」
わたし   「うぅぅ、これでも最短撮影距離や」





6
ふたつの ニッコール_b0069128_09192844.jpg



隅っこの あやつりにんぎょう

あやつりにんぎょうたち 「もっと大きく撮ってよ」
わたし         「きみたち、拡大して見たら シャープに写っているよ」


これで 最短撮影距離です





7
ふたつの ニッコール_b0069128_10243448.jpg




Nikkor-H Auto 28mmF3.5

わたしの Nikkor-H Auto 28mmF3.5 は 最終期の 1971年製ですが
1960年製のものと何にも変わっておりません

金属ローレットのフォーカスリングの塗装が剥げ出し 地金が見えて来て 貫禄が出てきました

ボデイが Ai になったとき、新品のボデイを 1台買えば
ニコンで 非Ai レンズを1本だけ 無償で Ai 仕様に改造してくれるサービスがあって
ニコンFMを買ったときに Ai 改造してしまいました

いま考えると 元の非Ai 仕様のままにしておけば良かったと思います



******************************************************
 ■ 2019年3月26日 & 27日 撮影
 ■ 1,2,4 & 7枚目 Ai AF Micro Nikkor 60mmF2.8 on Nikon D700
 ■ 3枚目 G Vario 14-45mm F3.5-5.6 on Lumix G1
 ■ 5 & 6枚目 Nikkor-H Auto 28mmF3.5 on Sony α7 II

******************************************************

むかしの ニッコール、ゴムグリップではなく金属ローレットで、
絞りの色が色分けで被写界震度と対応し、絞りリングも付いていて 丈夫で長持ちでした

使いやすくなったけれど だんだん醜くなって 高くなって行くニッコール・・・

Ai AF マイクロニッコール 60mmF2.8 と むかしの ニッコール-H オート 28mmF3.5 を使って
そんなことを考えました









-



by nakajimaakira1948 | 2019-03-27 11:12 | 60mmF2.8D AF Micro | Trackback | Comments(9)

ミミちゃん と SR-1

2017年10月10日(火曜日)

ミミちゃんの ポ-トレイトと、懐かしい ミノルタ SR-1 です





1
ミミちゃん と SR-1_b0069128_8431092.jpg

10月の ミミちゃん

なかなか ベッピンさんでしょ





2
ミミちゃん と SR-1_b0069128_8474289.jpg

ご飯?

午後4時半です
夕ご飯が いつも午後5時過ぎのミミちゃんは 気になって仕方ありません

ミミちゃん 「ご飯?」
わたし   「うんにゃ、まだ1時間ほどあるよ」





3
ミミちゃん と SR-1_b0069128_8573728.jpg

minolta SR-1 third version

1961年に発売された ミノルタ SR-1 の サードヴァージョンです

外付け露出計の台座が付きましたが、フィルムカウンターは まだ巻き戻しレバー側にあります
社名の刻印も まだ Chiyoda Kogaku です

それと SR-1 の文字が 緑色で墨入れされています
ミノルタは、世界初の2層膜コーティング「緑のロッコール」の緑色に こだわりがあったのです

机に「緑のロッコール」が反射していますねぇ





****************************************
 ■ 2017年10月4~5日 撮る
 ■ AF Micro Nikkor 60mmF2.8D on Nikon D700

****************************************









-
タグ:
by nakajimaakira1948 | 2017-10-10 09:19 | 60mmF2.8D AF Micro | Trackback | Comments(2)

Raised processing

2017年9月19日(火曜日)

わたし 「地球儀にデコボコがあるやろ、あれ正しい縮尺の凸凹かなぁ?」
息子  「いや、誇張してるんとちがうかな」

わたし 「地球の直径は いくらか知ってるか」
息子  「光の速度が30万Km/秒で 1秒で地球を7周半回るから
     30万Km割る7.5で 4万Kmが地球の円周や」
わたし 「円周率3.14・・で割った 約1万2千Kmが直径やな」

わたし 「地球で一番深い海は 1万メートルぐらいや」
息子  「一番高い山はエベレストで 9千メートル弱ぐらいだったなぁ」
息子  「どちらも約1万メートルとしたら 1万メートルは10Kmやから
     地球の直径の約1万2千Kmと比べたら 約千二百分の1になるよ」

