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2020年8月26日(水曜日)

藤本写真工業の引き伸ばしレンズ E-Lucky Anastigmat 75mm F3.5 で 写真を撮りました

このレンズは元来 写真を撮るレンズではなくて
背中から ネガを透した光を受けて 印画紙にその光を焼き付けるためのレンズです

でも 写真も非常に綺麗に撮れます





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藤本写真工業 E-Lucky Anastigmat 75mm F3.5 を ベローズで_b0069128_20162437.jpg

E-Lucky Anastigmat 75mm F3.5 with Bellows on Sony α7

今回は E-Lucky アナスティグマート 75mm F3.5 を 旭光学の1本レールのベローズに付けて
ソニー α7 に 付けています

この E-Lucky アナスティグマート 75mm F3.5 の 詳細は「E-Lucky Anastigmat 75mm F3.5 で 千里中央へ 」 に詳しいです



仕様を書いてみます

概要:      1950年代初期 藤本写真工業 6x6判用 引き伸ばしレンズ
正式名称:    E-Lucky Anastigmat 75mm F3.5
マウント:    φ39mmスクリュー(バルナックライカ マウント)
フランジバック: 無限遠時 67.6mm
焦点距離:    75mm
明るさ:     F3.5~F22
レンズ構成:   3群3枚
絞り羽根:    10枚
絞り機構:    手動絞り
コーティング:  シアン系(薄青色)と アンバー系(薄だいだい色)の 単層膜コーティング
最短撮影距離:  特には なし
フィルター径:  なし
重量:      実測 175g
発売当時価格:  不明


ソニー α7 や α7 II の グリップの出っ張りと ベローズのレール支持部が干渉するので
ベローズに 7mm厚さの中間リングをかましてからボディに取り付けています


それでは E-Lucky Anastigmat 75mm F3.5 を ベローズに付けて
ソニー α7 と α7 II に付けた 絞り開放写真に行ってみます

■ 2020年8月25日 ■ AF Micro 60mm F2.8D on Nikon D700





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藤本写真工業 E-Lucky Anastigmat 75mm F3.5 を ベローズで_b0069128_20164124.jpg

歪曲収差テスト

1950年代初期のレンズとは言え、さすが 引き伸ばしレンズです
歪曲収差は見事に補正されています





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藤本写真工業 E-Lucky Anastigmat 75mm F3.5 を ベローズで_b0069128_20163759.jpg

本棚の上

F8 まで絞ってみました

ボケは小さいですが それなりにボケてくれました





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藤本写真工業 E-Lucky Anastigmat 75mm F3.5 を ベローズで_b0069128_20164405.jpg

泣く

EXA 1c に 付けているのは タクマー最後の SMCタクマー 55mm F1.8 です
開放測光用の小さなピンが噛み込んだか EXA 1c に ガッチリとはまってしまい取り外し出来ません

泣いております





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藤本写真工業 E-Lucky Anastigmat 75mm F3.5 を ベローズで_b0069128_20164950.jpg

minolta SR-7 初期型

ミノルタ SR-7 の 初期型です
このカメラには CdSの露出計が付いているのですが ON/OFFのスウィッチは無くて いつも露出計はON なのです

誰かが文句を垂れたのか、後期型から 使いにくいけれど ボディの底蓋にスイッチが付きました






藤本写真工業 E-Lucky Anastigmat 75mm F3.5 を ベローズで_b0069128_20165329.jpg

おんなのこ

あやつりにんぎょう の 女の子です
そばかす が 可愛いですね

ピンクの帽子に きたないゴミが付いています





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藤本写真工業 E-Lucky Anastigmat 75mm F3.5 を ベローズで_b0069128_20165680.jpg

朝日新聞の記事

8月25日の 朝日新聞の記事です

こんな写真を見ますと 引き伸ばしレンズだなぁと思います





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藤本写真工業 E-Lucky Anastigmat 75mm F3.5 を ベローズで_b0069128_20170325.jpg

CR123A

コニカ Big Mini の バッテリーが無くなってしまいました

アマゾンで調べたら まだ売っておりました
良かった良かった





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藤本写真工業 E-Lucky Anastigmat 75mm F3.5 を ベローズで_b0069128_20165917.jpg

網戸

これも 歪曲収差テストです

近距離でも 歪曲収差は認められませんね





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藤本写真工業 E-Lucky Anastigmat 75mm F3.5 を ベローズで_b0069128_20170697.jpg

ブースカ時計

夜になりました
E-Lucky 75mm F3.5 を 手ブレ防止が付いている α7 II に 付け替えました


秒針が軸から抜けてしまった ブースカ時計です

いじくり回していたら 文字盤のプラスティックカバーが外れました
抜け落ちた秒針をはめて 接着剤で固定しました

電池を入れても動きません
でも 頭のツノを押さえたら「朝日がサンサンおはようさん、くるくるのプリリンコ」って言います

コムギは この声が大嫌いで ブースカがわめくと 眼の色を変えて怒っていました
時計は動かないけれど ブースカの声は聞こえます・・・大事にします





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藤本写真工業 E-Lucky Anastigmat 75mm F3.5 を ベローズで_b0069128_20171041.jpg

