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皮ジャン

2008年1月27日(日)

家を建替えることになり 親父おふくろが住んでいた家に一時避難しております。

わたしの家から数十メートル離れているだけなんですが こんなんも実家というんでしょうかね。
2年前に親父が死んで ときどき千葉から兄貴夫婦が法事に来るときに泊まるぐらいで空家でした。
それでも家具なんかは そのままですので、一時避難の家具とダブルで足の踏み場もありません。

引越し屋さんに大物の家具は運んでもらったんですが まだ前の家に小物がいろいろ残っており
休日にボチボチ運んだりしております。




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ぶた小屋の最期

前の家のわたしの秘密基地(女房はぶた小屋と呼びます)の最期です。
写真は、引越し屋さんが来るまでに カメラや大事にしていたものを 自力(リュックに詰めて徒歩で)で運び
そのあと本なんかをかたづけている時です。

嬉しいことに 倫さんに約束していた「悪魔くん」の本が出てきましたよ~ ♪




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こんなんです

一時避難の家の2階の むかし兄貴が住んでいた部屋なんですが、オーディオ・カメラ・本などを持ち込んだら
もう足の踏み場もありません (涙)




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カメラ一時避難

引越し屋さんに頼めないこんなヤツ等は リュックに詰めて アホみたいに徒歩で十数回往復したのでありました。

右側の引出しのカメラ達は皮ケースに入っていますので リュックにそのまま詰めて運べたのですが
左側の裸のカメラや殆どのレンズ達は 1台1台、1本1本タオルにくるんでから リュックで運んだのであります (;。;)

写真に写っているぶんは1/3~1/4ぐらいの量で、 寒空の下 それはそれはツラい荷役でありました (^^:




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Contarex

カメラやレンズの保管で 一番具合が悪いとされているのが 「皮ケースに入れてタンスに仕舞うこと」 です。

皮ケースは湿気を含みますし 新鮮な空気を遮断してカビが好きな温度を保ちます。
タンスは やはり皮ケースと同じような作用をする訳です。

新鮮な空気に当ててやると レンズにカビは発生しません。
わたしは20年以上、防湿庫なんぞ使わずに シリカゲルを入れたガラス棚でカメラやレンズを保管していますが
ただの一度もカビなんかにやられた事はありませぬ。

ただし、ときどき棚から出して レンズは絞りリングとピントリングをグリグリ回します。
ピントリングを回すことで 新鮮な空気がレンズに出入りするのと、ヘリコイドのグリスが固まるのを防ぎます。
絞りリングを回すことで やはり絞り羽根が潤滑剤でネバるのを防止します。

カメラは 順次高速から低速へシャッターを切って行き 低速までシャッターが切れることを確かめます。
特に機械式の古カメラは、時々低速シャッターを切ってやらないと ガバナーの調子が不安定になります。


長々書きましたが、カビに最適の状態で一時保管していますので 今日はこのコンタレックスを皮ジャンから出してやり
グリグリして その後 ↑の記念写真を撮ってやりました。
コンタレックス特有のジャッというシャッター音とともに セレン式の露出計も 45年選手とは思えないほど機嫌よく動いてくれました。




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Leica M3

コヤツも 皮ジャンとタンスの湿気で苦しんでおりました(と、思うだけですが)ので 厚着を脱がせてやりました。
「ふぅ~、生き返ったぜ」 と言って喜んでおりました。
いやっ、ドイツ語では カメラ(フォト・アパラート= 写真・機械)は*女性名詞なので
「脱がせて頂いて ダンケ・シェ~ン」 でしょうね (^^)

M3に付けているレンズは DR Summicron 50/2 で、いわゆる近接撮影ができるズミクロンです。


*2008年1月29日 追記)
Yokusiaさんからご指摘を頂き、独語辞書で調べたら カメラ(=Photoapparat)は男性名詞でした。(汗)
大昔しに 誰かに教えてもらったことをずっと信じていて 間違えてしまいました  m(_ _;)m

**2012年2月29日 再追記)
すみません、写真機(Photoapparat)では男性名詞でしたが Kamera(カメラ)で調べますと
女性名詞でした、大昔し教えてくださったかた すみませんでした。




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Rolleiflex 3.5A

独製カメラの皮ケースは どれも皮の裏は分厚いビロードです。
ローライフレックスも 「皮ジャン暑いわ、脱がせてちょーだい」 と迫ってきました。

わたし 「(^^) は~い」




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Rollei Lens Cap

誇り高い フランケ・ウント・ハイデッカー社の刻印の入ったレンズキャップです。

貴婦人Rolleiflex 3.5Aの青いおめめ Opton Tessar 75mmF3.5を けなげにしっかり守っています。




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お帰り~

入院していた Canon G7が戻ってきました。

わたし 「お帰り~」
G7嬢 「ただいま帰りました (^^)」
わたし 「暑いかい? 皮ジャン脱ぐ?」

なぜかCCDにゴミが付いて ヨドバシ梅田経由で入院しておりました。
検査の結果CCDを交換されて、画像番号まで1171になって(;。;) やっと戻って来たのでした。

久しぶりに実家に戻り、緑のおめめが 心なしか恥かしそうでした。




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早よ~開けんかい!