わたし 「地球儀の直径は 30センチが標準やぞ」
息子  「山や海の凸凹を付けるとして 正しく縮尺で凸凹を付けたら
     30センチの千二百分の1で、ええっと 300ミリ割る1200で 0.25ミリになるよ」
わたし 「う~む、海や山の凸凹は 直径30センチの地球儀では 0.25ミリ程度が正しいのかぁ」



暗算で頭が痛くなったわたしは 息子を残して昼寝しに行きます。
しかし 今の計算は合っているか気にかかり ベッドでもう一度暗算をしてみます。なかなか眠れません。

昼寝はやめて インターネットで「地球儀の山の高さは 正しい縮尺で作ってあるか?」と検索してみると
「地球儀の山の隆起は 見やすいように誇張してある」と 回答がありました。


めでたしめでたし





1
Raised processing_b0069128_8194472.jpg

Raised processing

Raised processingは 隆起加工と訳します

径30cmの地球儀で ヒマラヤ山脈は 1mm程度隆起しています

■ 2017年9月19日 ■ AF Micro Nikkor 60mmF2.8D on Nikon D700





2
Raised processing_b0069128_8302340.jpg

地球儀

冒頭の会話のあと 息子が買ってくれたリプルーグル(Replogle Globe USA)の 地球儀です

■ 2017年9月18日 ■ AF Nikkor 28-105mm on Nikon D700





3
Raised processing_b0069128_839174.jpg

置くところが

大きいので 置くところがありません

■ 2017年9月12日 ■ SIGMA 10-20mm F4-5.6 on Nikon D700


**********************************************
山の凸は つけられるけど、海の凹は ちょっと無理ですねぇ

**********************************************









-
タグ:
by nakajimaakira1948 | 2017-09-19 09:05 | 60mmF2.8D AF Micro | Trackback | Comments(2)

ヴェラ

2016年8月4日(木曜日)

暑いですねぇ

涼しくなるように 世界で一番シンプルな外観のカメラをお見せしましょう





1
ヴェラ_b0069128_1451468.jpg

シンプル

ファインダー窓と 軍艦部のシャッターボタンしか見えません

機種名やメーカー名などのロゴもありません
まるで 試作品のようです





2
ヴェラ_b0069128_14532735.jpg

モスグリーン

モスグリーンの革が渋いです
鏡胴の根元部分の革が黄色く変色していますねぇ





3
ヴェラ_b0069128_1455153.jpg

キャップを外して

ねじ込み式のレンズキャップを外すと
Tessar 2.8/50 と書かれたレンズが見えてきました





4
ヴェラ_b0069128_14574241.jpg

鏡胴のカバーを外すと

おぉ~、全貌が現れました
1954~55年に カールツァイス・イエナで造られた ヴェラです

ええっ、カールツァイス・イエナって テッサーを造った東独のレンズ屋さんで
カメラを造っていたのは カメラ屋さんのツァイス・イコンのほうじゃろう

いいえ、ヴェラは レンズ屋さんのカールツァイスが初めて造った35mmカメラなのです

ところで わたしのヴェラは後期型です



ヴェラ_b0069128_1515548.jpg  初期型ヴェラ
 【写真はインターネットより】



初期型のヴェラは 鏡胴根元のリングが金属ローレットで 革貼りになっていません





5
ヴェラ_b0069128_151036100.jpg

使い方

ヴェラの使い方で変わっているのは フィルムの巻き上げ方法です
鏡胴の根元のリングを、カメラ正面に向かって時計方向に約60°回転することによって
フィルムを巻き上げ 同時にシャッターをコックします

何回も何回も鏡胴の根元のリングを回転させた手との摩擦で
モスグリーンの革の色が落ちて 黄色く変色しているのです

使い方自体は 何もややこしいことはありません
レンズ鏡胴の前から、絞り・フォーカス・シャッタースピードの各リングです
距離計はなく シンプルに目測で距離を合わせます

ヴェラはその後、機種名が付いて距離計や露出計が付いたりして だんだん醜くなって行きます
後継機種が醜くなって行くカメラが多いですねぇ





6
ヴェラ_b0069128_15154421.jpg

フード

1、2、3枚目で 鏡胴をカバーしていた盃状の筒を逆にねじ込むと
フードになります


このフードをねじ込むと、レンズ先端の絞りリングは固定されて回転しなくなります
1枚撮ったらフードを外して逆に取り付けてカバーとして使い
次の場所へ行って シャッター速度・絞りを決めてから またフードを付けて撮ったのでしょう