夜景

う~む、夜景も美しく撮れましたよ

E-Lucky Anastigmat 75mm F3.5、大好きなレンズです




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 ■ 2020年8月25日 & 26日 撮る
 ■ 2 ~ 9枚目 E-Lucky Anastigmat 75mm F3.5 with Bellows on Sony α7
 ■ 10 & 11枚目 E-Lucky Anastigmat 75mm F3.5 with Bellows on Sony α7 II
 ■ 絞り優先AE、特記ない限り 絞り開放 F3.5

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おっと ミミちゃんを撮るのを忘れていました

まぁ 前回いっぱい撮ったからええかぁ

どこが造ったか分からない引き伸ばしレンズ E-Lucky Anastigmat 75mm F3.5
良く写るでしょ









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by nakajimaakira1948 | 2020-08-26 22:17 | 75mmF3.5 E-Lucky 初期 | Trackback | Comments(2)
2020年8月21日(金曜日)

1956年の メイヤー光学(Meyer-Optik Görlitz)の プリマゴン 35mm F3.5 で
ミミちゃんを撮りました




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Primagon 35mm F4.5 で ミミちゃん を_b0069128_11185883.jpg

Primagon 35mm F4.5 on Topcon T

1956年の プリマゴン 35mm F4.5 を 1971年の トプコン T に 付けています

1950年代のレンズらしく、アルミ合金製鏡胴に 精巧な数字の刻印が素晴らしいです
重厚なトプコン T にも 良く似合っていると思います



プリマゴン 35mm F4.5 の 仕様です

概要:     1956年 メイヤー光学製 35mm一眼レフ用交換レンズ
正式名称:   Meyer-Optik Görlitz Primagon 1:4.5 / 35
マウント:   エキザクタマウント
焦点距離:   35mm
明るさ:    F4.5~F22
レンズ構成:  4群4枚
Primagon 35mm F4.5 で ミミちゃん を_b0069128_12433343.jpg



最短撮影距離: 40cm
絞り機構:   プリセット絞り
絞り羽根:   10枚
コーティング: シアン系(青色)アンバー系(だいだい色)の 単層膜コーティング
フィルター径: φ49mm
重量:     実測 158g


レンズ構成ですが、1枚目はレトロフォーカスにするための凹レンズであり
その後ろの結像レンズ群は なんと3群3枚のトリプレット構造なのです

こんな簡単な構成ですが 素晴らしい写りを実現しています

それでは 絞り開放のまま ミミちゃんを撮った写真に行ってみましょう


■ 2020年8月16日 ■ AF Micro Nikkor 60mm F2.8D on Nikon D700





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Primagon 35mm F4.5 で ミミちゃん を_b0069128_11190432.jpg

撮ろうと思てるやろ

わたし   「ミミちゃん」
ミミちゃん 「写真撮ろうと思てるやろぅ、そっち見んもんね」





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Primagon 35mm F4.5 で ミミちゃん を_b0069128_11190861.jpg

歪曲収差テスト

暗くなってからですが、歪曲収差テスト

結像レンズ群が 3群3枚のトリプレットだとはとても思えません
歪曲収差は認められません





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Primagon 35mm F4.5 で ミミちゃん を_b0069128_11191233.jpg

また撮るんかい

ミミちゃん 「また撮るんかいっ」
わたし   「うん」





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Primagon 35mm F4.5 で ミミちゃん を_b0069128_11191751.jpg

わたし   「こっち向けよ」
ミミちゃん 「向かへん言うてるやろっ」





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Primagon 35mm F4.5 で ミミちゃん を_b0069128_11192229.jpg

わたし   「おいっ」
ミミちゃん 「なんか 眠たなってきた」





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Primagon 35mm F4.5 で ミミちゃん を_b0069128_11192642.jpg

ファーア

ミミちゃん 「ファーア」
わたし   「・・・・」



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 ■ 2020年8月16日~21日
 ■ Purimagon 35mm F4.5 on Sony α7 II
 ■ 絞り優先AE、すべて絞り開放 F4.5

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世界で最初の レトロフォーカスの広角レンズは
1950年の フランスのアンジェニュー社の R1 35mm F2.5 で
2番目は、1952年の カールツァイス社の フレクトゴン 35mm F2.8
焦点距離35mmでは 3番目が、1956年の このメイヤー光学の プリマゴン 35mm F4.5 となります


きょうの豊中は 39.2°C でした
ミミちゃんじゃないけど ファ~ア です








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by nakajimaakira1948 | 2020-08-21 13:44 | 35mmF4.5 Primagon | Trackback | Comments(0)
2020年8月

皆さま、サン光機はご存じでしょうか

そうです、上代(かじろ)光学研究所 → サン光機 → サンレンズ → ゴトー(後藤)サン と
会社名を変えたすえに 1984年に倒産してしまった、あのズームの サン光機です


