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2007年5月20日(日)

オリンパスからE410が発売されて 前々から欲しかったE330が
急激に安くなってきました。

それで昨日とうとう E330のレンズキットをポチッと買ってしまいました。
今頃は マウスをポチッと押して買うのですね (^^)
今晩あたり届くかしら、わくわくドキドキ

それがなんで エキザクタ物語 - 2 (レンズ編)と関係あるのかと思われるでしょうね。
それが関係あるのです、長い長い話しになります。

一眼レフ黎明期のレンズマウントは エキザクタ・マウントかプラクティカ・マウントが殆どでした。
プラクティカ・マウントは Pマウントとか単にスクリュー・マウントとか呼ばれていましたが
旭光学のペンタックスが採用したことで一気に拡がり 一時はユニバーサルマウントと言われた時期もありました。
現在M42スクリューマウントとか呼ばれて 人気の高いレンズ群です。

以前の2005年10月7日の記事で紹介しましたが エキザクタは自社製のレンズは持たず
ツァイスやその他のレンズメーカーのレンズを付けていました。
昔のレンズメーカーはレンズを開発すると エキザクタマウントとM42マウントの2種類を造って販売しました。
でもエキザクタマウントを採用した35mm一眼レフは、わたしの知ってる限りでは本家の東独製エキザクタと
日本のトプコン(東京光学)の2社しかありません。

エキザクタマウントの良いところは M42レンズと全く同じ有名なレンズでも、
現代では使用できるカメラ自体が少ないので人気が無くなり 価格がずっと安いというところです。


21世紀の現在、エキザクタマウントのレンズが使えるカメラを羅列しますと

1) 東独イハゲー製のエキザクタカメラ、これは本家本元ですので 使えて当たり前ですね
2a) トプコン(東京光学)の一眼レフ、RE-Superなどはエキザクタマウントなので
   そのままエキザクタマウントのレンズが使えます
2b) マミヤ光機の一眼レフ、 MamiyaプリズマットCLP もエキザクタマウントを採用していました
   輸出が主体の機体であったため詳細を良く知りませんが 当然そのままエキザクタマウントのレンズが使えるはずです
3) キヤノンのFDマウントカメラ、Canon F-1、AE-1などにアダプターを付けて使えます
4) キヤノンのEFマウントカメラ、Canon EOS-1 や KISS-Digitalなどにアダプターを付けて使えます
5) ミノルタのSRマウントカメラ、 Minolta SR-1 や X700などにアダプターを付けて使えます
  ミノルタは長年 純正の エキザクタ→SRの マウントアダプターを造っておりましたね
6) ライカのLやMマウントカメラ、 Leica IIIf、M3や Canon-P、コシナBessaなどにアダプターを付けて使えます
   しかし距離計は連動しませんので レンズの距離目盛を利用して 目測でピント合わせをします
7) その他、アルパ、ミランダ、マミヤやコニカの一眼レフも 純正アダプターでエキザクタマウントが使えます
8) フォーサーズマウントのカメラ、オリンパスE300や松下L1などにアダプターを付けて使えます

このうちで現行の一眼レフで使えるのは 3)Canonの銀塩の各カメラ、4)CanonのEFマウントデジ一眼と
8)フォーサーズマウントの オリンパスと松下さんのデジタル一眼レフです。
ただし 4)CanonのEFマウント用のアダプターでは、東京光学製のREマウントは使えません。
全てのエキザクタマウントのレンズが使えるデジタル一眼レフは 8)のフォーサーズだけと言うことになります。


ひひひ、長い話しでしたが 前々からE300やE330などのフォーサーズが欲しかったのは
手持ちの数本の 古~いエキザクタマウントのレンズ達を使いたいためだったのです (^^)

今日は 手持ちの古~いエキザクタマウントのレンズの写真です。
古レンズに興味をお持ちでないかたは アホらしいでしょうが
我慢して見てやってつか~さい 



【追記】2014年11月14日
2013年11月にソニーより フルサイズのミラーレスカメラ α7シリーズが発売されました。
わたしも2014年3月末にα7を入手しました。
エキザクタ→SONY NEXのアダプターを使って エキザクタレンズをフルサイズで楽しんでおります。

【追記】2016年4月5日
2b)で マミヤプリズマットCLPが海外専用機と書いておりますが
そのあと1961年に マミヤプリズマットNPが エキザクタマウントのままで国内発売されています