ヴェラが造られた当時は のんびりした時代だったし まだフィルム代が高かった時代でしたので
1枚ずつじっくり撮るのには 納得のいく仕様だと思われます





7
ヴェラ_b0069128_1521362.jpg

裏面

裏面も非常にシンプルで 小さなファインダー接眼窓しかありません

右側の貼革から突き出しているのは フラッシュのシンクロ接点です





8
ヴェラ_b0069128_15234227.jpg

底部

底部に、右からフィルムカウンター、スプロケット解除ボタン、底部取り外しリング
巻き戻しノブがあります

レンズキャップは いかにも失くしていまいそうですね






9
ヴェラ_b0069128_15265720.jpg

裏蓋を外して

裏蓋は取り外し式です

パトローネは右側に入れるタイプです
フィルムガイドレールが斜線状なのと フィルム圧板が特殊な色をしていること以外は
特に変わったところはありません

ビハインド式シャッターですので 通常はガラスエレメントは見えず
シャッターの金属羽根が見えています





10
ヴェラ_b0069128_15312851.jpg

機種名

機種名を ヴェラと書きましたが どこにも機種名は書かれていないです
わずか背面の右下に 写真のようにWERRAと押印があるのみです

ヴェラの最初の型は 1954年の鏡胴根元の巻き上げリングに革巻きが無いものですが
わたしの革巻きタイプも ヴェラと呼ばれ 1954~55年に造られたものです


ヴェラはイエナの近くを流れる川の名前であり また多くの美しいドイツ女性の名前でもあります


ヴェラは、製造時 日本には輸出されなかったらしいです
現在ではそのシンプルな外観から 我が国でも非常に人気のあるカメラになりましたね






11
ヴェラ_b0069128_15382965.jpg

革ケース

ヴェラの革ケースです

60年以上まえの革ケースですので ひび割れも見られますがまだ使える状態です
写真左側の下手な工作の穴は 前のオーナーがフラッシュのシンクロ接点を出すために開けたものですね

ヴェラには ネックストラップの吊り輪が付いており 革ケースは不要とも思うのですが
むかしは カメラはピカピカに磨き上げた革ケースに入れて持ち歩くのが常識だったのです


ヴェラ 仕様

型式:      1954年 カールツァイス・イエナ製 35mmレンズシャッターカメラ
レンズ:     カールツァイス・イエナ製 Tessar 50mmF2.8
         シアン・アンバー系単層膜コーティング
シャッター:   無銘 ビハインド式 B、1~1/250秒
ファインダー:  逆ガリレイ式 連動距離計なし
シンクロ接点:  あり 




**********************************************
 ■ 2016年7月28日~8月4日
 ■ AF Micro Nikkor 60mmF2.8D on Nikon D700
 ■ Speedlight ON

**********************************************

安物カメラや安物レンズが好きなわたしですが
このヴェラは 綺麗な完動品ということで高かったのです
いまは ビールは飲めず 水を飲んで暮らしております









-
by nakajimaakira1948 | 2016-08-04 15:56 | 60mmF2.8D AF Micro | Trackback | Comments(4)

ゴジラ

2016年7月28日(木曜日)

ちょっと 1日早いけれど
旬のものなので 話題が去らないうちにアップしておきます




1
ゴジラ_b0069128_93967.jpg

ゴジラ

昭和29年(1954年)11月3日(文化の日)に 公開された ゴジラです





2
ゴジラ_b0069128_9473668.jpg

骨になっていく

海底で「オキシジェンなんとか」という化学薬品によって
肉が溶けて骨になっていく ゴジラの最後です

日本の特殊撮影技術の粋をこらして撮られています

撮影技術の無いわたしのミスで 走査線のようなものが出ていますが
元の映画では こんなものはありません





3
ゴジラ_b0069128_9585878.jpg

東宝写真ニュース

なんと恐ろしい話でしょうか
東宝写真ニュースでも 大大的に取り上げられています





4
ゴジラ_b0069128_1065831.jpg

なになに?