ここに 1本のズームレンズがあります






サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_14422432.jpg



Sun System Zoom 85-210mm F4.8

名称を サン システムズーム 85-210mm F4.8 と言います

白く輝く鏡胴が美しいでしょ


仕様を書いてみましょう

概要:     1968-73年頃 サン光機製 望遠ズーム
正式名称:   Sun System Zoom 85-210mm F4.8
マウント:   サン システムマウント(ニコン・キヤノン・M42・ミノルタSR 交換式)
焦点距離:   85~210mm
明るさ:    F4.5~F22
レンズ構成:  8群13枚
最短撮影距離: 250cm
絞り機構:   完全自動絞り、A/M 切り替えレバー付き
絞り羽根:   6枚
コーティング: アンバー系(だいだい色)主体、シアン系(青色)1面の 単層膜コーティング
フィルター径: φ55mm
その他:    フード組み込み、回転式三脚座付き
重量:     実測 866g





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サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_14483589.jpg

Sun System Zoom 85-210mm F4.8 on Canon FX

1964年の キヤノンFX に付けてみました
なかなか恰好が良いでしょ

このレンズが造られたのは 1968年以降1973年までのあいだです
なぜ製造年が判るの?

1967年のカメラ総合カタログには、先代の Sun Hi-Tele Zoom 85-210mm F4.8 がありました

サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_15025309.jpg

これが Sun Hi-Tele Zoom 85-210mm F4.8 です
【1967年のカメラ総合カタログより】

そして、1973年のカメラ総合カタログでは、85-210mmのズームは もう無くなっていたのです


製造年は判ったが それがどうしたと言うのか





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サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_15091872.jpg

この サン システムズーム 85-210mm F4.8 は トプコン(東京光学)の設計のレンズの子孫なのです
東京光学で たった2本だけ設計された エキザクタマウントの最初のでズームレンズでありました


写真は「トプコンクラブ」に出ている 1969年発売の RE Zoom Auto Topcor 87-205mm F4.7 です
Sun Hi-Tele Zoom 85-210mm F4.8 が 1967年発売ですから 東京光学は自社設計のレンズを
サン光機よりも 2年遅れて発売したわけです


黒いレンズでは 判りにくいですね、eBay の出品写真から 白鏡胴をお見せします
サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_23201721.jpg
これならわかりますでしょ、わたしの サン システムズーム 85-210mm F4.8 と 瓜ふたつでしょ


もう1枚
サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_23204250.jpg
RE トプコール らしい姿ですね





東京光学が自社で造らなかった、その理由は

サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_15141400.jpg

あの素晴らしいレンズを連発した東京光学も ズームレンズの製造は苦手だったようで
サン光機に RE Zoom Auto Topcor 87-205mm F4.7 を造ってもらったわけです

サン光機は 85-210mm F4.8 で 東京光学は 87-205mm F4.7 と
僅かに異なる焦点距離や明るさは JIS規格では許される誤差範囲内であったのです

この 東京光学の RE Zoom Auto Topcor 87-205mm F4.7 が サン光機製であるという話しは
レンズの好事家には けっこう有名な話しであります

2020年の現在、東京光学製のすべてのレンズが 発売時価格よりも高騰して流通しいるのですが
RE Zoom Auto Topcor 87-205mm F4.7 だけは 発売価格よりも安価であるらしいです

サン光機ブランドの Sun Hi-Tele 85-210mm F4 が 1967年に 22,610円
東京光学ブランドの RE Zoom Auto Topcor 87-205mm F4.7 は 1973年に 62,700円でした

サン光機の Hi-Tele は プリセット絞りで、東京光学ブランドは完全自動絞りの差はありましたが
3倍近くの価格差は なんともサン光機が可哀そう過ぎますね



また 東京光学は ペトリにも この 87-205mm F4.7 の設計書を売っていたのか
同じ1967年のカメラ総合カタログでは ペトリも同様焦点距離のズームレンズを発表していました

サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_12474566.jpg

ペトリ製は 焦点距離や明るさは サン ハイテレズームと同じですが
レンズ構成は 9群13枚と変わり、外観もだいぶ変えておりましたね
定価は サン製よりも高くなっていました



ところで、Sun System Zoom 85-210mm F4.5 は 最近ヤフーオークションで落札したのですが
なんと開始価格が 90円で 即決価格が 120円の超安値でした、もちろん即決でゲットです


サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_16055609.jpg

オーナーの説明では チリや薄クモリはあるがカビは無しという事でした
届いたレンズは チリや薄クモリなどは無く ちょっと組み込みフードに擦れ傷があるだけで新品同様でした


ごちゃごちゃゴタクを述べましたが、東京光学設計の ズームレンズ 87-205mm F4.7 の子孫の
サン システムズーム 85-210mm F4.8 を ソニー α7 II に付けた 絞り開放写真に行ってみましょう





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サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_08431339.jpg

歪曲収差テスト 85mm

焦点距離85mmでは 歪曲収差は認められません





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サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_08431826.jpg

歪曲収差テスト 210mm

焦点距離210mmでは 周辺にわずか糸巻き型の歪曲収差があります

これは 前回テストした タムロン ズームマクロ 85-210mm F4.5 と同じです
標準域をはさんで 広角域~望遠域のズームレンズでは こうは行きませんです





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サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_08432321.jpg