1
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RE Auto TOPCOR 1:1.4 f=58mm

東京光学が 世界で始めてTTL測光の35mm一眼レフ TOPCON RE Superを発売したときの標準レンズです。
1963年発売ですので もう40年以上前のレンズです。
エキザクタマウントは マウント径が小さいので F1.4の明るさを得るには
他社に較べてより大きな前玉が必要なのでしょう、前玉がデカイです。
また高屈折率のガラスが高価だった時代ですので 標準レンズですが50mmではなく
58mmという焦点距離になっています。

↑ のレンズは、25年ぐらい昔 中古をニューヨークのWoodmereから個人輸入したもので
確か40ドルぐらいでした。
新品みたいに綺麗な個体でしたが、銀塩カラーでは 開放では少し寝ぼけた描写でした。





2
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Kilfitt Makro Kilar-D 1:2.8 4cm

レンズ単体で無限遠から等倍寸前の接写までこなす 開放F2.8のスゴイ奴です。
大きなサカズキのような外観は ただものではないという雰囲気を漂わせます。

リヒテンシュタイン公国という小国の キルフィット社が1960年に世に出したレンズで
わたしが知っている限り、M42、エキザクタ、アルパのマウントがあります。

なおキルフィット社が世界で始めての無限遠~等倍近くまでのマクロレンズを出したのは1955年で
Makro Kilar-E 1:3.5 4cm とMakro Kilar-D 1:3.5 4cm でした。
EとDの違いは シングルヘリコイドとダブルヘリコイドの違いで ダブルヘリコイドのほうが
1:1.1倍までの接写ができます。

安物レンズで写真を撮るのが趣味のわたしですが、このマクロキラーは けっこう高かったです
どうしても使ってみたくて 20年ぐらい前に四日市の辻カメラ商会から買いました。

青色の単層コーティングですが、銀塩カラーでも 少し絞るととてもシャープな描写でした。





3
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Nitto Tele Kominar 1:3.5 105mm

日東光学は1960年代に コミナーという安価なプリセット絞り式の交換レンズを造っていたメーカーです。
でも最初にコミナーの名声を広めたのは 暗室で使う引き伸ばしレンズだったんですよ。

↑ のコミナー 105mmF3.5は、TOPCONやEXAKTAの一眼レフを買った後に
中望遠レンズが欲しかったんですが RE TOPCORは みな高くて買えなかったときに
大阪駅の八百富カメラで見つけた 新品みたいに美しいのに安かったレンズです。
コーティングの反射数から 3群4枚のテッサー型の構成と思われます。

すぐにRE-Superに付けて試し撮り、新品みたいに美しい理由が すぐ判りました。
シャープじゃなかったんですよ (;。;) ← それで前の持ち主は 殆ど使わず レンズが美しい?
でもデジタルのE330なら またちがうかも知れません、楽しみで~す。(^^)

2007年5月26日 追記)
1967年の「カメラ綜合カタログ」で コミナー 105mmF3.5 を調べてみました。
種類:望遠、焦点距離:105mm、明るさ:F3.5、写角:23度、レンズ構成:4群5枚
絞り形式:プリセット、最小絞り:22、最短撮影距離:1.2m、フィルター径:46mm
全長:68mm、最大径:60mm、重量:250g、価格:10,500円(フード・皮ケース付き) でした。





4
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RE Auto TOPCOR 1:1.8 f=5.8cm

これは TOPCON RE Super を中古で買ったときに付いていた RE オート・トプコール58mmF1.8です。

わたしが使ったエキザクタマウントのレンズの中で 一番シャープでした。
それもそのはず、画像平均解像力190本/mmという 驚異の解像力を誇った 旧Topcor 58mm F1.8 を
完全自動絞りにして外装デザインを変えて RE Auto Topcor という名前にしただけですもん。

レンズの前玉にスリ傷が数本ついており 見てくれを気にする 「ええかっこしー」のわたしは
58mmF1.4を個人輸入(昔は海外の通信販売からの購入をこう呼びました)して RE Super に付けたのでした。

58mmF1.4をF2まで絞った描写よりも このレンズのF1.8開放のほうが断然シャープだった記憶があります。
E330で また試してみよう、ひひひ 楽しみです。





5
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Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F3.5