DVDを見終わって感動していると ミミちゃんがやってきました

わたし    「どやっ、恐ろしいやろぉ」
ミミちゃん  「なになに? ふむふむ」





5
ゴジラ_b0069128_10105070.jpg

どこがおもろいねん

わたし    「どうやぁ?」
ミミちゃん  「こんなもん どこが おもろいねん」





6
ゴジラ_b0069128_10135932.jpg

三兄弟

「ゴジラ」を買いに行った桃山台の本屋さんの前にいた 三兄弟です

真ん中の赤 「ええ本 買いはったねぇ」
わたし   「ニヤニヤ」
左の青   「カルピス飲んでやぁ」



**************************************************
 ■ 2016年7月26~27日
 ■ 1~3枚目 AF Micro 60mmF2.8D on Nikon D700
 ■ 4~5枚目 AF Nikkor 28-105mm on Nikon D700
 ■  6枚目  AF Nikkor 18-55mm with FT-1 on Nikon V1

**************************************************

「ゴジラ」の創刊号は DVDが付いて890円です ♪♪♪
次の号から 値段は2倍ぐらいに跳ね上がるので もう買いません

ミニチュアカーの本でも 列車模型シリーズでも 買ったのは創刊号だけで~す









-
by nakajimaakira1948 | 2016-07-28 10:42 | 60mmF2.8D AF Micro | Trackback | Comments(4)

エングレイビング

2016年5月28日(土曜日)