おひさまっこ保育園

85mmで撮りましたが 良い写りだと思います





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サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_08432936.jpg

夜景

さすがに、東京光学設計のレンズでも 夜景はいただけません

解像感がなく 光源のニジミも出ています
単層膜コーティングだけの ズームレンズの限界のようです





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サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_08433472.jpg

三角タワー

解像はしておりますが
拡大して見ますと 手前の煙突の先端に偽色が出ています

EDレンズが使えなかった時代のレンズです





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サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_08433905.jpg



早朝の三角タワー

同じ三角タワーを 早朝に撮ってみました

露出補正マイナス2/3段で 美しく撮れましたよ





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サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_08434318.jpg

KTVバス

KTVの文にピントを合わせましたが いまいちですね





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サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_08434743.jpg

すべり台

朝の散歩です

この Sun System Zoom 85-210mm F4.8 は
立派な三脚座が付いており 900g近く重いです

首から下げると重いし、ストラップは首にかけていますが 手に持ってパチリパチリ





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サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_08435221.jpg

7時45分

この時刻は まだ地獄の暑さではありません





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サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_08440922.jpg

ダクト

いやにクッキリと撮れています

空も コダックブルーも顔負けの美しい紺青ですね





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サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_08441379.jpg

草むら

いつもの「さかなとり」が 草むらに埋まりそうでした





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サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_08441697.jpg

草色のお家

草色は涼しそうですねぇ

草色のお家に良く似合っていた 赤いミニクーパーは いずこに





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サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_08442097.jpg

赤い車

赤い車にピントを合わせていたら じりじりと太陽光線が

あかん、暑くなってきました
帰ろう





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サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_08442512.jpg



日曜日の朝

やっぱり日曜日ですね

おひさまっこ保育園にも だれも来ません





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サン System Zoom 85-210mm F4.8 の 話し_b0069128_16173867.jpg

生きてます

おっと、こいつをアップするのを忘れておりました

地獄の暑さのなかで ぐったりとへこたれているように見えます

でも 元気でキャベツとドッグフーズのご飯は バリバリ食べます ♬





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 ■ 2020年8月11日~16日 撮る
 ■ 1 & 2枚目 AF Micro Nikkor 60mm F2.8 on Nikon D700
 ■  3枚目 PC画像を Winshot で取り込み
 ■ 4~18枚目 Sun System Zoom 85-210mm F4.8 on Sony α7 II

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50年以上むかし 東京光学が設計したズームレンズ、それを製造したサン光機やペトリ
どちらも倒産してしまい 東京光学は写真産業から撤退し いまはその形見のレンズが残るばかりです

サン システムズーム 85-210mm F4.8 は そんな経緯があるレンズの子孫なのです
そんな事を考えながら 重いレンズを抱えて写真を撮っています

東京光学、サン光機、ペトリ に 幸あれ







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by nakajimaakira1948 | 2020-08-16 10:13 | 85-210mm SUN System | Trackback | Comments(4)
2020年8月11日(火曜日)

2006年(もう14年むかしになるのですねぇ)の ある日のことでした

ペンタックスの 手ブレ防止機構が内蔵された K100Dを手に入れて
タムロンのミラーレンズ 500mmF8を手ブレ防止機構で使いたくて
M42用のアダプトールマウントを探していました

東京出張の帰りに覗いた八百富大阪駅で M42アダプトール2マウントが付いたレンズを見つけました
レンズはズームレンズが付いていましたが 狙い目はM42のアダプトール2交換マウントでした

今でこそ ヤフーオークションなどで M42のアダプトール付きのレンズも簡単に手に入りますが
当時は、ペンタックスがデジタル一眼レフを発売して M42のマウントアダプターが一気に品薄になっていたのです

手に入れた M42アダプトール2マウントで タムロン500mmを楽しみましたが
もともとのズームレンズに眼を向けたのは 3年ほどまえに 前玉に白い汚点が付いてたのを
オキシドールで拭き取ったときが初めてでした
ズームレンズの名称は Tamron Zoom Macro 85-210mm F4.5 と言います

その汚点を拭き取ったいきさつは 「カメラとレンズのお手入れ」に詳しいです




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Tamron Zoom Macro 85-210mm F4.5 で_b0069128_18270796.jpg

TAMRON Zoom Macro 85-210mm F4.5 on Praktica IV

タムロン ズームマクロ 85-210mm F4.5 を M42マウントの大先輩の プラクティカ IV に付けたところです

オキシドールで汚点を拭き取ったズームマクロ 85-210mm F4.5は とても綺麗なレンズでしょ

■ 2020年8月11日 ■ AF Micro Nikkor 60mm F2.8D on Nikon D700





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Tamron Zoom Macro 85-210mm F4.5 で_b0069128_18271369.jpg



TAMRON Zoom Macro 85-210mm F4.5

このズームレンズは 1976年から78年に発売されました

デコボコの無い寸胴(ずんどう)の体型に
上からフォーカスリング、ズームリング、絞りリング です
砂目のゴムグリップが なんとも眼を引きますねぇ

ズームリングの広角側の85mmの左側に マクロへの切り替えボタンがあります
それを押しながら左へ回転すると ズームリングがフォーカスリングに早変わり
これには 慣れないとちょっとビックリします