ちょっと安っぽい皮ケースの中から 「暑いわい、はよ~開けんかい!」と どなり声がします (^^)




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Exakta Varex IIa

誰かと思ったら 東独ドレスデンのサウスポーのおっさん エキザクタ・バレックスでした。
このおっさんを見ていますと なぜカメラが*女性名詞なのが理解できません (^^:

皮ケースの右側の、フラッシュ接点部の切り欠きなんか どう見ても小学生のワザで~す。
でも付いているレンズ、C.Z. イエナのテッサーは 世界の一級品でしたです。


*2008年1月29日 追記)
Yokusiaさんからご指摘を頂き、独語辞書で調べたら カメラ(=Photoapparat)は男性名詞でした。(汗)
そうすると この記事はなんにも面白くありませんね (;。;)

**2012年2月29日 再追記)
うえでも書きましたが Kamera(カメラ)で調べますと女性名詞でした。
やはり 「この記事は面白い」ことにしておいてください。




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Canon Populaire

キヤノン・ポピュレール です。
コヤツも 汗まみれになっていましたので 皮ジャンから出してやりました。
キヤノン純正のUVフィルターまでハメておりますので さぞかし暑かったのでしょう。

【ところで一言】
レンジファインダーのファンの多くのかたが コシナ・ベッサや コシナ製ツァイスを買われますが
わたしは このCanon P (もう中古品しかありませんが) をお勧めします。
ファインダーの「見え」はベッサにだいぶ負けますが カメラの造りはCanon P が圧倒します。
全金属製ボディの丁寧な仕上げ、太陽光直射でも焦げない超薄ステンレス製のシャッター幕など
格がちがうと言うか 持っていて嬉しくなるカメラですよ (^^)





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TOPCON RE Super

東京光学が、1963年に世界で始めて レンズを通して(TTL)測光する一眼レフを発売しました。
それがこのベッピンさん TOPCON RE Super です。

付いていた標準レンズ RE Topcor 58mmのF1.4やF1.8は ニコンFのニッコールを凌ぐと言われたものです。

すんません、皮ジャンの話しが だんだんクラシックカメラの話しになってきましたね m(_ _;)m
RE Super も 暑がっておりましたので 優しく皮ジャンを脱がせてあげました (^^)




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Exakta RTL1000

このエキザクタ RTL1000 もエキザクタの伝統を守って ファインダー交換可能な機体でしたが
コストダウンのためでしょうか、ペンタプリズムのカバーを始め 多くの部品にプラスティックを採用しており
Varexの時代に較べますと 品質はだんだん低下して行っております。

人工皮になってしまった皮ジャンは ひん曲がって ボディにフィットしておりませんね (涙)

でも、写真の Carl Zeiss Jena製の パンカラー50mmF1.8は 単層膜コーティングではありますが
銀塩カラーでも素晴らしい発色と シャープネスを見せました。




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Nikomat EL

分厚い鉄板入りの皮ジャンに身を包まれているのは 日本光学最初の絞り優先オート露出搭載の ニコマートELで~す。
1972年製ですので もう36歳になりますがこんなにピチピチしたベッピンです。

発売された当時は、いわゆるハイ・アマチュアと呼ばれる人々が 「露出オートみたいな素人向け機能は要らん」 と
えらそうに言ったんですよ。
でも一瞬のシャッターチャンスをものにしなければならん新聞社の報道カメラマンを皮切りに
プロがどんどんニコマートELを使ったので 頭の固いハイ・アマチュアも使い出したという話しが残っております。




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Pentax SP

「こんなに寒いのに 皮ジャン無しで寒くないかい?」
と、声をかけたくなる 楚々とした美しさのPentax SP です。

トプコンRE Superよりも早くからTTL測光の機能を備えた一眼レフとして フォトキナで試作機が発表されながら
SPの実機はRE Superより数年も遅れて発売され しかも名前のスポット測光ではなく平均測光だったという悲劇の女王であります。

しかし今も昔も世間は美女を放ってはおかず、その安価・軽量・コンパクトな美貌により
Pentax SPは 国内外で爆発的に売れ、東独プラクティカのマウントだった Pマウント(プラクティカ=M42)は
ペンタックスのPに由来するんだろうと誤解されるほど有名になったのです。


おっと、写真のSPに付けているレンズは kumaさんに頂いた おロシアン製ミール20mmF3.5で~す (^^)




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Nikon F

シャッターボタンが手前過ぎて押しにくいという以外 このカメラに文句はありません。
ほんとうにタフで 良く出来たカメラだと思います。

写真の皮ケースは F2のケースなんですが特に問題なくはまりますので
コヤツに着せております。
弟の服が気に入って 横取りして喜んでいる兄のようにも見えます (^^)





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  撮影データー
■ 1枚目のみ2008年1月14日撮影、他は2008年1月26日撮影
■ 1~3枚目: K100D + SIGMA 17-70mm
■ 4枚目~16枚目: D70 + Micro 60mm
■ プログラムオート / プログラムシフト

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おまけ
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ベッドのコムギ

足の踏み場も無いので コムギが荷物のあいだに入り込むと 何処にいるのか判らなくなります。
それでベッドの上にあげております。

どうも様子が違うので 落ち着きがありません (^^)

■ 2008年1月19日撮影 ■ D70 + AF Nikkor 50mmF1.4  ■ F3.5 1/50秒











by nakajimaakira1948 | 2008-01-27 01:42 | 60mmF2.8D AF Micro | Trackback | Comments(57)

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