カメラに刻印された文字が大好きです
英語では、Engraveされた文字が大好きと言うようです

辞書で調べるとEngraveは動詞で
(金属・石などに)文字・図案などを彫る という意味です
名詞は エングレイビングですね





1
エングレイビング_b0069128_1026991.jpg

ミノルタ35-II

1955年からのミノルタ35-II です

大きく刻印された Minolta-35 ですが II型の文字はありません
ボディ正面に小さく刻印されているだけです

長年使われて黒塗料が取れたのか 手垢が入ってしまったのでしょうか





2
エングレイビング_b0069128_10322770.jpg

キヤノンフレックス RP

1960年のキヤノンフレックス RP です

軍艦部のCanonflex の Canonの文字は 現在のキヤノンの字体ですね
ペンタ部のロゴマークは C A N O N となっていますが





3
エングレイビング_b0069128_1037276.jpg

ミランダS

1959年の 日本最後のノブ巻き上げの35mm一眼レフです

Miranda S. Japan の文字が まるで手書きしたようで大好きです





4
エングレイビング_b0069128_10412651.jpg

エディクサ リフレックス C

Edixa の Eの花文字、かっこええでしょ

エディクサ リフレックス C は 1958年に西ドイツで生まれております





5
エングレイビング_b0069128_10485788.jpg

これは何でしょう

これは何でしょう
TOKOと書いてありますねぇ





6
エングレイビング_b0069128_1052517.jpg

トプコンPRのキャップ

プラスティック製の トプコンPRのレンズキャップでした
写真では判りにくいと思って 鉛筆でなぞってみたのが5枚目です

トプコンPRは 1959年発売でした

TOKOとは 東京光学の愛称でした





7
エングレイビング_b0069128_10573464.jpg

オリンパス ペンFT

ペンタプリズムのないペンFTですので ボディ前面に大きくエングレイブされています
このペンFTは 1966年生まれです

ほんとうは FTではなく、ペンFの金色の花文字の F
が欲しいです





8
エングレイビング_b0069128_1143489.jpg

おむすびマーク

古いニコンに見られる おむすびマークです

「にほん」でなく「にっぽんこがく」になっておりますね





9
エングレイビング_b0069128_117614.jpg

TKC

おむすびマークとは プリズムの方向が逆ですね

1953年の 東興写真のウィンザー35のロゴマークです





10
エングレイビング_b0069128_11141100.jpg

VITO Ⅱ

1950年製 フォクトレンダーのヴィトーⅡの軍艦部です

コシナが Voigtländerの商標権を得てからポピュラーになりましたね





11
エングレイビング_b0069128_112062.jpg

コニカⅡのレンズキャップ

わたしの初めての古カメラで
アルミ製自転車と交換した コニカⅡの ヘキサノン50mmF2.8のレンズキャップです

内側にフェルト生地が貼りつけてあり レンズには今でもヌルーっとはまります

コニカⅡは 1950年生まれです





12
エングレイビング_b0069128_11293237.jpg

コンタレックス

これもエングレイビングというよりも 手書きしたイメージです

ペンタ部には 丸い露出計があるため こんなところにエングレイブしたのです

1959年生まれのコンタレックス、壊れる様子はまったく無く あと100年は使えそうです





13
エングレイビング_b0069128_11343583.jpg

ローライフレックス 3.5A

オプトンテッサーのまわりに 誇り高く社名のフランケ & ハイデッカーが彫り込まれています

わたしのローライフレックスは 1951~52年頃の生まれです

ローライフレックス3.5Aが正式名ですが オートマットMXと呼ばれることも多いですし
日本国内だけですが ローライフレックス IV型と呼ばれたりもしています





14
エングレイビング_b0069128_1146363.jpg

ゾルキー 4

フルシチョフ書記長も使っていた ゾルキー4型です

1956年から1973年まで 171万台あまり造られたそうで
コピーライカ型カメラの 製造数量世界チャンピオン機です

キリル文字で書いてあるので なかなかゾルキーとは読めんでしょ
おっ、距離計窓にホコリがいっぱい 巻き上げノブに手垢がいっぱいです





15
エングレイビング_b0069128_11523446.jpg

最後はライカ

フィルムを入れにくい1950年からの ライカIIIf です

最近見たユーチューブで、シャッタースピードをT(タイム露出)にしてシャッター膜を開けて
へんな具合になって スプロケットギアにはまっていないフィルムを指で下げてやると良いと・・・

感光したフィルムで実際にやってみましたが これは簡単でええ方法ですねぇ
もし今度IIIfを使うときには これでいきます


ちょっと話しがそれましたが、だいぶ汚くなってきたライツのエングレイビングです
ウェッツラーで造っていたときが ライツの一番良かった時代でしょうね





*****************************************
 ■ 2016年5月28日撮る
 ■ AF Micro Nikkor 60mmF2.8D on Nikon D700
 ■ Speedlight ON

*****************************************









-
タグ:
by nakajimaakira1948 | 2016-05-28 12:10 | 60mmF2.8D AF Micro | Trackback | Comments(4)

ミノルタ セミP

2016年5月21日(土曜日)

ミノルタ、いやっ 千代田光学精工のカメラやレンズが大好きです

撤退してしまったから好きなのではありません
でも ミノルタがカメラやレンズ造りから撤退してしまってから
千代田光学精工時代のものを含めて ますます好きになっております

ここに写っている機材やアクセサリーは
まだミノルタが千代田光学精工株式会社を名乗っていた 1950年代のものです





1
ミノルタ セミP_b0069128_10443275.jpg

Minolta Semi P

1951年製の ミノルタ セミPです

千代田光学の系列会社だった甲南光学研究所のレンズシャッター Konan-Flicker に
後のペンタックスの旭光学が磨いた Chiyoko Promar 1:3.5 f=75mm を乗せた
セミ判(4.5 x 6 cm)フォールディングカメラです





2
ミノルタ セミP_b0069128_1111029.jpg

ダイキャスティング

セミP は、ダイキャスティングでボディの骨格が造られています
たしか フォールディングカメラでは 日本初だったと思いますが それゆえ非常に小型で軽量にできています

これなら 冬のオーバーならポケットに入りますねぇ

仕様
発売:       1951年 千代田光学
型式:       ブローニー120フィルム使用 4.5 x 6 cm フォールディングカメラ
シャッター:    Konan-Flicker B、1/2 - 1/200秒
レンズ:      Chiyoko Promar SII 1:3.5 f=75mm(3群3枚構成)
フォーカス:    前玉回転
コーティング:   シアン系単層膜コーティング
絞り:       f3.5 - f22
距離計:      なし(別売で単独距離計あり)
セルフコッキング: なし
シンクロ接点:   あり(旧型)
寸法・重量     127(幅)x 95(高さ)x 107(奥行) 45mm(たたんだ時の奥行) 460g
定価:       13,600円





3
ミノルタ セミP_b0069128_11324289.jpg

フード

レンズ先端に押し込むフード です
薄い金属製リングに2箇所切り込みを入れ 押し込むときにリングが拡がる精巧なものです

フィルター径は28mm程度ですが ネジにはめ込むのではなく外周にはめ込むので
この当時の、例えばウィンザー35の Color Sygmar 50mmF3.5レンズなんかにも ピッタリ合います