仕様

概要:     1976-78年 タムロン製 望遠ズーム
正式名称:   Tamron Zoom Macro 85-210mm F4.5 (QZ-210M)
焦点距離:   85~210mm
明るさ:    F4.5~F22
レンズ構成:  9群12枚
最短撮影距離: 250cm(マクロ時 前玉から15cm)
絞り羽根:   6枚
コーティング: BBAR(マルチコーティング)
フィルター径: φ55mm
その他:    組み込みフード内蔵、A/M 切り替えレバー付き
重量:     実測 653g
発売当時価格: 44,500円


それでは この寸胴ズームレンズを ソニー α7 II に付けた 絞り開放写真に行ってみましょう

■ 2020年8月11日 ■ AF Micro Nikkor 60mm F2.8D on Nikon D700





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Tamron Zoom Macro 85-210mm F4.5 で_b0069128_18271747.jpg

歪曲収差テスト 85mm

ズームレンズのワイド端の描写にしては珍しく タル型の歪曲収差が認められませんね





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Tamron Zoom Macro 85-210mm F4.5 で_b0069128_18272387.jpg

歪曲収差テスト 210mm

右側周辺に わずか糸巻き型の歪曲収差が認められますね





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Tamron Zoom Macro 85-210mm F4.5 で_b0069128_18272931.jpg

最短撮影距離 210mm

まあ 良い写りでしょ
ボケも綺麗です





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Tamron Zoom Macro 85-210mm F4.5 で_b0069128_18273423.jpg

マクロ撮影 210mm

これだけ大きく写れば まあ合格でしょうね





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Tamron Zoom Macro 85-210mm F4.5 で_b0069128_18273875.jpg

ミミちゃん

こいつが白眼を見せていないときは 良い写りかどうか判断が難しいですが
シャープには写っておりませんね





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Tamron Zoom Macro 85-210mm F4.5 で_b0069128_18274349.jpg

おぉ~、ミールや

85mmのマクロ撮影です

シャープネスが足りませんね
ロシアンレンズの King2 で ミールが紹介されていました





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Tamron Zoom Macro 85-210mm F4.5 で_b0069128_18274741.jpg

遠景 135mm

う~む、これも少し眠いような写りです

が、1976年当時のレンズ専業メーカーのズームレンズの描写ということを考えれば
良い写りと思います

ニッコール Q Auto 200mm F4 と比べてはいけませんよ





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Tamron Zoom Macro 85-210mm F4.5 で_b0069128_18275647.jpg

青いお家

朝の散歩です

こんな中距離では もうちょっとシャープに写ってほしいぞ





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Tamron Zoom Macro 85-210mm F4.5 で_b0069128_18280035.jpg




草色の自転車

むかしの標準レンズで撮ったような 柔らかい描写です

なかなかよろしい





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Tamron Zoom Macro 85-210mm F4.5 で_b0069128_18280425.jpg

近所

ファインダー像拡大機能を使わずに ピ-キングだけで撮りました
ピ-キングは 被写界深度内に入ったときに その部分の輪郭の色を変える機能です

どこにピントが合っているのか 良くわかりませんねぇ





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Tamron Zoom Macro 85-210mm F4.5 で_b0069128_18280865.jpg



ランタン

このごろ 良く撮っているランタンです

シャープに写っていると思いますが いかがでしょうか





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Tamron Zoom Macro 85-210mm F4.5 で_b0069128_18281202.jpg

SAZGAR

パキスタン製オートリキシャの SAZGARです

柔らかく写っています





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Tamron Zoom Macro 85-210mm F4.5 で_b0069128_18282009.jpg

FIT

女房のフィットです

爬虫類系の顔をしているので 嫌いです
写りは 柔らかくて好きです





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Tamron Zoom Macro 85-210mm F4.5 で_b0069128_18282438.jpg

おひさまっこ保育園

長い梅雨が終わったら 滅茶苦茶に暑いですね

85mmで撮っています
なかなか良い写りです



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 ■ 2020年8月8日~11日 撮る
 ■ Tamron Zoom Macro 85-210mm F4.5 on SONY α7 II
 ■ 絞り優先AE、すべて絞り開放 F4.5

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ほんわか柔らかい写りをすると思えば たまにシャープにも撮れる
Tamron Zoom Macro 85-210mm F4.5 は そんな愛すべきレンズですねぇ








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by nakajimaakira1948 | 2020-08-11 21:05 | 85-210mm MF Tamron | Trackback | Comments(4)
2020年8月7日(金曜日)

ロッコールの標準レンズは 55mm F1.8 と 58mm F1.4 が長いあいだ造られました

MCロッコール PF 50mmF1.7 が 造られたのは、MDロッコールになる直前の1974年のことでした

ちなみに
Auto ロッコールは 完全自動絞り
MC ロッコールは 露出計と連動する絞りのことで メーターカプルド(Meter Coupled)の略号で
MD ロッコールは 絞り優先オート と シャッター速度優先オートが ダブルで使える(Double)の略号でした

