2019年8月27日(火曜日)

わたしの写真撮影技術は すべて銀塩フィルムカメラの時代に 身体に染み付いたものであり
デジタル写真の時代になってから覚えた技術は 殆どありません。

そんな中で デジタル時代になってから理解した現象と その解消法についてお話しましょう。
それは「スポットフレアー」という現象です。


2014年の11月に シュタインハイル社のカッサール 105mmF4.5 というベローレンズを持ち出し
綺麗に撮ろうと F8まで1段半絞って撮ったとき それは起こりました。
画面中央部に ベールを被ったようなフレアーが発生したのです。

この現象は カッサール105mmF4.5 を 参照願います。





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Cassar 105mmF4.5 with Bellows Unit

1959年の シュタインハイル製 カッサール 105mm F4.5 と
リヒテンシュタイン公国製の ベローズユニットを α7 II に付けています

この カッサール 105mm F4.5 は、3群3枚の単純な構成ですが 非常にクリアーなレンズです

そのレンズが、前回に使ったとき F8で 画面中央にべ-ルのようなフレアーがかかったのです

■ 2019年8月26日 ■ AF Micro Nikkor 60mmF2.8D on Nikon D700





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想桜さんのコメント

わたしの画面中央にフレアーが出た写真を見て、想桜さんご自身も経験がある現象なので
わざわざレンズメーカーに 文章で問い合わせしてくださったのです

これが メーカーからの回答の要約です

1. CCD や CMOS は 鏡面のように光がレンズ側に反射し レンズ側に光るものがあれば反射を繰り返す
2. レンズ側の光るものとしては レンズそのもの、鏡胴内面や 絞り羽根などがあげられる
3. 対処法としては、絞らないことなどが挙げられるが 良くわからないこともある


想桜さん ありがとうございました

■ 2014年11月10日の 想桜さんのコメントを Winshot で 取り込みました





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マウントの爪

カッサール 105mm F4.5 を 蛇腹に付けた状態で
マウント側から なにか光るものがないか覗いてみました

わたしの カッサール 105mm F4.5 は、エキザクタマウントで バヨネットの爪がありますが
その爪の部分はステンレス製で ギラギラ輝いています

蛇腹側のメスマウントは 黒く塗ってあるのですが
レンズを嵌めると レンズ側のステンレス部分が 蛇腹側の黒い爪の間から交互に見えます

おお~、ここにCMOSで反射した光が当たり また反射してCMOSに戻ることを繰り返していたのです


写真のように、カッサール 105mm F4.5のマウント部分を
マジックインキで黒く塗りました

■ 2019年8月25日 ■ C.Z.Jena Flektogon 35mmF2.8 on Sony α7 II





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2014年11月3日の写真

これが 2014年11月3日に撮った写真です

綺麗に撮ろうと思って F8まで絞っています
画面中央に ベール状のフレアーが発生しています

■ 2014年11月3日 ■ Cassar 105mm F4.5 with Bellows on SONY α7 





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同じ景色を

カッサール 105mm F4.5のマウント部分を黒く塗ってからの 同じ景色です

絞りも 同じように F8 まで絞っています
スポットフレアーがなくなりましたぁ ♬





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歪曲収差テスト

カッサール 105mm F4.5 は トリプレット型ですが
歪曲収差は まったくありません





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ミミちゃんの眼

もともと 何故か接写では スポットフレアーは出ません
シャープでしょ





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コニカ FM

このカメラ、コニカがオートレックスから ARマウントになる直前の
1964年製の コニカFマウントの最後のカメラです

それがどうした?
いえっ、AR の文字が無くて 代わりの KONISHIROKUの文字が懐かしいです





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ダイアナ 嬢

ダイアナ ガーネット嬢と 出会いました

うそでした
NHKの囲碁講座で紹介されていたのです





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ビー玉

ビー玉を 撮りました
まだまだ蛇腹には余裕があるのに ピントを外してしまいました

本当に 近距離では全くスポットフレアーなど感じませんね





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夜景

カッサール 105mmF4.5は、シアン系(青色)の 単純な単層膜コーティングなのに
夜景も綺麗に撮れます

画面が傾いているのは
マウントアダプターが 中国製の安物で ベローズユニットが傾いて取り付くからです





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F8 まで絞って

F8 まで絞って撮りました
シャープでしょ





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F8 ミミちゃん

F8 まで絞ったままで ミミちゃんを撮ると
なんと スポットフレアーらしきものが 出ています

F8で 景色を撮ったら スポットフレアー反転出ていなかったのにぃ

やっぱり このカッサール105mmF4.5、絞りは開放で撮るが良さそうですね





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懐かしい コムギ

この写真、コムギが元気だった 2007年7月15日に カッサール105mmF4.5 で撮りました
いまの ミミちゃんと同じぐらいの歳のときです

■ オリンパス E-330、カッサール105mmF4.5、絞りF4.5開放、ベローズ最長、内蔵ストロボON



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 ■ 2019年8月25 & 26日 撮る
 ■ 5~13枚目 Cassar 105mmF4.5 with Bellows on Sony α7 II
 ■ 絞り優先AE、絞りF8 と 開放F4.5

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カッサール 105mmF4.5、マウントの爪によるスポットフレアーはなくなりましたが
撮影距離によりますが、絞り羽根での反射か あるいはレンズそのものによる反射かは
ときどき起こっているようです

でも 遠景からマクロ撮影まで シャープに撮れる 万能レンズですので
できるだけ絞らないで使って行こうと思っています









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# by nakajimaakira1948 | 2019-08-27 10:56 | 105mmF4.5 Cassar | Trackback | Comments(2)

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