4
ミノルタ セミP_b0069128_11524134.jpg

Minolta V2

1958年の ミノルタ V2 です

このカメラは レンズシャッター機でありながら
シャッターの最高速度は 1/2000秒なんですよ

ただし 1/2000秒を使う場合は 絞りをF8以上に絞っておく必要があります
同様に 1/1000秒を使う場合は 絞りをF4以上に

結局、どの絞りでも使えるのは シャッタースピード1/500秒からということです

1/2000秒と 1/1000秒では、シャッター羽根が 絞り開放の位置まで開かずに途中で閉まることで
シャッター羽根の往復運動を短くして 高速シャッター速度を生み出しているのです

シチズンと共同開発したオプティパーHSというレンズシャッターでしたが
1958年当時は 高速シャッターが切れるということで 話題になったそうです

レンズは ロッコールPF 45mmF2 という大口径レンズが付いていましたが
ミノルタご自慢の 2層膜コーティングのアクロマティックコーティングには まだなっておりません





5
ミノルタ セミP_b0069128_12491657.jpg

ミノルタ35 IIB と スーパーロッコール

前回紹介しました スーパーロッコール 1:2.8 f=5cm を
ミノルタ35の最終型、1959年の ミノルタ35 IIB に付けています


こうしてスーパーロッコール 1:2.8 f=5cm を見ますと
鏡胴は口径こそ違いますが ライツのズマリット5cmF1.5の雰囲気ですねぇ

フィルターは 懐かしいワルツ(Walz)の 40.5mm径のY2を付けています



********************************************
 ■ 2016年5月11~21日 撮る
 ■   1枚目  FE28-70mm on Sony α7
 ■ 2~5枚目  AF Nikkor 28-105mm on Nikon D700

********************************************

親父に初めて買ってもらった一眼レフが ミノルタSR-1(4代目)
父方の伯父さんの遺品が ミノルタ ハイマティック 7S
親父の遺品がAFの ミノルタ MAC-Auto クォーツデート
どれも なんとか動きます

こいつらが元気なうちは わたしも頑張ります









-
by nakajimaakira1948 | 2016-05-21 13:26 | 60mmF2.8D AF Micro | Trackback | Comments(0)

うつらうつら

2016年3月31日(木曜日)

暖かくなってきましたねぇ

ミミちゃんも 良く居眠っています




1
うつらうつら_b0069128_826765.jpg

うつらうつら

「春眠暁を覚えず」は「朝が来たのが判らず寝ている」ようすだと思いますが
ミミちゃんは、ちゃんと朝ご飯を貰ってウンチも出してから うつらうつらしています

■ 2016年3月22日9時21分
■ AF Micro Nikkor 60mmF2.8D on Nikon D700
■ Speedlight ON





うつらうつら_b0069128_831353.jpg

キヤノンフレックスR姉妹

1960年のキヤノンフレックスRP (左)
1962年のキヤノンフレックスRM (右)

1959年5月発売のキヤノン初の一眼レフ キヤノンフレックスでしたが全然売れず
廉価版(R型のポピュラーレ=Populaire)で RP を
メーター(Meter)内蔵で RM(R型のMeter付き)を
出しました

やっぱり売れませんでしたぁ

C A N O N の文字が いまのコーポレート化されたCanonの文字でなく
一字一字 間をあけて のんびりしておりますねぇ

■ 2016年3月29日
■ AF Micro Nikkor 60mmF2.8D on Nikon D700





3
うつらうつら_b0069128_8583968.jpg

あぶないよ

おとうちゃん 電線に停まったらあぶないよ

むかしイラクの現場で
イラク人のおっさんが電気を取りに高圧鉄塔によじ登って 感電して落ちて死んでしまったよ

■ 2016年3月26日
■ AF Nikkor 70-300mm VR on Nikon D80











by nakajimaakira1948 | 2016-03-31 09:09 | 60mmF2.8D AF Micro | Trackback | Comments(4)

ウィンザー35

2016年3月18日(金曜日)