きのう、滅茶苦茶暑かったけれど 阪急バスで3駅離れた散髪屋さんまで歩いて行きました
お供は MCロッコール PF 50mm F1.7 を付けた α7 II です




1
MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11063033.jpg

MC Rokkor-PF 50mm F1.7 on minolta XEb

1976年の minolta XEb に付けられた MC ロッコール 50mm F1.7 です

この MC ロッコール 50mm F1.7 は 1974年の 兄貴分の minolta XE に付けられて世に出ました


仕様を書きます

概要:     1974年 minolta 初の 50mmF1.7
焦点距離:   50mm
明るさ:    F1.7~F16
レンズ構成:  5群6枚(ガウス対象型)
最短撮影距離: 50cm
絞り羽根:   6枚
コーティング: マルチコーティング
フィルター径: φ55mm
重量:     実測 235g


残念なことに、この MC ロッコール PF 50mm F1.7 の フォーカスリングはゴム巻きになりました
長いあいだ 総金属製だった MCロッコールに比べて 見てくれや手触りはだいぶ劣って来ておりますねぇ


それでは MCロッコール50mm F1.7 を ソニー α7 II に付けた 絞り開放写真に行ってみましょう

■ 2020年8月7日 ■ AF Micro Nikkor 60mm F2.8 on Nikon D700





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11063433.jpg

ミミちゃん の 眼

ミミちゃんの眼が シャープに撮れています

画面の中心に ミミちゃんのの左眼を置いて 構図は無視してそのまま撮っています
コサイン誤差はゼロです

うれしい~
MC ロッコール PF 50mm F1.7 で いっぱい撮りましたので 最後まで見てね





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11063932.jpg

4台

ミノルタの 古いカメラやレンズ 大好きです

左側の2台は ミノルタ製とちがうけんど





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11064217.jpg

歪曲収差テスト

画像は傾いていますが 歪曲収差は全くありません





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11064775.jpg

V6

暑くなって ペトリ V6 の調子が良くなりました

寒いと、低速シャッターを切ったあと ミラーが戻らなくなるけど
暑いと、グリスが溶けるのか 全速度でミラーがリターンします ♬





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11065134.jpg



暑いのに

置物ミミちゃん 「めちゃくちゃ暑いのに、おとぉちゃん どこ行きまんねん?」
わたし     「散髪行きまんねん、写真もいっぱい撮ってくるからね」





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11065497.jpg

水飲み小僧

ひさしぶりの 水飲み小僧です

カラカラに乾いた飲み口に しがみついています





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11065939.jpg

旭ヶ丘荘

わたしが豊中に引っ越してきた57年むかしからあった 旭ヶ丘荘

変わったといえば 郵便受けぐらいです





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11070300.jpg



倒れる~

自動販売機は 暑さで倒れそうですが
弟の火星人は、暑さに負けず ヨダレ掛けをして頑張っていました





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11070605.jpg

橋があるお家

入口までに 天竺川を渡る橋があるお家です
ええなぁ~





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11071082.jpg

大谷選手

エンジェルスの大谷選手
また ひじの具合が悪いの?





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11071331.jpg

三叉路

三叉路を曲がると すこし坂があります

進入禁止だから 行き止まりでしょうか





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11071705.jpg

蔵(くら)

こんな 昔風の倉(くら)は 蔵と書きます

本当か?
良く知りませんが





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11072054.jpg

ダクト

ギョーザの「大阪王将」の排気ダクトです

隣のガレージから撮っています
手前の緑が 程よくボケています





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11072347.jpg

塗りたて

散髪が終わって 男前があがりました

散髪屋さんの前の むかし文化住宅だった建物が ペンキ塗りたてでした
鮮やかな色ですねぇ





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11073182.jpg

CC110

旧環状線を一歩入ると 景色が一変します

黄色の ホンダ カブ号 が停まっていました、110cc の カブ号ですねぇ





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11073559.jpg

金属マンション

金属製のマンションです

わたしは 金属フェチです
金属が好きで プラスティックは嫌いなのです
カメラやレンズでも同じです





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11074233.jpg



ドラム缶

一気に山道になります

いつも撮らずにいられない ドラム缶です
ええ感じのところでしょ





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11074924.jpg



犬ふん禁止

犬ふん放置禁止!
愛犬がウ〇チしたら ちゃんと拾って持ち帰りましょう





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11075388.jpg



白ライオン

旧環状線沿いの 草だらけの小公園です

白い優しそうなライオンが 草にうずもって 暑さをこらえています





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11075690.jpg

アルファベット

アルファベットばかりで 外国に来たような感じ

以前は パン屋さんだったのに、フィットネスクラブになっていました





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11081111.jpg



Region Toyonaka

ふ~ん、ここは「豊中地方」ちゅう名前のマンションだったのかぁ





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11081561.jpg

箱入りワンコ

少年が、二輪車で ワンコを運んでいます

あんた 箱入り娘かぁ





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11082148.jpg

安いっ

もうすぐお昼です

安いし ここ(たこやきキャコタ)で 食べて帰ろうかと思いました
だけど お店は閉まっておりました





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11085504.jpg



おかぁさん と いっしょ

ビニールを被ったアヒルの子供が おかぁさんに甘えています

ここ 日陰でええねぇ





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MC ロッコール 50mmF1.7 で 散髪に_b0069128_11090749.jpg