写真のカメラ エキザクタ・バレックス IIa に付いていたレンズ 東独イエナのテッサー50mmF3.5です。

これもWoodmereからの輸入です。 
いつの時代のテッサーなのか良く知りませんが
アルミ削り出し鏡胴の仕上げの良さから 1950~60年代のものと想像してます。

カメラのバレックスIIaは 1958年ころの製品ですが、
エキザクタを造ったイハゲー社は レンズは造りませんでしたので、
時代の異なるボディとレンズの組み合わせで売られている事も多いのです。

このレンズは、銀塩白黒ではシャープでしたが カラーでは渋い色でシャープさもイマイチでした。
でも デジタルでは違うかも知れんのですよ~ (^^)





6
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Carl Zeiss Jena Pancolar 50mm F1.8

上の写真のカメラ、1970年製のエキザクタ RTL1000に付いていたレンズ
東独カールツァイス・イエナ製 パンカラー 50mmF1.8 です。

ところでこのレンズは自動絞りになっており、他の古いエキザクタで使うと 絞り開放でしか使えません。
E330でも開放でしか使えないので、何とか後ろのピンを押し込んで固定する工夫が必要です。
接着剤で固定するのが簡単なようですが、接着剤が乾くときに出すガスで レンズが曇るという
うそみたいな話があります。

パンカラーの描写は、新しいだけあって 銀塩カラーでも自然な色でシャープな写りでした。


追記)2008年某月に発見
よく見たら絞りリングの後ろ側(ボディ側)に 絞りを開放にしたり絞ったりする爪がありました。
琢磨のようなAやMの記号もなく ぼんやり見ていると見落としてしまう小さな爪です。
これを絞りこみ側に固定して E330でめでたく Pancolar50mmF1.8が全絞りで使えました (^^:





7
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Steinheil Cassar 1:4.5 105mm

西独ミュンヘンのシュタインハイル社1952年製の 蛇腹専用レンズ カッサール105mmF4.5です。
見るからに超接写が出来そうなレンズなんですが 実際は この付属のベローズでは それほどの接写はできません。
そのかわり蛇腹と併用して 無限遠までの撮影が可能です。
別に自慢になることではなく、蛇腹に付けないと無限遠が出ないレンズなのです。

蛇腹専用レンズは、ピント合わせのヘリコイド機構を省略してあり、蛇腹の伸縮でピント合わせをするのです。

だから(ヘリコイドを省略している分) 一般に蛇腹専用レンズというのは 安いですね。
わたしは安いレンズが大好きなんです (^^)

このレンズをカメラに取り付けて、三脚を使わずに 蛇腹を伸縮しながら風景にピントを合わせていて
写真好きな人に 「蛇腹を使った接写では、三脚を使ったほうが良いですよ」と言われたことがあります (^^)

なかなかカッコいいレンズでしょ。
写りですか? ひひひ、銀塩ではイマイチで~す





おまけ-1
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minolta SR→Exakta アダプター

中学2年生の時に なんかで表彰されて、喜んだ親父が買ってくれた ミノルタSR-1の
使用説明書に載っていた エキザクタ→ミノルタSR のマウントアダプターです。
定価千円というのが 中学生にはとても高くて買えませんでした。

おっと、今も近代インターナショナルの エキザクタ→フォーサーズの マウントアダプターが
高いので どうしょうかと悩んでいます。
やはり性格というのは 変わりませんね~ (涙)
でもアダプターを買わんと 初期の目的のエキザクタマウントのレンズ達が使えまへん。 しくしく





おまけ-2
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右手が上

同じく、ミノルタSR-1の使用説明書に載っていた カメラの構え方です。

とても純真な少年だったわたしは、この使用説明書の構え方の写真を見て
カメラは縦位置の場合 右手を上にして撮らなければならんと何回も練習したのです。

それで今でも 縦位置で右手が下のかたを見かけますと 落ち着かないのです (^^)




エキザクタ物語 - 2 (レンズ編) おしまい


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   撮影データー
 ■ 2007年5月20日撮影
 ■ 1枚目~7枚目: Panasonic DMC FZ10
 ■ おまけ1 & 2 : Canon Powershot G7
 ■ 露出: プログラムオート
 ■ ISO: オート

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by nakajimaakira1948 | 2007-05-20 19:35 | Panasonic FZ10 | Trackback(1) | Comments(36)

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