これは まだ小学校の低学年だったとき ・・・






1
ウィンザー35_b0069128_6472287.jpg

これは何でしょう

Windsorとエンボスされていますねぇ





2
ウィンザー35_b0069128_6493589.jpg

ウィンザー

そうです、ウィンザーです
ロンドン西部のウィンザー城か ウィンザー王家からとった名前でしょう


小学校2年生のときに おばあちゃんに買ってもらった東郷堂製のホビックスJRというおもちゃカメラを
自慢そうに 遠足でも運動会でも どこへでも持って行っていたのです
ところが 同級生の医者の息子が持っていた 絞りとシャッタースピードが変えられるカメラを見て
『欲しい 欲しい 欲しい』と思ったのが このウィンザー35だったのです


東興写真株式会社というメーカーが、1953年頃にコニカI型やII型に負けないで値段は半額以下を目指して作った
35mmレンズシャッターカメラで、その特徴は等倍ファインダーで連動距離計が付いていることでしょう

ブライトフレームが無く どこまでが写る範囲なのかは判らないけれど
赤色補色鏡を使った二重像合致式の等倍ファインダーは
ちょっと青みがかったファインダー像と 赤みがかった二重像の動きも大きく非常に合わせやすいものです


ウィンザー35_b0069128_734367.jpg 
 
 ウィンザーの広告

 1953年頃の広告です

 【写真はインターネットより】



ウィンザーは 軍艦部の小変更が多くて VELEXというシャッターも最速速度が1/200秒のものと1/300秒のものがあります

わたしのウィンザーの軍艦部は、この広告のものと同じで 最初期のものと思われますが良く判りません





3
ウィンザー35_b0069128_7565078.jpg

向かって左側面より

レンズボードというかエプロンの四隅が 少し凹んだデザインになっております

これが わたしが小学生のときなのに 今でも憶えているウィンザー35の特徴だったのです
つぎのウィンザーでは この凹みはなくなってしまいました





4
ウィンザー35_b0069128_805676.jpg

向かって右側面より

仕様を書いてみました

発売:        昭和28年(1953年)4月
形式:        35mmレンズシャッター 二重像合致式距離計連動カメラ
ファインダー:    等倍 赤色補色鏡使用 ブライトフレームなし
レンズ:       TKC. C. Color Sygmar 50mm 1:3.5 (3群4枚構成)フィルター径32mm
シャッター:     VELEX B. 1秒-1/200秒 セルフタイマー付き
シャッターレバー:  鏡胴部のレバーによる 別途シャッターレリーズ穴付き
セルフコッキング:  無し チャージレバーによる ただし背面に巻き上げ解除ボタンあり
フィルムカウンター: 手動セット 逆算式
シンクロ接点:    あり ただしM・Xの切り替えは無し
巻き上げ巻き戻し:  ノブ式
スプロケット解除:  底面のノブを回転し引き出すことにより解除
重量:        約775g
価格:        13,500円 ケース1,000円





5
ウィンザー35_b0069128_852212.jpg

レンズ

T.K.C.(東興写真の略号)C. Color Sygmar 50mm 1:3.5 の3群4枚構成が付いています
最短撮影距離は3ft(約90㎝)です
コーティングは この時代の日本製レンズ特有の薄いシアン系のものです

絞り羽根は9枚と多く ほぼ円形を保って絞られて行きます

このレンズ、レンズエレメントの材料はニコンの日本光学製のものを使っているとのことです


レンズは どこが設計してどこで磨いたんでしょう
シャッターのVELEX(B, 1-1/200秒)も どこのシャッターでしょうねぇ

この時代は、大メーカーでないと レンズやシャッターなどは造れなかったのです





6
ウィンザー35_b0069128_882349.jpg

上面より

レンズ部 上から
シャッターチャージレバー(下げてチャージ)
絞り表示リング(指標を直接回転させて合わす)、シンクロ接点が左側に見えています

軍艦部 右から
巻き上げノブ、その下にフィルムカウンター、アクセサリーシュー
ファインダーを越えたところに 巻き戻しノブと いたってシンプルです


シャッターレバーが見えておりませんが、
鏡胴の下部分にあり 左手の人差し指で押し込むようになっております

Windsor と TKC(東興)の 刻印が誇らしげです
Windsorとしか刻印してないけれど ウィンザー35という名称です





7
ウィンザー35_b0069128_8161125.jpg

巻き上げ解除ボタン

フィルムカウンターの下の 裏面のボタンはフィルム巻き上げを解除するボタンです

上の写真は、解除ボタンを押して巻き上げることが出来る状態です

巻き上げノブは、1枚分巻き上げると 自動でストップします
このとき 裏面の巻き上げ解除ボタンが飛び出て来ます
このボタンを押すと また巻き上げができるようになります