手造りの味

家の近所まで戻ってきました

やっぱり 手造りの料理がええですねぇ
昼から 一杯やろうかなぁ




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 ■ 2020年8月3日~7日 撮る
 ■ MC Rokkor-PF 50mm F1.7 on Sony α7 II
 ■ 絞り優先オート、すべて絞り開放 F1.7

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わたしが持っているロッコールレンズの中で
この MC ロッコール PF 50mmF1.7は 最も新しいレンズです
と言っても、もう46年まえのレンズですが

写りは素晴らしく、現代のレンズと何も変わりませんでしょ









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by nakajimaakira1948 | 2020-08-07 14:44 | 50mmF1.7 MC Rokkor | Trackback | Comments(2)
2020年8月

単焦点の200mmレンズは 楽しいです
わたしの200mmレンズは いつの間にか増殖してしまいました


製造年度    レンズ名称           構成    重量

1960年  コムラー 200mm F4.5       3群4枚   450g
1961年  ニッコール Q Auto 200mm F4    4群4枚   580g
1963年  タムロン 200mm F5.9       2群3枚   280g
1964年  UV トプコール 200mm F4      5群6枚   508g
1965年  RE Auto トプコール 200mm F5.6  4群5枚   450g 
1966年  キヤノン FL 200mm F4.5       4群5枚   555g 
1967年  MC テレロッコール 200mm F3.5   4群6枚   775g
1968年  ヘキサノン 200mm F3.5       4群5枚   880g
1972年  SMC タクマー 200mm F4       5群5枚   550g
1973年  ニッコール Q.C Auto 200mm F4   4群4枚   625g
1977年  Ai ニッコール 200mm F4      5群5枚   530g


一番新しいもので43年まえのレンズですが、一本一本に思い入れがあります

コムラー 200mm F4.5
あんた、日本で初めて造られた 35mm一眼レフ用の200mm交換レンズだったのねぇ

ニッコール Q Auto 200mm F4
さすがニッコール、解像力・歪みの無さ・色合い 最高です

タムロン 200mmF5.9
わたしが高校生のとき 初めて買った交換レンズ、2群3枚というけれど
最後尾のエレメントはホコリよけの平面ガラスで 実質は1群2枚構成です
簡単な構成で 重量も 280g しかないけれど 本当に良く写ります

UV トプコール 200mm F4
このレンズは レンズシャッター一眼レフ用の200mmだけど
前玉は非常に大きくてとても立派です、そのかわり最短撮影距離は 6m
なんじゃこれは

RE Auto トプコール 200mm F5.6
白く輝くアルミ合金製の鏡胴は ほれぼれする程素晴らしくゴージャスです
しかし開放F値は F5.6、なんでやねん

キヤノン FL 200mm F4.5
小型のスレンダー体型だけれど 絞りは A/M 切り替えレバー付きです
キヤノンは、マウントを R → FL→ FD → New FD と 変えまくったけれど
このレンズは 絞り込み測光で どんなキヤノンのマウントでも使えますよ

MC テレロッコール 200mm F3.5
国内では 高価であまり売れなくて 殆どが輸出された明るいロッコール200mmF3.5
写りの良さと仕上げの良さが素晴らしい、775gは重すぎるけど

ヘキサノン 200mm F3.5
ARの表示は無いけれど れっきとしたヘキサノンARマウントの 200mmF3.5
描写性能はピカイチ、その重量も 880g とピカイチの 豪華で明るく重いレンズです

SMC タクマー 200mm F4
スーパー マルチコーテッドの名称も誇らしい 美しいコーティングの 200mm F4
それ以外 特に言うことは無いけれど 何を撮っても綺麗に写る優等生の200mm

ニッコール Q.C Auto 200mm F4  
マルチコーティングされて Q.C型になり 最短撮影距離も2mと短縮
まさに 世界一 の 200mm レンズ

Ai ニッコール 200mm F4
このレンズは 大阪駅の八百富で新品を買いました
高かったのに、解像力は ニッコール Q.C Auto 200mm F4 のほうが良いのは何故ですか 
 


少し難しい話をしますと
焦点距離が200mm程度より短いレンズでは 軸上色収差が目立たないけれど
焦点距離が200mm程度を超えたあたりから 軸上色収差が目立ってきて
ED、SD や APOレンズと呼ばれる異常低分散ガラスを使わないと良い画像が撮れないということなのです

プリズムを通した太陽光を紙に当てて観察すると 赤い光線と青い光線が別れて見える、あの現象です
そのほかに、レンズに斜めに入って来た光線による倍率色収差というのもありますが 難しいのでやめます

わたしの200mmレンズは、一番新しいもので47年昔の ニッコールQ.C Auto ですが
異常低分散ガラスが非常に高価な時代だったので レンズは普通のレンズしか使われていません
それでも 軸上色収差は目立たない程度の良いレンズが多いですが
拡大してよく見ると 少し軸上色収差が認められるレンズもありました


