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エディクサ Mat Reflex D-L

2013年11月23日(土曜日)

ひさしぶりに 風邪を引いてしまいました。

会社勤めをしていたころ よく風邪を引いて会社に行ってまわりの人に嫌がられたものです。
そのころは 一番最初に風邪を引いて一番最後になんとか治るという 風邪おやじみたいだったのですが
どういう訳か 勤めをやめてからは めったに風邪を引かなくなりました。

とにかく暖かくしてということで 布団の上に毛布を掛けて寝ております。


そんなとき 黒猫ヤマトでドイツからエディクサが届きました。

エディクサって何や?

ほとんどのかたがご存知ないカメラじゃないかと思います。
Wirgin(ヴィルギンかヴィルジンと読みます)は 1950~1970年頃にかけて西ドイツで
エディクサ(Edixa)という フォーカルプレーンの一眼レフを造っていた会社で 1971年には会社をたたんでいます。

西ドイツでは この時代にフォーカルプレーンの一眼レフを造っていた会社は とても限られていました。
わたしの知っているところでは コンタレックスとライカフレックスぐらいで あとはレンズシャッター一眼レフが多かったです。

今週は 風邪の身体で そんな知られざるカメラのエディクサを紹介します。





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Edixa-Mat Reflex D-L

いひひ、かっこええカメラでしょう

1963年に造られた エディクサマット リフレックス モデルD-Lです
エディクサは日本にはあまり輸入されなかったのか 中古カメラ屋さんでは殆んど見かけないですね

普通の学生が2年で修了するドイツ語を 3年かかって修了したわたしは
eBayのドイツ出品を見るのは避けていたのですが、eBayの日本語「セカイモン」の M42カメラにエディクサが安く出ていたので
試しにポチッってみたら 運良く落札できたのです

エディクサ用レンズ付きのエデイクサカメラは けっこう高いです
エディクサは プラクティカマウントですので 手持ちの多くのM42レンズが使えますので ボディ単体を狙って落札しました
写真のレンズは 手持ちの1952年のカールツァイス・イエナ製テッサー50mmF2.8です

簡単にエディクサマット リフレックス モデルD-Lの仕様を紹介します

■ 1963年西独ヴィルジン製35mm布膜フォーカルプレーン一眼レフ
■ シャッター速度 同軸2段 B、1~1/1000秒
■ ボディ前面水平押しシャッターボタン (ストッパー付き)
■ クイックリターン式ミラー
■ セルフタイマー有り (ペンタックスSVと同じく 巻き戻しノブの下部を回転する)
■ ファインダー交換可能 (ウェイストレベル & ペンタプリズム)
■ フィルムカウンター 手動復元
■ シンクロ接点 M & X
■ 三脚穴は大ネジで現代の三脚のネジは合わない





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ウェイストレヴェルファインダー

カメラには ウェイストレヴェルファインダーが付いていました

eBayには ペンタプリズム付きのエディクサもありましたが、ボディに凹みがあるとか問題のあるものでした
わたしはウェイストレヴェルファインダーも けっこう好きなんですよ

三脚穴が大きいので、手持ちの三脚に付けられず 写真では本棚とカーテンが映っています
ニコンFのウェイストレヴェルファインダーと同じで 虫メガネが付いているだけの簡単なファインダーです

ファインダーの右横は 高速シャッター速度ダイアルで不等間隔です
高速シャッターダイアルを1/30秒に合わせると 下段の低速シャッターダイアルが生きます
シャッター速度1/30秒で切替えというのは ライカのIIIf と同じですね

右上側に見えているのが 水平押しのシャッターボタンで とても軽くスムーズにシャッターが切れます
ファインダーの左側がセルフタイマーへの切替レバーで 赤いS側に倒して巻き戻しノブ下側の円盤を回してセルフの秒数を調節できます





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エディクサマット 前面

エディクサマット D-L の前面です
ウェイストレヴェルファインダーを閉じると なかなか可愛い表情になります

でもこうして見ますと 同時代の日本製35mm一眼レフに比べて仕様はだいぶ遅れています
1963年といえば 日本では東京光学からTTL露出計内蔵のトプコンREスーパーが発売された年です

エディクサが「頑丈さだけは負けないぞ」 と言っているようです





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虫メガネとシャッターダイアル

ウェイストレヴェルファインダーの 角型の虫メガネを跳ね上げたところです

エキザクタヴァレックスのウェイストレヴェルファインダーよりは ファインダーはくっきりしています
虫めがねが もう少し大きければ もっと見やすいのですが ・・・

シャッター速度ダイアルの目盛りの不等間隔が目立ちますねぇ





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シャッターボタンとフィルムカウンター

シャッターボタンは ボディ全面水平押しや斜め押しタイプのなかでは 最も軽くスムーズに切れます
比較したのは トプコンREスーパー、トプコンユニ、ミランダ各種、ペトリFlex-7、ヘキサコンを含むプラクティカの各機種です


シャッターボタンの向かって左側にあるスイッチは シャッターボタンのロックです

画面左上は 手動セッティングが必要なフィルムカウンターです





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巻き上げレバー

1作動180度巻き上げ式の巻き上げレバーです
レチナIIaと良く似た カッチリと巻き上げる感触の 重厚なデザインの巻き上げレバーです

せっかくラチェットギアーを使って 完全に巻き上げないとレバーが戻らないようにしているのに
小刻み巻上げが出来ないとは ・・・





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ファインダー取り外し

ファインダーは ボディのファインダー後部にある二つの丸レバーを外側に開くと
ファインダーが持ち上がって外れます

写真はウェイストレヴェルファインダーを取り外したところで コンデンサーレンズが見えています





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左開き裏蓋

裏蓋はボデイ裏側に向かって左側に開きます

このカメラはあまり使われてなかったのか シャッター布膜やフィルムガイドレールなど
めちゃくちゃ綺麗です





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自動絞りについて

エディクサマット レフレックスD-Lは 自動絞り機構を内蔵しています

その機構は、アサヒペンタックスと同様に ボディのマウント下部でレンズの絞りピンを押す板が往復するものですが
エディクサではその運動量が少なく、例えばペンタックスのタクマーレンズを付けた場合では ピンを押し切れないことがあるのです
また逆にエディクサ用のM42レンズをプラクティカボディで使用すると ピンを押す板とレンズ後端部が干渉して
シャッターが切れないことがあるそうです

これが本当なら エディクサにはエディクサ用のM42レンズだけが使えるということになりますが
これは自動絞りに限っての制約なので 古い普通絞りやプリセットのレンズを使えば問題はありません

写真では ロシア製M42マウントで プリセット絞りの MCジュピター9 85mmF2を付けていますが
なんら問題なくシャッターは切れました


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 ■ 2013年11月22日
 ■ AF Micro Nikkor 60mmF2.8D on Nikon D700
 ■ 絞り優先AE、絞りF8
 ■ Speedlight ON

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おまけ
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開放コムギ

エディクサマットD-Lに MCジュピター85mmを付けて コムギを撮りました



うそピョ~ンでした
ニッコール85mmF1.8を付けて 絞り開放で撮ったら、適正シャッター速度は D700の限界の1/8000秒を越えてました
それで少し明るいのです

■ 2013年11月22日 
■ AF Nikkor 85mmF1.8S @ f1.8開放 on Nikon D700
■ シャッター速度 1/8000












by nakajimaakira1948 | 2013-11-23 06:30 | 60mmF2.8D AF Micro | Trackback | Comments(4)

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