これは 1948年のコニカI型で採用された巻き上げ解除ボタンで
セルフコッキングに(巻き上げとシャッターチャージが連動)なっていないカメラでは
1枚のフィルム画面で何回もシャッターを押したり
逆にシャッターを押さないでフィルムを巻き上げたりしてしまいますので
「巻き上げることが出来ない」= 「シャッターは切ったが まだ巻き上げていない」
という状態が直ぐに判るようにしたのです

ただし この方式ではシャッターを切っていないのに巻き上げることは防止できますが
同一画面で何回もシャッターを切ってしまうことは防止できません





8
ウィンザー35_b0069128_820342.jpg

刻印

TKCの刻印です
プリズムと凸レンズの組み合わせの中に TKCと描かれています

誇らしげではありますが 昔のニコンのマークと似ておりますねぇ

PAT. 2610217は 何の特許でしょう
案外コニカI型の 巻き上げ解除ボタンの特許かも知れませんね





9
ウィンザー35_b0069128_8271328.jpg

裏蓋を開けて

フィルムを巻き上げる銀色のスプロケットギアーが目立ちます
このスプロケットギアーの回転から フィルムの巻き上げ完了を感知して
巻き上げ解除ボタンを飛び出させて巻き上げをストップさせます

フィルムを入れないとスプロケットギアーは回転しませんので
巻き上げ解除ボタンも作動せず 巻き上げノブは何回でも回転します

フィルム圧板は なんと鏡面仕上げです
このウィンザーの次の機種から 鏡面仕上げは黒く塗られたそうです

フィルム室の塗りは いわゆる結晶塗り(ハンマートーン)で高級感があります





10
ウィンザー35_b0069128_8324399.jpg

革ケース

古いながら 立派な革ケースです

ウィンザーには 吊環(ネックストラップのためのアイレット)がありません
外に連れ出すときには この革ケースが必須になります





11
ウィンザー35_b0069128_8342638.jpg

ウィンザーを眺めながら

このウィンザーを眺めながら考えました

・革ケースの古さ具合から このウィンザーはだいぶ使い込まれている
・前オーナーは オークションにジャンク品で出品したが 立派な完動品であることを知らなかったのでしょう
 前オーナーは 巻き上げノブが何回でも回るし きっと壊れていると思ったのでしょう
・ウィンザーを長らく使った人は 前オーナーではなくもっと古い人だったのでしょう
 たとえば 親父さんとか お爺さんとか または赤の他人だったとか


***********************************
 ■ 2016年3月16日 撮る
 ■ AF 28-105mm on Nikon D700
 ■ AF Micro 60mm F2.8 on Nikon D700

***********************************

むかし 小学校の同級生が持っていて 欲しくてたまらなかったウィンザーを
ヤフーオークションで1000円で入手しました
ウィンザーを触っていると 忘れていたむかしのことを思い出し感無量です

大事にしたいと思います




【追記】2016年4月23日

アローカメラさんのホームページで ウィンザー35の使用説明書の写真などを入手しました



             カラーシグマーレンズ -1
ウィンザー35_b0069128_09314028.jpg
 



            カラーシグマーレンズ -2
ウィンザー35_b0069128_09315913.jpg




            カメラ使用説明書 ABC 表紙
ウィンザー35_b0069128_09321554.jpg




                  使用説明書 A
ウィンザー35_b0069128_09323978.jpg



使用説明書 B
ウィンザー35_b0069128_09324519.jpg



使用説明書 C
ウィンザー35_b0069128_09325520.jpg




 以下を修正しました

・機種名 ウィンザーを ウィンザー35に修正
・発売年 1954年を 1953年に修正
・仕様  その他 4枚目の仕様に追記をしています


 ますます ウィンザーが好きになりました ♪♪♪












by nakajimaakira1948 | 2016-03-18 08:44 | 60mmF2.8D AF Micro | Trackback | Comments(6)

気楽な写真のブログです。 どの写真も jpegで撮ってリタッチなしです。 写真はクリックで大きくなります。 リンクやコメントも ご自由になさってくださいね。


by Akira Nakajima
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31