さて 今日はどの200mmにしようかなぁ
1966年の キヤノン FL 200mm F4.5 を使ってみましょう




1
単焦点200mmレンズの楽しみ キヤノン FL 200mm F4.5 で_b0069128_08171175.jpg

Canon FL 200mm F4.5 on Canon FL

キヤノン FL 200mm F4.5 を、1973年の電子シャッターの TTL一眼レフ キヤノン EF に付けています
良く似合っていると思います


仕様を書いてみます

概要:     キヤノン製の 一眼レフ用200mm望遠交換レンズ
発売時期:   1966年
焦点距離:   200mm
明るさ:    F4.5~F22
レンズ構成:  4群5枚
フィルター径: φ46mm
最短撮影距離: 2.5m
絞り羽根:   8枚
コーティング: アンバー系(だいだい色)主体、シアン系(薄白い青)の 単層膜コーティング
フード:    組み込み
その他:    A/M 切り替えレバー付き
重量:     555g
発売時価格:  19,900円


この写真は、前回の Auto Yashinon 50mm F2 で撮っています

それでは、キヤノン FL 200mm F4.5 を ソニー α7 II に付けた 絞り開放写真に行ってみましょう

■ 2020年7月30日 ■ Auto Yashinon 50mm F2 on Sony α7 II





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単焦点200mmレンズの楽しみ キヤノン FL 200mm F4.5 で_b0069128_08171520.jpg

歪曲収差テスト

歪曲収差は全く認められません





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単焦点200mmレンズの楽しみ キヤノン FL 200mm F4.5 で_b0069128_08171916.jpg

おひさまっこ保育園

シャープに写っていますが、拡大してご覧になると
建物と白い空の境界に ほんの少し軸上色収差が認められます、判るでしょうか





4
単焦点200mmレンズの楽しみ キヤノン FL 200mm F4.5 で_b0069128_08172245.jpg

夜景

フィルム写真時代には 綺麗に撮れなかった夜景です

ISOは自動でアップして ISO 12,800
それでも シャッタースピードは 1/5 秒
しかし手ブレ補正機能が効いて ブレは判りませんねぇ

良い時代になったものです





5
単焦点200mmレンズの楽しみ キヤノン FL 200mm F4.5 で_b0069128_08173728.jpg

テーブルの下で

テーブルの下でヘコタレていたミミちゃん
撮ろうとすると、気配を感じたのか どんぐり眼をパチリと

200mmぐらいになりますと ファインダー像は十分大きくて
ファインダー像拡大機能を使わずに ピーキングだけで撮れます
ジャスピンとはいきませんが





6
単焦点200mmレンズの楽しみ キヤノン FL 200mm F4.5 で_b0069128_08174150.jpg

置物ミミちゃん

置物ミミちゃん 「どこ行きまんねん?」
わたし     「ちょっと 朝の散歩に行ってくるよ」





7
単焦点200mmレンズの楽しみ キヤノン FL 200mm F4.5 で_b0069128_08174520.jpg



いもうと

いつもの「さかなとり」の いもうとです

う~む、ピント合わせが難しいです





8
単焦点200mmレンズの楽しみ キヤノン FL 200mm F4.5 で_b0069128_08175006.jpg



登校

おんなの子ふたりが 陸橋を上って行きます

ピーキングで





9
単焦点200mmレンズの楽しみ キヤノン FL 200mm F4.5 で_b0069128_08180263.jpg

なかよし

まんなかの子は 一年生かなぁ
おねぃちゃんとお友達に お手々をつないでもらって





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単焦点200mmレンズの楽しみ キヤノン FL 200mm F4.5 で_b0069128_08181531.jpg

線が細い

ボイラー室でしょうか

金網の針金の細かいところまで解像しています

キヤノン FL200mmF4.5 よ、あんた解像力すごいねぇ





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単焦点200mmレンズの楽しみ キヤノン FL 200mm F4.5 で_b0069128_08181903.jpg

ランタン

赤錆のランタンです
本当に良い色に錆びていますでしょ





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単焦点200mmレンズの楽しみ キヤノン FL 200mm F4.5 で_b0069128_08182800.jpg

湯沸かし

湯沸かしポットを撮ってみました

きっと色収差が出ると思ったのですが 拡大して見ても出ていませんねぇ



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 ■ 2020年7月30 & 31日 撮る
 ■ 2 ~ 12枚目 Canon FL 200mm F4.5 on Sony α7 II
 ■ 絞り優先AE、すべて絞り開放 F4.5

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いまでは、ズームレンズの焦点距離のなかに含まれているからでしょうか
単焦点の200mmレンズは、全く人気が無く メーカーも造ろうとしませんね

この キヤノン FL 200mm F4.5 も キヤノン FTb の「おまけ」に付いてきたレンズでした
でも使ってみると、現代のレンズに全く引けを取らない写りと感じるのですがどうだったでしょうか

単焦点の200mm、楽しいですよ









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by nakajimaakira1948 | 2020-08-02 10:12 | 200mmF4.5 Canon FL | Trackback | Comments(2)

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